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処罰
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「あいつ、どこに隠したんだ?」
俺たち四人はルーカスの病室に忍び込んでいた。俺とアンジェラだけで行くと言っているのに、いつもの調子で四人で行くことになったのだ。
狙いはアンジェラのブラの回収だ。ローブは最悪諦めるが、ダンジョン攻略前にブラだけでも回収したいとアンジェラが涙ながらに訴えるので、ルーカスの仲間に聞いたところ、病室にあるんじゃないか、とのことだった。
今は真夜中で病院も病室も静まり返っている。アンジェラの爪の先に灯したライトの光で、病室のあちこちを探したのだが、見つからなかった。
ルーカスはレースのカーテンで仕切られた向こう側に寝ている。俺は透けて見えるルーカスのベッドを見て、ピンと来た。
俺は隣にいるアンジェラに話しかけた。
「待てよ、見つかったら恥ずかしいものは、マットレスの裏に隠すんじゃないか?」
「そうなの? 何でジークがそんなこと知ってるの?」
「い、いや、ただの推測だ」
俺自身のエロ本の隠し場所から推測したことは黙っておく。
「でも、ルーカスが寝ているベッドの裏をどうやって見るのよ」
「なんかいい魔法はないか?」
「そんな都合のいい魔法はないわよ」
そのときだった。
「ひっ」
ルーカスを見に行ったリサが、小さく悲鳴を上げた。アンジェラがリサの顔を魔法で照らすと、恐怖に引きつった顔をしている。
「どうしたんだ? そんな悲鳴を出したら、ルーカスが起きてしまうだろっ」
俺もルーカスのベッドの方に歩いていった。
「ジーク、これ、見て」
リサが震えながら指差すルーカスを見て俺は絶句した。リサの後ろにいたイメルダも口を押さえて震えている。
俺は深呼吸して、振り返ってアンジェラに向き合った。
「アン、落ち着いて聞いてくれ。ブラ、ローブ、靴下のワンセットが見つかった」
「あら、そうなの? え? 何よ、その顔、え?え?え? イヤアァァー!!」
アンジェラの悲鳴が病院中にこだました。ルーカスが驚いて起き上がったその顔にアンジェラがファイアを何発もぶち込んだ。
「ああああ」
ルーカスが悲鳴を上げながら、ベッドから落ちて転がり回る。ルーカスが身につけていたローブとブラにも引火して、全身火だるまになっている。
「まずい。ずらかるぞ。ベッドを裏返すぞ。ほら、あった。イメルダ、ルーカスに治癒魔法を頼む」
俺の言うことは聞かないと思っていたイメルダが、素直に言うことを聞いた。後で聞いたら、怖くてたまらなくて、無我夢中だったそうだ。
幸いなことに誰にも見つからず、俺たちは病院を抜け出し、病院の近くの公園まで逃げて来た。だが、あの唯我独尊女のアンジェラが、泣きじゃくってしまっている。
さすがのリサも気の毒そうにアンジェラを見ていた。イメルダはまだ震えていた。
「もう嫌だ~、ジークのせいよ、ジークのせいよ」
「すまなかった。そうだ、これでどうだ?」
俺はアンジェラのブラとローブを身につけて、クネクネしながら歩いてみた。
「ば、バカ、私はそんな風に歩かないわよ」
「ごめんな、もうこんな酷いことはしないから。アンは俺の大切な人になったんだから」
俺はアンジェラを抱きしめた。
***
ルーカスは病室でボヤ騒ぎを起こしたとして、病院から多額の修繕費用を請求された。ルーカスはアンジェラから襲われたことに勘づいていたが、アンジェラ一式を身につけて寝ていた事実の発覚を恐れ、タバコの不始末と報告した。
俺たち四人はルーカスの病室に忍び込んでいた。俺とアンジェラだけで行くと言っているのに、いつもの調子で四人で行くことになったのだ。
狙いはアンジェラのブラの回収だ。ローブは最悪諦めるが、ダンジョン攻略前にブラだけでも回収したいとアンジェラが涙ながらに訴えるので、ルーカスの仲間に聞いたところ、病室にあるんじゃないか、とのことだった。
今は真夜中で病院も病室も静まり返っている。アンジェラの爪の先に灯したライトの光で、病室のあちこちを探したのだが、見つからなかった。
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「なんかいい魔法はないか?」
「そんな都合のいい魔法はないわよ」
そのときだった。
「ひっ」
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「どうしたんだ? そんな悲鳴を出したら、ルーカスが起きてしまうだろっ」
俺もルーカスのベッドの方に歩いていった。
「ジーク、これ、見て」
リサが震えながら指差すルーカスを見て俺は絶句した。リサの後ろにいたイメルダも口を押さえて震えている。
俺は深呼吸して、振り返ってアンジェラに向き合った。
「アン、落ち着いて聞いてくれ。ブラ、ローブ、靴下のワンセットが見つかった」
「あら、そうなの? え? 何よ、その顔、え?え?え? イヤアァァー!!」
アンジェラの悲鳴が病院中にこだました。ルーカスが驚いて起き上がったその顔にアンジェラがファイアを何発もぶち込んだ。
「ああああ」
ルーカスが悲鳴を上げながら、ベッドから落ちて転がり回る。ルーカスが身につけていたローブとブラにも引火して、全身火だるまになっている。
「まずい。ずらかるぞ。ベッドを裏返すぞ。ほら、あった。イメルダ、ルーカスに治癒魔法を頼む」
俺の言うことは聞かないと思っていたイメルダが、素直に言うことを聞いた。後で聞いたら、怖くてたまらなくて、無我夢中だったそうだ。
幸いなことに誰にも見つからず、俺たちは病院を抜け出し、病院の近くの公園まで逃げて来た。だが、あの唯我独尊女のアンジェラが、泣きじゃくってしまっている。
さすがのリサも気の毒そうにアンジェラを見ていた。イメルダはまだ震えていた。
「もう嫌だ~、ジークのせいよ、ジークのせいよ」
「すまなかった。そうだ、これでどうだ?」
俺はアンジェラのブラとローブを身につけて、クネクネしながら歩いてみた。
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俺はアンジェラを抱きしめた。
***
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