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第1章
第3話 初めての経験
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学校に行くと、女子(元男子)達は、彼氏(元彼女)ともうHした?とか、1人Hしたか?などと聞き合って、男子(元女子)達から白い目で見られていた。
「青山、おはよう」
「おはよう、木下」
木下春樹、こいつは野球部の悪友だ。
ちなみに青山と呼んだのは、俺の事だ。
「な、な、な。もう、お前らやったのか?」
「何を?」
「しらばっくれるなよ?Hに決まってんじゃねえか。友梨奈に処女捧げたんだろう?女の時の感じって、どんなだった?」
男子の会話なんて、大体いつもこんなものだ。
好きなアイドルの話しをしたり、ゲームの話しか、漫画の話しだったりする。
「する訳ないだろう?俺は男だ。なんで男の身体に抱かれなきゃならないんだ!」
「馬鹿だなぁ。いずれ元に戻るんだぞ?だったら、女の時の自分を楽しんでおかなきゃ後悔するぞ?今度、隣町の男子校と合コンやるんだよ。勿論、お互いがヤリモクだよ。お前も来るか?」
「いや、俺は止めておくよ。どうせやるなら、初めてはやっぱり友梨奈が良い」
「ははは、そう初めから素直になれよ」
背中をバンバン叩かれた。
痛いなぁ、と思っていると、隣のクラスの友梨奈が来た。
男子になった友梨奈は、俺(男だった時の)よりもイケメンで、少し嫉妬を感じた。
「ねぇ今日、うちに来ない?一緒に勉強しよう。ちょっと話ししたい事もあってさ」
「分かった。じゃあ、いつもの正門の前で」
「はーい、了解で~す!」
男の姿になった友梨奈が、女言葉を話すのに違和感しか感じられない。
そんな偏見、今の時代では許されないんだろうな?とか思いながらぼーっと考え事をした。
「良いなぁ、友梨奈ちゃん?明るくて羨ましいよ。女子の時は可愛くて、男子の時はイケメンだ。他の男子と言っても中身は女子だから、モテモテだぞ?女子が女子だぞ?健全な高校生活を損ねている。勿体ない事だ」
木下が言いたい事は分かる。
しかし、ややこしいな。
一体いつになったら、元に戻れるのだろう。
入れ替わった性別に慣れてしまい元に戻った時、皆んなは果たして今までの様にいられるのだろうか?俺はその為にも、女子としての行動は慎みたいと思っている。
放課後になり、正門前で待っていると、取り巻きの男子(実際は女子)に囲まれて、こっちに来た。
皆んなは、俺と友梨奈が付き合っている事は知っている。
「またね~」
「また明日」
取り巻きの1人が俺に耳打ちした。
「友梨奈を泣かせたら絶対に許さないから」
何事も無かったかの様に俺から離れると、笑顔で去って行った。
友梨奈の家に行く前に、近くの喫茶店でスイーツデートした。
すると、木下達が入って来て暫くすると、隣町の男子校生が入って来た。
5対5の合コンの様だ。
「ねぇ、何あれ?もしかして合コン?」
「そうだよ。俺も誘われていたけど、断ったんだ」
「大丈夫かな?あんまり良い噂を聞かない男子達ばかりだよ?」
「うーん、まぁ、大丈夫じゃないか?木下達だって、中身は実は男だぜ?」
「それなら良いけど…」
俺達は、木下に手を振って別れると喫茶店を後にした。
友梨奈の部屋に来るのは久しぶりだ。
女子の良い匂いがする。
勉強すると言っていた割には、さっきから友梨奈のボディタッチが多い。
「ねぇ、キスしよう?」
そう言うと、半ば強引に友梨奈に口付けをされた。
押し倒されながら、胸を触られ、服を捲られて直接胸を揉まれた。
胸を吸われると、下腹部が熱く感じてむず痒くなった。
そのまま友梨奈に、下腹部を弄られると、グショグショに濡れて来た。
「あっ、ダメ、友梨奈…。勉強するんじゃなかったのか?うっ、恥ずかしいから、止めろ」
「瑞稀、お願いだからヤらせて。断ったら、もう付き合えないから別れるよ。私の事が好きなら、ヤらせて」
あの穏やかな友梨奈が、鬼の形相の様に見えた。
怖い。
でも、友梨奈と別れたくない。
そう思い、目を閉じると、友梨奈の好きな様にさせた。
友梨奈は当然初めてで、ぎこちなく腰を動かしていたが、男として初めての射精を迎えて満足していた。
「ごめんね、痛かったでしょう?」
「友梨奈も痛かったんだな…」
「ふふふ、誰でも最初は痛いのよ。そのうち気持ち良くなるから。少しずつ慣らして行こう」
「うん…。友梨奈は…気持ち良かった?」
「気持ち良かったよ。男の子ってこんな感じだったんだ?1つになれたのって、こんなに嬉しいんだね」
友梨奈はご機嫌で、俺の頭を撫でながらキスされた。
この日は、友梨奈の両親は帰りが深夜になるらしく、俺とHする為に計画的に友梨奈に誘われた事を知った。
