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第21話 第6章 山城の意地①
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城から追われた夜が明けた。地平線の彼方から太陽が涼やかな風とともに、町を光で照らす。
「朝ね。んー、ぐっすり寝れたわ。ねえ、あなたは?」
晴れやかな顔で部屋に入ってきた彩希に対して、黒羽の様子は夜を引きずるように暗かった。
「ん? ああ。……俺も一応は寝れた」
黒羽達の捜索を行っている兵士達は、検問所を設け、町の至るところを駆けまわっている。おかげで、部屋の窓を開けることはできないが、それでも隙間から入り込む光は、心を明るくしてくれるはずだった。
「どうしたの? 暗い顔をして」
黒羽はベッドから起き上がると彼女を見た。
「……鍵がない」
「昨日落としたって言ってたわね。ああ、そうか。帰れないわね」
自分の世界に帰れないのは、きっと強い恐怖を感じるだろう。始まりの世界――黒羽が住む世界――から、トゥルーへ渡ってきた彩希にも理解ができる話だ。
彼女は、そっと手を伸ばした。が、その手は宙に止まった。
「このままじゃ店が潰れちまう」
「……あっきれた。この期に及んで店の心配なの?」
彩希は、疲れた心持ちになり、盛大に息を吐いた。
「店の心配より、自分達の今後を心配するべきじゃなくて?」
「もちろん心配さ。でも、店が潰れたら、俺はきっと立ち直れない。……ああ、どうしたら良いんだ。鍵……どうにかして城に潜入できないかな」
忙しなく部屋の隅から隅まで行ったり来たりを繰り返す。彩希は、しばし黒羽の様子を眺めていたが、やがて「わかった」と呟いた。
「私が城に行って回収してくるわ」
「え? いや、危ないぞ」
「知ってるわよ。でも、仕方ないじゃない。変身できるのは私だけなんだから」
黒羽は瞳に涙を滲ませ、彩希の手をがっしりと握りしめた。……本当にこの男は、店のことになるとすぐに感情的になる。
彩希は思わず苦笑いを浮かべた。
「ありがとう。本当にありがとう」
「も、もう。手汗が凄いわよ。どんだけ焦ってたの」
心臓の高まりを隠すように、彩希は手を振り解くと、人差し指を黒羽に突き付けた。
「コーヒーが飲みたい」
「ん?」
「だからコーヒーが飲みたいわ。危険を冒すんだからそれくらいはしてよね」
黒羽の顔が、申し訳なさそうに歪む。
「すまん。荷物は城に置いてきたままだ。コーヒーを淹れるセットは全部あの鞄の中だ」
「ええ、何よそれ」
「あーいやいや、待て。コーヒーは無理だけど、お茶なら淹れられる。昨日、レイモンドさんが淹れているのを見たんだ。厨房に行ってみよう」
※
「おはようございます。お二人とも何しているんですか?」
レアは、厨房の中にあるテーブルで、カップを並べてる黒羽と彩希を見つけた。
「おはようレア。お茶を淹れているところだったんだ。君も飲むだろう?」
「はい。あ、その茶葉ってもしかしてウトバルククローバーですか?」
紫色の四枚葉に見覚えがあった。昔、宿に来た客がわけてくれたのだ。
「物知りだな。俺はついさっき知ったよ」
「エヘヘ」
やった、誉められた、とレアは自分の頬を両手で包んだ。
「秋仁、お湯が沸いたわよ」
「お、じゃあカップを温めてくれ。あれ? ティースプーンはどこにあるっけか」
「レイモンドが、そこの籠に入っているって言ってたわよ」
レアは流れるように作業をする二人を見て、猛烈な焦りを感じた。
(ま、まずいです。二人の仲が進展している気がします。やっぱり、たまにしか会えない私は不利なのかな)
