だから、私はきみを呪う

ほし めぐま

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光の速さで食べるうどん

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巫女の仕事は何も、
タオルや雑巾の管理や
御守りのお分かち、舞を納めるだけではない。

結婚式もとい、
挙式の準備と片付けも巫女の仕事なのだ。

だから、その日
同期の比較的仲のいい油井《ゆい》さんと私は急いで
儀式殿片付け部屋から
社務所にある食堂へ向かった。

今日のご飯はけんちんうどんだった。
薫るだし、ごぼうの匂い。
油井さんは麺を半分にすることを選択した。
私はそのまま通常の量を食べることにした。

長くても15分以内に
ご飯を食べなければいけない。

「「いただきます。」」

大きく深呼吸し、私は麺をすする構えに入る。

─ず、ずずずずずずずず!

油井さん (速い!食べるのが速いよ!奏さん!)
             (あれ?おかしいな麺の量違うのに…)

             (奏さん先に食べ終わるくね?)

私は悔しいが美味しそうな汁は残すことにした。

─パチン!

「ご馳走様でした!」

後に私は油井さんが食べてる時、
光の速さで食べ終わる私に対してどう思ったか、
挙式片付けの時に聞くのであった。

       
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