「何だか段々と身体だけじゃなくて、精神まで入れ替わって行くみたいだ」
その感想は、全く的外れでは無かった事が後日分かる。
「青山、おはよう」
「おはよう、木下」
木下春樹、こいつは野球部の悪友だ。
ちなみに青山と呼んだのは、俺の事だ。
「な、な、な。もう、お前らやったのか?」
「何を?」
「しらばっくれるなよ?Hに決まってんじゃねえか。友梨奈に処女捧げたんだろう?女の時の感じって、どんなだった?」
男子の会話なんて、大体いつもこんなものだ。
好きなアイドルの話しをしたり、ゲームの話しか、漫画の話しだったりする。
「する訳ないだろう?俺は男だ。なんで男の身体に抱かれなきゃならないんだ!」
「馬鹿だなぁ。いずれ元に戻るんだぞ?だったら、女の時の自分を楽しんでおかなきゃ後悔するぞ?今度、隣町の男子校と合コンやるんだよ。勿論、お互いがヤリモクだよ。お前も来るか?」
「いや、俺は止めておくよ。どうせやるなら、初めてはやっぱり友梨奈が良い」
「ははは、そう初めから素直になれよ」
背中をバンバン叩かれた。
痛いなぁ、と思っていると、隣のクラスの友梨奈が来た。
男子になった友梨奈は、俺(男だった時の)よりもイケメンで、少し嫉妬を感じた。
「ねぇ今日、うちに来ない?一緒に勉強しよう。ちょっと話ししたい事もあってさ」
「分かった。じゃあ、いつもの正門の前で」
「はーい、了解で~す!」
男の姿になった友梨奈が、女言葉を話すのに違和感しか感じられない。
そんな偏見、今の時代では許されないんだろうな?とか思いながらぼーっと考え事をした。
「良いなぁ、友梨奈ちゃん?明るくて羨ましいよ。女子の時は可愛くて、男子の時はイケメンだ。他の男子と言っても中身は女子だから、モテモテだぞ?女子が女子だぞ?健全な高校生活を損ねている。勿体ない事だ」
木下が言いたい事は分かる。
しかし、ややこしいな。
一体いつになったら、元に戻れるのだろう。
入れ替わった性別に慣れてしまい元に戻った時、皆んなは果たして今までの様にいられるのだろうか?俺はその為にも、女子としての行動は慎みたいと思っている。
放課後になり、正門前で待っていると、取り巻きの男子(実際は女子)に囲まれて、こっちに来た。
皆んなは、俺と友梨奈が付き合っている事は知っている。
「またね~」
「また明日」
取り巻きの1人が俺に耳打ちした。
「友梨奈を泣かせたら絶対に許さないから」
何事も無かったかの様に俺から離れると、笑顔で去って行った。
友梨奈の家に行く前に、近くの喫茶店でスイーツデートした。
すると、木下達が入って来て暫くすると、隣町の男子校生が入って来た。
5対5の合コンの様だ。
「ねぇ、何あれ?もしかして合コン?」
「そうだよ。俺も誘われていたけど、断ったんだ」
「大丈夫かな?あんまり良い噂を聞かない男子達ばかりだよ?」
「うーん、まぁ、大丈夫じゃないか?木下達だって、中身は実は男だぜ?」
「それなら良いけど…」
俺達は、木下に手を振って別れると喫茶店を後にした。
友梨奈の部屋に来るのは久しぶりだ。
女子の良い匂いがする。
勉強すると言っていた割には、さっきから友梨奈のボディタッチが多い。
「ねぇ、キスしよう?」
そう言うと、半ば強引に友梨奈に口付けをされた。
押し倒されながら、胸を触られ、服を捲られて直接胸を揉まれた。
胸を吸われると、下腹部が熱く感じてむず痒くなった。
そのまま友梨奈に、下腹部を弄られると、グショグショに濡れて来た。
「あっ、ダメ、友梨奈…。勉強するんじゃなかったのか?うっ、恥ずかしいから、止めろ」
「瑞稀、お願いだからヤらせて。断ったら、もう付き合えないから別れるよ。私の事が好きなら、ヤらせて」
あの穏やかな友梨奈が、鬼の形相の様に見えた。
怖い。
でも、友梨奈と別れたくない。
そう思い、目を閉じると、友梨奈の好きな様にさせた。
友梨奈は当然初めてで、ぎこちなく腰を動かしていたが、男として初めての射精を迎えて満足していた。
「ごめんね、痛かったでしょう?」
「友梨奈も痛かったんだな…」
「ふふふ、誰でも最初は痛いのよ。そのうち気持ち良くなるから。少しずつ慣らして行こう」
「うん…。友梨奈は…気持ち良かった?」
「気持ち良かったよ。男の子ってこんな感じだったんだ?1つになれたのって、こんなに嬉しいんだね」
友梨奈はご機嫌で、俺の頭を撫でながらキスされた。
この日は、友梨奈の両親は帰りが深夜になるらしく、俺とHする為に計画的に友梨奈に誘われた事を知った。
「何だか段々と身体だけじゃなくて、精神まで入れ替わって行くみたいだ」
その感想は、全く的外れでは無かった事が後日分かる。
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