右、左と交互に視線を動かすたびに、レアは血の気が引いていく感覚に苛まれる。
「よし、できたぞ。レア、熱いから気を付けて飲むんだぞ」
レアはハッとなった。焦っていても仕方がない。とりあえず、お茶を飲もう、と考えた。
黒羽が差し出したカップを、慎重に受け取り鼻を近づける。ふわりと香りが鼻腔を刺激する。まるで小鳥のさえずりのような軽やかな香りだ。
立ち上る湯気を息で払い、柔らかな唇を縁に付けた。
「あ、美味しいです」
心が解きほぐされていく。
――ウトバルクは年間を通して暖かい気候だが、住宅はそれを見越して涼しくなるよう工夫されている。風が吹けば、大きい窓から入り、部屋の各所に通り抜けられるように通気口が設置され、壁の木材にはノモイの木――魔力を通せば湿気を除去し温度を下げる効果のある木材――が使用されている。
おかげで、昨夜は少々肌寒く感じていたレアにとって、暖かいお茶はとてもありがたかった。
「さっぱりとした味だな。朝にピッタリだ」
「そうね。これ、うちの店でも扱えば良いんじゃない」
レアは、椅子に足を組んで座る彩希の姿を眺めた。
ほっそりとした長い脚、上着から覗く官能的な鎖骨、大きくて形の良い胸のふくらみ。
レアは、自分の体に視線を落とし、がっくりとした。
(彩希さんは綺麗すぎます。む、胸以外なら私だって。あ、でもそれ以外でも)
「レアちゃん?」
彩希の言葉に、驚いたレアはお茶を盛大に零した。
「あ、わ、床が」
「ごめんなさい。ビックリさせちゃったのね。秋仁、布取ってくれる」
黒羽から布を受け取った彩希は、お茶を床から丁寧に拭きとっていく。
――何をやっているんだろう。
レアは、ひどく間抜けな気分を感じた。
「私も手伝います」
「ううん。もうふき取ったから大丈夫よ。さっきはボーとしてたけど、寝不足なの? 駄目よ。目不足はお肌に良くないわ」
彩希の手がレアの頬に伸びて、優しくさすった。ひんやりとした感触が心地良くて、思わず目を閉じた。
「いえ、ちゃんと眠れました。さっきは考え事していただけです」
「そう? なら良いけど。フウ、私ちょっと行ってくるから、後はよろしくね」
「え、どこに行くんですか?」
問いには答えず、彩希は手をひらひらとさせて出て行ってしまった。
黒羽はレアに近づくと、そっと耳打ちをした。
「城に行ったんだよ」
「ええ! 何をしに行ったんですか」
「あー、ほら。俺が鍵を落としただろう。それを取りに行ってくれたんだよ。あと、無理のない程度に救出も頼んだ」
レアはくらりとした。
「おっと大丈夫か?」
「それは彩希さんに言うべきですね。ドラゴンだからって、危ないことに変わりはありませんよ」
黒羽の顔が曇る。
「ああ、分かってる。でも、それでもアイツは行くって言ってくれた。二人でちゃんと話し合って決めたんだ。だから、俺は信じて待ってるよ」
黒羽は晴れやかに笑った。
「ッ」
ずきりと胸が痛む。黒羽の傍に当たり前のようにいる彩希が、羨ましくて、妬ましくて。
そんなことを考えてしまった自分の醜さが、浅ましくて、レアの青い瞳には涙が滲んだ。
「レア?」
「あ、何でもないです。ちょっとホコリが入っちゃいました」
レアは顔を背け、手で目を覆い隠す。
――ああ、何やってるんだろう。力になるっていったのに、あんまり役にも立ってないや。
レアは、勢いよく頭を振ると、涙を指で払い、黒羽に向き直った。
「黒羽さん」
「お、おう」
「彩希さんが帰ってくるまでに、お料理作って待っておきましょう。きっと、お腹ペコペコで帰ってくるでしょうから」
黒羽は顔面を叩かれたかのような顔をする。
「れ、レア。料理するのか?」
「あ、馬鹿にしてますね。私だって毎日練習して、食材をちゃんと切れるくらいにはなりました」
