だから、私はきみを呪う

ほし めぐま

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巫女になって その3

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2年目巫女になり、ちょうど夏。
世の中❌❌❌で世界も日本もパンデミックになるちょうど少し前くらいに私は❌❌❌になった。

咳をしただけで、
肺炎になったことがあるのですぐに分かった。
あ、これ下手な風邪とかじゃないな。

その日は部長から早く良くなって欲しいという事で、納められていた実に大きい立派な冬瓜を貰い。

「夏風邪を拗らせたのだろう。
  早く良くなるといい。」

と部長に言われながら、
早めに下がらせてもらった。

陰性ならばすぐ仕事に戻れると思い、
検査を受けて、冬瓜のスープを啜ってのんびりしてたが、これがまさかの陽性ようせい
まさかの妖精フェアリーである。

そして、❌❌❌のおかげで
狐賀氏の異常性に気づくことが出来たのである。

一人部屋を貰っていたので、
そのまま自宅療養となった。
幸い、味覚嗅覚どれも失うことは無かった。

が、狐賀氏。うるさい。

「夏風邪じゃないって。」

と私が言っても夏風邪だろう、
コップに水を入れて加湿するといいとほざく。

そして、流石はフリーター狐賀氏。
さぞ、暇なのだろう。


”仕事ある日は朝と勤務後から寝るまでで、
   済んでいた狐賀氏との通話が
   毎日毎時間続くとか意味わかんない。”

普通、風邪だとしても咳が拗れて辛いんなら、
LINEで通話なんかしないだろ。

もういい!

❌❌❌になったし、私も暇だから、
VTuber風配信アプリ アリルやっちゃっお。
レイラ・リシャールという名前で始めた。

以降私は狐賀氏に対して、

「配信するから通話切るわ。」

と言うのが多くなった。

まあ、アリルは楽しい!
1枚絵を使った配信アプリだから、
人外も老害も男の娘もロリもイケおじも居る。

うん。
狐賀氏は甘ったれで情けないしフリーターだし、私は久しぶりにネット義兄を作ることにした。

ぼーっとアリルで配信者を漁ると
気になる名前があった。

art.ぼっくる。

「あーとぼっくる?」

いいや、
面白い名前だし、こいつをお兄ちゃんにしよう。

入ってみるとほぼただの作業配信のような、
虚しくタイピング音だけが響く配信だった。

「あ、レイラさん。いらっしゃい。」

パイロット帽に緑の袖なしコートに
腹が出たシャツ?に黒に紫のブーツと言う
なんとも近未来なのか、
一周まわってパリのランウェイなのか、
分からない格好をしていた。

「(。・ω・)ノども」

と私も返事をする。

まずは信頼関係構築から、
ここの配信に3回入ったら、
”お兄ちゃんになってくれませんか?”ときこう。

「何されてるんですか?」

と続けて私は送信する。
それに対して、義兄候補はこう言う。

「アルファホリスで小説書いて…
   Twitterからみれるはず…。」

「へぇ、配信準備中なんだ。」

「レイラちゃんって呼んでいい?」

「はい!好きに呼んでください(* 'ᵕ' )☆」

これもまた厄介の始まりであると
咲楽レイラは知らない。
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