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王宮主催のパーティー(男爵の思い)
エリーゼと別れ俺は屋敷へ戻らず、宿舎へと急いで戻り湯あみを済ませると黒っぽい服を身につけ再度厩舎へと戻て来た。エリーゼと先程別れたとこではあったが、エリーゼのことを考えると心配になったので明日が休日ということもありちょっとエリーゼの様子を覗きに行くことにしたのだ。エリーゼの屋敷は王宮近くにあり屋敷の横には大きな川が流れており反対側は森になっていて周囲は高い塀で囲まれていた。俺はドラゴを走らせ裏手の森に到着すると周囲を警戒しながらドラゴを放し、塀にロープをかけ一気に乗り越えた。普通の騎士はこんなことを訓練で行わないのだが、俺は普通の騎士をしながら時々密偵もしているため屋敷を囲む塀ぐらいはロープ一本で越えることは容易だった。庭に侵入すると明かりが灯っている部屋を探した。しかしもう遅い時間でもあったためどの部屋にも明かりは灯っていなかった。俺は仕方なく木に寄りかかりとしばらく屋敷の様子を伺った。どれくらいたった頃だったか、部屋に明かりが灯る様子がなかったためエリーゼは眠れたのだろうと思い去ろうとした時、二階の一室のベランダのドアが開いた。中から出てきたのはエリーゼだった。俺はやっぱりネックレスではエリーゼの恐怖は拭えず眠れていなかったことを知り、なんとかエリーゼの元へ行けないかと手段を探した。そうしてエリーゼを見ていると・・エリーゼはベランダの端まで来ると夜空をじっと眺めた。そうしておもむろに右手を首元に持って行くと俺がプレゼントしたネックレスを触りだしたのだ。俺は嬉しくなりまた無性にエリーゼに触れたくなった。俺はエリーゼがいるベランダの下まで行くと横にある木を軽く揺らした。エリーゼは、木の揺れに気が付くと下を覗き見て俺の姿を見つけた。そうして今までに見たことがないくらい驚いた表情をして、思わず上げそうになった声を押しとどめると静かに俺の様子を伺っていた。俺は手でベランダから離れるように言うとベランダの柵にロープをかけベランダへと登った。ベランダに到着するとすぐにエリーゼが飛びついてきた。
「ドラガル様」
俺も嬉しくて抱き締め返した。そうしてしばらくお互いの温もりを確かめていると
「ドラガル様、体が凄く冷えています。とりあえず中へ入ってください」
エリーゼが俺の手を引きながらそう言ったので中へと入ることにした。
「今、温かい飲み物を準備するのでそこのソファーに座って待っていてください。明かりは今のままでもよろしいでしょうか」
「あぁ、かまわないが」
俺がそう返答するとエリーゼは部屋から出ていきしばらくするとティーセットを持って戻って来た。
「ドラガル様、温かな紅茶を準備しました」
そうしてソファーに一緒に座り紅茶を飲んだ。
「ドラガル様、屋敷へは戻られなかったんですか。どうやってこちらに来られたんですか」
とエリーゼが俺に問い掛けてきた。
「宿舎に戻りドラゴに乗って来た。ドラゴは裏の森に放している」
「ドラゴ、大丈夫なんですか。獣とかがいますけど・・」
「大丈夫だ、いつも野営に出掛けた時は森に放して自由にさせているが問題が起こったことはない。そんなことよりエリーゼは大丈夫なのか」
俺がそう問い掛けると
「せっかくネックレスといただいたんですけど・・やっぱり目を閉じるとあの時の光景が蘇ってきて眠れなくて・・だからドラガル様の姿が見えた時、幻を見ているんだと思ったんです。私が会いたいって思っていたから・・でも現実だったのですごく嬉しいです」
エリーゼはそう言うと俺の肩に頭を乗せてきた。
「ドラガル様と一緒に居ると安心します」
「エリーゼ、俺は朝までは一緒に居ることはできない。明るくなるまでにここをでていかないといけないから。俺が傍にいる間に少しでも眠った方がいい。傍にいるから横になろうか」
俺がそう言うとエリーゼは俺の手を引き寝台へと移動した。エリーゼが寝台に入ると俺は寝台に腰かけエリーゼの頭を撫でていた。エリーゼは何も言わず静かに目を閉じたが・・しばらくすると目を開け
「ドラガル様、さっきベランダに出ていたので体が冷えて寒いです。ドラガル様は寒くないですか」
と問い掛けてきたのだ。俺はだいぶ体が温まっていたので
「俺は大丈夫だが」
と返答した。すると今度はエリーゼが顔を赤らめながら