黒羽はフッと笑った。
「じゃあ、手伝ってもらおうかな」
「はい。任せてください」
レアは満面の笑みで、調理の支度を始めた。
「朝ね。んー、ぐっすり寝れたわ。ねえ、あなたは?」
晴れやかな顔で部屋に入ってきた彩希に対して、黒羽の様子は夜を引きずるように暗かった。
「ん? ああ。……俺も一応は寝れた」
黒羽達の捜索を行っている兵士達は、検問所を設け、町の至るところを駆けまわっている。おかげで、部屋の窓を開けることはできないが、それでも隙間から入り込む光は、心を明るくしてくれるはずだった。
「どうしたの? 暗い顔をして」
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「……鍵がない」
「昨日落としたって言ってたわね。ああ、そうか。帰れないわね」
自分の世界に帰れないのは、きっと強い恐怖を感じるだろう。始まりの世界――黒羽が住む世界――から、トゥルーへ渡ってきた彩希にも理解ができる話だ。
彼女は、そっと手を伸ばした。が、その手は宙に止まった。
「このままじゃ店が潰れちまう」
「……あっきれた。この期に及んで店の心配なの?」
彩希は、疲れた心持ちになり、盛大に息を吐いた。
「店の心配より、自分達の今後を心配するべきじゃなくて?」
「もちろん心配さ。でも、店が潰れたら、俺はきっと立ち直れない。……ああ、どうしたら良いんだ。鍵……どうにかして城に潜入できないかな」
忙しなく部屋の隅から隅まで行ったり来たりを繰り返す。彩希は、しばし黒羽の様子を眺めていたが、やがて「わかった」と呟いた。
「私が城に行って回収してくるわ」
「え? いや、危ないぞ」
「知ってるわよ。でも、仕方ないじゃない。変身できるのは私だけなんだから」
黒羽は瞳に涙を滲ませ、彩希の手をがっしりと握りしめた。……本当にこの男は、店のことになるとすぐに感情的になる。
彩希は思わず苦笑いを浮かべた。
「ありがとう。本当にありがとう」
「も、もう。手汗が凄いわよ。どんだけ焦ってたの」
心臓の高まりを隠すように、彩希は手を振り解くと、人差し指を黒羽に突き付けた。
「コーヒーが飲みたい」
「ん?」
「だからコーヒーが飲みたいわ。危険を冒すんだからそれくらいはしてよね」
黒羽の顔が、申し訳なさそうに歪む。
「すまん。荷物は城に置いてきたままだ。コーヒーを淹れるセットは全部あの鞄の中だ」
「ええ、何よそれ」
「あーいやいや、待て。コーヒーは無理だけど、お茶なら淹れられる。昨日、レイモンドさんが淹れているのを見たんだ。厨房に行ってみよう」
※
「おはようございます。お二人とも何しているんですか?」
レアは、厨房の中にあるテーブルで、カップを並べてる黒羽と彩希を見つけた。
「おはようレア。お茶を淹れているところだったんだ。君も飲むだろう?」
「はい。あ、その茶葉ってもしかしてウトバルククローバーですか?」
紫色の四枚葉に見覚えがあった。昔、宿に来た客がわけてくれたのだ。
「物知りだな。俺はついさっき知ったよ」
「エヘヘ」
やった、誉められた、とレアは自分の頬を両手で包んだ。
「秋仁、お湯が沸いたわよ」
「お、じゃあカップを温めてくれ。あれ? ティースプーンはどこにあるっけか」
「レイモンドが、そこの籠に入っているって言ってたわよ」
レアは流れるように作業をする二人を見て、猛烈な焦りを感じた。
(ま、まずいです。二人の仲が進展している気がします。やっぱり、たまにしか会えない私は不利なのかな)
右、左と交互に視線を動かすたびに、レアは血の気が引いていく感覚に苛まれる。
「よし、できたぞ。レア、熱いから気を付けて飲むんだぞ」
