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【第4部〜西洋の神々編〜】
第9章 西洋の神々⑩
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皆、無言で暗い顔をしていた。西洋天界と東洋天界の実力差を、改めて思い知らされたのだ。
「クソッ。アイツに騙されて、封印さえされなければ思い知らせてやれたのに…」
魔王ビゼルは、口惜しそうに吐き捨てる様に言った。
「封印とは?」
「俺達は、実は本当の魔王などでは無い。魔界の最高戦力の殆どが封印されてしまっているのだ」
「聞いた事があります。ソロモンと言う魔術師の人間に、72人もの悪魔が封印されたと」
「ですが…」
「そうだ。陛下の前に魔界を統一していたのは、皇帝ルシファーだ。しかし、ソロモンに配下の大悪魔達が封印されたのと同時期に消息不明となったのだ。宰相のベルゼブブと共に…。ルシファーもベルゼブブもソロモンには封印されていない。何処に消えたのか?」
「ルシファーは、唯一神の次席とも呼べる神だった。その実力は唯一神に最も迫り、人気も名声も唯一神を凌いでいた。それに嫉妬した唯一神によって魔界に堕とされたのだ。ルシファーさえいれば、西洋天界など相手では無い。いや、ソロモンに封印された魔王や大公、公爵などの大貴族が戻れば戦力は逆転する」
「なるほど、だがソロモンは…」
「そうだ。ソロモンは、西洋天界にいる」
「それでは無理では無いか!」
「いや、そうとも言えますまい。西洋天界に忍び込み、ソロモンを攫って封印を解くのだ」
太上老君がヒソヒソと小声で、策を献策した。
大理石で出来た50mプールくらいの広さの湯釜に、ライオンを模(かたど)った石像の口からは、絶え間なくお湯が注がれている。湯加減はちょうど良い。45℃くらいか?50℃くらいの温泉に浸かった事もある私には、長風呂が出来る丁度良い湯加減だ。
「西洋天界のお風呂って、いかにも西洋の温泉って感じでまた良い雰囲気ね」
私はご機嫌で身体を洗っていた。恥ずかしいけど、お尻を念入りに。アダムの精子が垂れて来て、少し気持ち悪く感じた。広げられた穴も、今は元に戻っている。身体状態異常無効が作用したのかも知れない。
「身体状態異常だって」
思わず笑いが込み上げて来た。行為が終わった後、念の為にステイタスを確認すると、『聖女』の称号は残っていた。あんなに凄い事を何度もしていたのに、『聖女』って一体何?と思わずにはいられなかった。
お風呂から上がると、フードを深く被っている男が、此方を見ている事に気付いて声を掛けた。
「あの、どうかされましたか?」
「貴女が、魔界の女帝ですか?」
「はい、そうですけど…」
「そうですか。お会い出来て光栄です。また機会がありましたら、その時にお話しを」
「今ではダメなんですか?」
「ええ、出来れば2人っきりになれる時に」
そう言うと立ち去った。
「すっごいイケメンだったな、誰なんだろう?聞けば良かった」
男性は美女が好き。女性だってイケメンが好きだ。どうせHするならイケメンが良い。それは男性も同じだろう。男性は美女を抱きたいのに、女性がイケメンに抱かれたいと思ってはいけないなんて、ナンセンスだ。いつだってHしたがるのは男性だが、行為が始まって割り切ってからは、女性の方が男性のHしたい思いを振り切る。だって女性の方が男性よりもHが気持ち良いからだ。ようやく気持ち良くなって来たと思ったら、勝手に果ててもう終わり、となる。こっちはまだ満足してないのよ、と不完全燃焼になる。だから、何度もイかせてくれる男性に出会ったら、例え彼氏、旦那がいても浮気Hしちゃう様になる。男性よりも女性の方が遥かに嘘が上手く、平然を装い隠すのが上手で、まずバレる事は無い。罪悪感は無いのか?と問われれば、勿論ある。ただ、抱かれている間は全く考えない様にしている。抱いている男性とのHだけに集中して夢中になる。もっと私を気持ち良くして、と。抱かれながら他の男性の事を考えるのは失礼でしょう?行為が終わって、彼氏や旦那に会うと心が痛む。心の中でごめんなさいと言っているの。でも止められないの。自分の彼女や奥さんが、何にも無いのに、急に優しくなる日があったら、それは浮気Hしてしまった日です。罪悪感があるから、優しくしてバランスを取ろうとするの。それが唯一のサイン。だから絶対に浮気しても男性にはバレないの。万が一追求されても、「せっかく私がたまには気持ち良く、大好きな貴方の為に尽くしているのに、変に疑うの?そんなに信用出来ないなら別れれば良いじゃない!」と逆ギレされたら、疑いを取り消すしかないでしょう?だって私の事を好きなんでしょう?だからまだ別れたく無いのよね?それに比べて男性の浮気はすぐにバレる。顔にも態度にもすぐに出るから。浮気されたくないなら、満足させて、優しくして、付き合い始めた頃は、私を手に入れたくて全力の愛を注いだはずよ。浮気相手は私の身体が目当てだけど、Hしたいから全力の愛を注いでくれるの。それは貴方と付き合い始めたばかりの頃を思い出すみたいで新鮮で心地よいの。でも貴方は私を顧みない。昔の様な愛情を注いでくれないの。そんなので浮気相手に勝てるとでも思っているの?だったら私が貴方に内緒で、浮気Hしても仕方が無いじゃないの。そんな風に女性は自分に言い訳するのよ。した方が確かに悪いけど、される様にした方も悪いわよね?めっちゃ長い言い訳をしてるけど、阿籍は私の目の前でロードとHしちゃったの、それに私もアダムとお尻Hしちゃったし、もう取り消す事が出来ない事実。こんなの別れるしかないじゃない。
