マリアンヌは、今日も元気です。

桃次郎

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マリアンヌは、庭の木を見つめている。

リスのように、スルスルとランディは登っていた。


「私は、リス。木登り上手な可愛いリスよ。」


ガシッ!っと、木に両手でしがみつく。

ここから、どうやって登るのだろう?

しがみついたまま、マリアンヌは動かない。



「セミ?」

ジャックが、やってきた。

「セミじゃないです。リスです。」

マリアンヌが木にしがみついたままこたえる。

「ジャックお兄様、木登りを教えてください。」

「えっ、木登りかい?」

「リスのように、するすると木登りをしたいのです。」

ジャックは、木を見上げる。

そして、靴と靴下を脱いで、木を登り始める。

あっという間に、木のてっぺんまで登りついた。

マリアンヌは、大興奮だ。

「ジャックお兄様。すごいです。」

ジャックが木から降りてきた。

可愛い妹に褒められて、満足そうだ。

「私にも木登りを教えてください。」

マリアンヌは、靴と靴下を脱いだ。

「えー、木登りは危ないよ。落ちたら大けがをするよ。」

「私もジャックお兄様みたいに、木登りをしたいのです。ジャックお兄様がついていてくだされば、ケガなどしないですよ。」

可愛い妹のおねだりだ。

仕方がない。

ジャックとマリアンヌは、低い木を探してマリアンヌの木登りの練習を始めた。

「マリアンヌ、そこの枝に足をかけるんだ。」

「こう。ですか?」

「そうだ。うまいぞ。次は反対の足をこのコブにつま先をかけるんだ。」

「わかりました。」

よいしょ。よいしょ。

と、ヨジヨジと登っている。

まだまだ、リスには程遠い。



「なんとか、最初の枝のところまでは、一人で登れるようになったな。」

ぽんぽん。とマリアンヌの頭を撫でる。

「えへへ。ジャックお兄様のおかげです。もっと練習して、リスのように登れるようになります。」


マリアンヌは、レディではなく、リスになりたいのか?

ジャックは思った。






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