「私は寒いので温めていただけないでしょうか」
と言ってきたのだ。それを聞いた俺の理性はグラついたがなんとか踏みとどまりエリーゼに
「いつも言っているだろう。少しは警戒するようにと・・」
俺はそう言うと羽織っていた服を脱いで近くの椅子にかけるとシャツとズボンだけになりエリーゼが眠る寝台へと入った。するとすぐにエリーゼは俺の胸元に顔を埋めると
「ドラガル様、ありがとうございます。温かいです」
と嬉しそうに声を出した。そうしてしばらく静かにしていると胸元から規則的な寝息が聞こえてきた。俺はエリーゼが眠ったのを確認するとしばらく仮眠することにした。そうして数時間が経った頃・・エリーゼがまだ眠っているのを確認すると、俺のことを抱き締めて眠っているエリーゼの腕を離し、起き上がり、再度エリーゼの寝顔を覗き込むと額に口づけ部屋を後にした。俺はベランダからロープを使って庭に下りると来た時に乗り越えた塀を同様に乗り越え森の中で口笛を吹いた。するとしばらくしてドラゴが戻って来たので跨り屋敷へと戻った。
「ドラガル様」
俺も嬉しくて抱き締め返した。そうしてしばらくお互いの温もりを確かめていると
「ドラガル様、体が凄く冷えています。とりあえず中へ入ってください」
エリーゼが俺の手を引きながらそう言ったので中へと入ることにした。
「今、温かい飲み物を準備するのでそこのソファーに座って待っていてください。明かりは今のままでもよろしいでしょうか」
「あぁ、かまわないが」
俺がそう返答するとエリーゼは部屋から出ていきしばらくするとティーセットを持って戻って来た。
「ドラガル様、温かな紅茶を準備しました」
そうしてソファーに一緒に座り紅茶を飲んだ。
「ドラガル様、屋敷へは戻られなかったんですか。どうやってこちらに来られたんですか」
とエリーゼが俺に問い掛けてきた。
「宿舎に戻りドラゴに乗って来た。ドラゴは裏の森に放している」
「ドラゴ、大丈夫なんですか。獣とかがいますけど・・」
「大丈夫だ、いつも野営に出掛けた時は森に放して自由にさせているが問題が起こったことはない。そんなことよりエリーゼは大丈夫なのか」
俺がそう問い掛けると
「せっかくネックレスといただいたんですけど・・やっぱり目を閉じるとあの時の光景が蘇ってきて眠れなくて・・だからドラガル様の姿が見えた時、幻を見ているんだと思ったんです。私が会いたいって思っていたから・・でも現実だったのですごく嬉しいです」
エリーゼはそう言うと俺の肩に頭を乗せてきた。
「ドラガル様と一緒に居ると安心します」
「エリーゼ、俺は朝までは一緒に居ることはできない。明るくなるまでにここをでていかないといけないから。俺が傍にいる間に少しでも眠った方がいい。傍にいるから横になろうか」
俺がそう言うとエリーゼは俺の手を引き寝台へと移動した。エリーゼが寝台に入ると俺は寝台に腰かけエリーゼの頭を撫でていた。エリーゼは何も言わず静かに目を閉じたが・・しばらくすると目を開け
「ドラガル様、さっきベランダに出ていたので体が冷えて寒いです。ドラガル様は寒くないですか」
と問い掛けてきたのだ。俺はだいぶ体が温まっていたので
「俺は大丈夫だが」
と返答した。すると今度はエリーゼが顔を赤らめながら
「私は寒いので温めていただけないでしょうか」
と言ってきたのだ。それを聞いた俺の理性はグラついたがなんとか踏みとどまりエリーゼに
「いつも言っているだろう。少しは警戒するようにと・・」
俺はそう言うと羽織っていた服を脱いで近くの椅子にかけるとシャツとズボンだけになりエリーゼが眠る寝台へと入った。するとすぐにエリーゼは俺の胸元に顔を埋めると
「ドラガル様、ありがとうございます。温かいです」
と嬉しそうに声を出した。そうしてしばらく静かにしていると胸元から規則的な寝息が聞こえてきた。俺はエリーゼが眠ったのを確認するとしばらく仮眠することにした。そうして数時間が経った頃・・エリーゼがまだ眠っているのを確認すると、俺のことを抱き締めて眠っているエリーゼの腕を離し、起き上がり、再度エリーゼの寝顔を覗き込むと額に口づけ部屋を後にした。俺はベランダからロープを使って庭に下りると来た時に乗り越えた塀を同様に乗り越え森の中で口笛を吹いた。するとしばらくしてドラゴが戻って来たので跨り屋敷へと戻った。
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