「クソッ。アイツに騙されて、封印さえされなければ思い知らせてやれたのに…」
魔王ビゼルは、口惜しそうに吐き捨てる様に言った。
「封印とは?」
「俺達は、実は本当の魔王などでは無い。魔界の最高戦力の殆どが封印されてしまっているのだ」
「聞いた事があります。ソロモンと言う魔術師の人間に、72人もの悪魔が封印されたと」
「ですが…」
「そうだ。陛下の前に魔界を統一していたのは、皇帝ルシファーだ。しかし、ソロモンに配下の大悪魔達が封印されたのと同時期に消息不明となったのだ。宰相のベルゼブブと共に…。ルシファーもベルゼブブもソロモンには封印されていない。何処に消えたのか?」
「ルシファーは、唯一神の次席とも呼べる神だった。その実力は唯一神に最も迫り、人気も名声も唯一神を凌いでいた。それに嫉妬した唯一神によって魔界に堕とされたのだ。ルシファーさえいれば、西洋天界など相手では無い。いや、ソロモンに封印された魔王や大公、公爵などの大貴族が戻れば戦力は逆転する」
「なるほど、だがソロモンは…」
「そうだ。ソロモンは、西洋天界にいる」
「それでは無理では無いか!」
「いや、そうとも言えますまい。西洋天界に忍び込み、ソロモンを攫って封印を解くのだ」
太上老君がヒソヒソと小声で、策を献策した。
大理石で出来た50mプールくらいの広さの湯釜に、ライオンを模(かたど)った石像の口からは、絶え間なくお湯が注がれている。湯加減はちょうど良い。45℃くらいか?50℃くらいの温泉に浸かった事もある私には、長風呂が出来る丁度良い湯加減だ。
「西洋天界のお風呂って、いかにも西洋の温泉って感じでまた良い雰囲気ね」
私はご機嫌で身体を洗っていた。恥ずかしいけど、お尻を念入りに。アダムの精子が垂れて来て、少し気持ち悪く感じた。広げられた穴も、今は元に戻っている。身体状態異常無効が作用したのかも知れない。
「身体状態異常だって」
思わず笑いが込み上げて来た。行為が終わった後、念の為にステイタスを確認すると、『聖女』の称号は残っていた。あんなに凄い事を何度もしていたのに、『聖女』って一体何?と思わずにはいられなかった。
お風呂から上がると、フードを深く被っている男が、此方を見ている事に気付いて声を掛けた。
「あの、どうかされましたか?」
「貴女が、魔界の女帝ですか?」
「はい、そうですけど…」
「そうですか。お会い出来て光栄です。また機会がありましたら、その時にお話しを」
「今ではダメなんですか?」
「ええ、出来れば2人っきりになれる時に」
そう言うと立ち去った。
「すっごいイケメンだったな、誰なんだろう?聞けば良かった」
男性は美女が好き。女性だってイケメンが好きだ。どうせHするならイケメンが良い。それは男性も同じだろう。男性は美女を抱きたいのに、女性がイケメンに抱かれたいと思ってはいけないなんて、ナンセンスだ。いつだってHしたがるのは男性だが、行為が始まって割り切ってからは、女性の方が男性のHしたい思いを振り切る。だって女性の方が男性よりもHが気持ち良いからだ。ようやく気持ち良くなって来たと思ったら、勝手に果ててもう終わり、となる。こっちはまだ満足してないのよ、と不完全燃焼になる。だから、何度もイかせてくれる男性に出会ったら、例え彼氏、旦那がいても浮気Hしちゃう様になる。男性よりも女性の方が遥かに嘘が上手く、平然を装い隠すのが上手で、まずバレる事は無い。罪悪感は無いのか?と問われれば、勿論ある。ただ、抱かれている間は全く考えない様にしている。抱いている男性とのHだけに集中して夢中になる。もっと私を気持ち良くして、と。抱かれながら他の男性の事を考えるのは失礼でしょう?行為が終わって、彼氏や旦那に会うと心が痛む。心の中でごめんなさいと言っているの。でも止められないの。自分の彼女や奥さんが、何にも無いのに、急に優しくなる日があったら、それは浮気Hしてしまった日です。罪悪感があるから、優しくしてバランスを取ろうとするの。それが唯一のサイン。だから絶対に浮気しても男性にはバレないの。万が一追求されても、「せっかく私がたまには気持ち良く、大好きな貴方の為に尽くしているのに、変に疑うの?そんなに信用出来ないなら別れれば良いじゃない!」と逆ギレされたら、疑いを取り消すしかないでしょう?だって私の事を好きなんでしょう?だからまだ別れたく無いのよね?それに比べて男性の浮気はすぐにバレる。顔にも態度にもすぐに出るから。浮気されたくないなら、満足させて、優しくして、付き合い始めた頃は、私を手に入れたくて全力の愛を注いだはずよ。浮気相手は私の身体が目当てだけど、Hしたいから全力の愛を注いでくれるの。それは貴方と付き合い始めたばかりの頃を思い出すみたいで新鮮で心地よいの。でも貴方は私を顧みない。昔の様な愛情を注いでくれないの。そんなので浮気相手に勝てるとでも思っているの?だったら私が貴方に内緒で、浮気Hしても仕方が無いじゃないの。そんな風に女性は自分に言い訳するのよ。した方が確かに悪いけど、される様にした方も悪いわよね?めっちゃ長い言い訳をしてるけど、阿籍は私の目の前でロードとHしちゃったの、それに私もアダムとお尻Hしちゃったし、もう取り消す事が出来ない事実。こんなの別れるしかないじゃない。
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