レアはハッとなった。焦っていても仕方がない。とりあえず、お茶を飲もう、と考えた。
黒羽が差し出したカップを、慎重に受け取り鼻を近づける。ふわりと香りが鼻腔を刺激する。まるで小鳥のさえずりのような軽やかな香りだ。
立ち上る湯気を息で払い、柔らかな唇を縁に付けた。
「あ、美味しいです」
心が解きほぐされていく。
――ウトバルクは年間を通して暖かい気候だが、住宅はそれを見越して涼しくなるよう工夫されている。風が吹けば、大きい窓から入り、部屋の各所に通り抜けられるように通気口が設置され、壁の木材にはノモイの木――魔力を通せば湿気を除去し温度を下げる効果のある木材――が使用されている。
おかげで、昨夜は少々肌寒く感じていたレアにとって、暖かいお茶はとてもありがたかった。
「さっぱりとした味だな。朝にピッタリだ」
「そうね。これ、うちの店でも扱えば良いんじゃない」
レアは、椅子に足を組んで座る彩希の姿を眺めた。
ほっそりとした長い脚、上着から覗く官能的な鎖骨、大きくて形の良い胸のふくらみ。
レアは、自分の体に視線を落とし、がっくりとした。
(彩希さんは綺麗すぎます。む、胸以外なら私だって。あ、でもそれ以外でも)
「レアちゃん?」
彩希の言葉に、驚いたレアはお茶を盛大に零した。
「あ、わ、床が」
「ごめんなさい。ビックリさせちゃったのね。秋仁、布取ってくれる」
黒羽から布を受け取った彩希は、お茶を床から丁寧に拭きとっていく。
――何をやっているんだろう。
レアは、ひどく間抜けな気分を感じた。
「私も手伝います」
「ううん。もうふき取ったから大丈夫よ。さっきはボーとしてたけど、寝不足なの? 駄目よ。目不足はお肌に良くないわ」
彩希の手がレアの頬に伸びて、優しくさすった。ひんやりとした感触が心地良くて、思わず目を閉じた。
「いえ、ちゃんと眠れました。さっきは考え事していただけです」
「そう? なら良いけど。フウ、私ちょっと行ってくるから、後はよろしくね」
「え、どこに行くんですか?」
問いには答えず、彩希は手をひらひらとさせて出て行ってしまった。
黒羽はレアに近づくと、そっと耳打ちをした。
「城に行ったんだよ」
「ええ! 何をしに行ったんですか」
「あー、ほら。俺が鍵を落としただろう。それを取りに行ってくれたんだよ。あと、無理のない程度に救出も頼んだ」
レアはくらりとした。
「おっと大丈夫か?」
「それは彩希さんに言うべきですね。ドラゴンだからって、危ないことに変わりはありませんよ」
黒羽の顔が曇る。
「ああ、分かってる。でも、それでもアイツは行くって言ってくれた。二人でちゃんと話し合って決めたんだ。だから、俺は信じて待ってるよ」
黒羽は晴れやかに笑った。
「ッ」
ずきりと胸が痛む。黒羽の傍に当たり前のようにいる彩希が、羨ましくて、妬ましくて。
そんなことを考えてしまった自分の醜さが、浅ましくて、レアの青い瞳には涙が滲んだ。
「レア?」
「あ、何でもないです。ちょっとホコリが入っちゃいました」
レアは顔を背け、手で目を覆い隠す。
――ああ、何やってるんだろう。力になるっていったのに、あんまり役にも立ってないや。
レアは、勢いよく頭を振ると、涙を指で払い、黒羽に向き直った。
「黒羽さん」
「お、おう」
「彩希さんが帰ってくるまでに、お料理作って待っておきましょう。きっと、お腹ペコペコで帰ってくるでしょうから」
黒羽は顔面を叩かれたかのような顔をする。
「れ、レア。料理するのか?」
「あ、馬鹿にしてますね。私だって毎日練習して、食材をちゃんと切れるくらいにはなりました」
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