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終結
ガールズトーク
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「私と兄さんは裕福な商人の家に生まれたのよ。兄が八歳、私が六歳までは何不自由なく育てられたわ」
「え? 意外だわ」
「そんなことないでしょ、私から溢れ出る品の良さはこの頃培ったのよ。それはいいとして、ある商談で王室にハメられてね、財産全部持ってかれたのよ」
「王室ってそんなことするの」
「今の王様のおじってのが悪い奴でさ、父がそいつに逆らったら、あっという間に潰されたのよ。番頭や従業員の何人かも裏切ってね。父は処刑されたの。その後、母は後を追うように死んじゃって、残された私たちは罪人の子供として親戚をたらい回しにされたわ」
「悲惨な話ね」
「兄さんは八歳だったけど体が大きくて、喧嘩が強かったから、同年代の子供達には負けなかったけど、中学生や大人には勝てないわよ。とても悔しがっていたわ。私が魔法使いになろうと思ったのは兄さんを助けたかったからなの」
「組合長にはいつ出会ったの?」
「組合長の息子さん、イメルダのお父さんね、オビワンさんっていう人なんだけど、偉い大臣様で、王様のおじを断罪した人なの。オビワンさんが私たちのことを知って、養子にしてくれたのよ」
「え? あなたたち、貴族?」
「違うわよ。養子には継承権はないわよ。でも、イメルダと同じように育ててくれて、イメルダが私たちを差別しようとすると、徹底的に怒ったわ。私たちが止めたくらいなの」
「イメルダって一人娘なの?」
「年の離れたお兄さんが二人いるわ。イメルダが我儘なのはあの二人の兄とじじいのせいね。あの三人が激甘なのよ。ご両親は厳しいお方よ」
「何で組合長のことじじいって言うの?」
「死んだ方がいいって思うくらいの特訓を私と兄さんはあのじじいから受けてるのよ」
「イメルダは?」
「あの子は天才なの。見るだけでやれるようになるのよ。今回、あの子、ずっと後ろであなたたちの剣技見てたでしょう。ジークのは真似できないけど、あなたのとエイデンのは結構近いところまで出来るようになっていると思うわよ」
「本当に?」
「近いところまでよ。さすがにあなたとエイデンのレベルまではすぐには無理よ。あと魔法もすごいよ。もうすぐ私は間違いなく抜かれるわ」
「凄いわね」
「ただ、私には秘奥義があるから、これだけは負けないかな。ジークにはあっさりレジストされたけど」
「ああ、モモ先生に手ほどきしてもらったやつね。ジーク、レジストしたの?」
「何だ? もう終わりか? だってさ。全ての魔法が私よりも効果と威力が上なのよ。あれがマモルの本気ってやつね」
「そっか。でも剣筋はマモルと全く違うのよ。異世界の豪剣なのかな。型をいくつも持っているみたいだけど、全ての剣がものすごく重いのよ。剣を合わせると剣が折れて骨まで持っていかれるような恐怖を感じたわ」
「エイデンの剣はどう?」
「手合わせしてないから見た感じなのだけど、一言で言うときれいな正統派の剣ね。教科書に出来るくらい。でも、彼、汚い剣も持っていると思うわ。一度、ジークと闘ってみて欲しいんだけど、無理よね」
「同一人物だからね」
「マモルが強くなりたいって念じたときに、異世界から連れて来られた二人でしょ、弱いはずがないわよね。話それちゃったけど、組合長の特訓はいつまで続いたの?」
「S級受かるまでよ。相手がじじいでビックリしたけどね。その後はブラックイーグルを二人で作って、あなたが入って来たのよ。マモル付きって条件でね。そうそう、その後、兄さんがリサから付き合ってくれって言われてるんだが、どうしたらいいって聞いて来たのよ」
「どう言ったの?」
「あんな性格悪いのやめといた方がいいって言ったわ。兄さんはあなたの美貌にやられてOKしちゃったけどね」
「キースは傷ついてる?」
「大丈夫よ。兄さんはきれいな女だったら誰でもいいのよ。マモルに対する仕打ち見て、あなたを好きになる人がいたとしたら、それは変態よ」
「まあ、否定できないかな。私はマモルが好きでいてくれたらそれだけでいいから。でも、何でマモルに腹が立ったの?」
「私たちはオビワンさんに救われたけど、それまでは弱いからってことで世間からいいようにやられて来たわ。だから、これ以上やられないように強くあろうとしたの。弱いやつ、努力しないやつは大嫌いなの。マモルはそれに見えたのよ」
「そっか。マモルは強いし、すごく努力しているよ」
「うん、今ではわかってる」
「え? 意外だわ」
「そんなことないでしょ、私から溢れ出る品の良さはこの頃培ったのよ。それはいいとして、ある商談で王室にハメられてね、財産全部持ってかれたのよ」
「王室ってそんなことするの」
「今の王様のおじってのが悪い奴でさ、父がそいつに逆らったら、あっという間に潰されたのよ。番頭や従業員の何人かも裏切ってね。父は処刑されたの。その後、母は後を追うように死んじゃって、残された私たちは罪人の子供として親戚をたらい回しにされたわ」
「悲惨な話ね」
「兄さんは八歳だったけど体が大きくて、喧嘩が強かったから、同年代の子供達には負けなかったけど、中学生や大人には勝てないわよ。とても悔しがっていたわ。私が魔法使いになろうと思ったのは兄さんを助けたかったからなの」
「組合長にはいつ出会ったの?」
「組合長の息子さん、イメルダのお父さんね、オビワンさんっていう人なんだけど、偉い大臣様で、王様のおじを断罪した人なの。オビワンさんが私たちのことを知って、養子にしてくれたのよ」
「え? あなたたち、貴族?」
「違うわよ。養子には継承権はないわよ。でも、イメルダと同じように育ててくれて、イメルダが私たちを差別しようとすると、徹底的に怒ったわ。私たちが止めたくらいなの」
「イメルダって一人娘なの?」
「年の離れたお兄さんが二人いるわ。イメルダが我儘なのはあの二人の兄とじじいのせいね。あの三人が激甘なのよ。ご両親は厳しいお方よ」
「何で組合長のことじじいって言うの?」
「死んだ方がいいって思うくらいの特訓を私と兄さんはあのじじいから受けてるのよ」
「イメルダは?」
「あの子は天才なの。見るだけでやれるようになるのよ。今回、あの子、ずっと後ろであなたたちの剣技見てたでしょう。ジークのは真似できないけど、あなたのとエイデンのは結構近いところまで出来るようになっていると思うわよ」
「本当に?」
「近いところまでよ。さすがにあなたとエイデンのレベルまではすぐには無理よ。あと魔法もすごいよ。もうすぐ私は間違いなく抜かれるわ」
「凄いわね」
「ただ、私には秘奥義があるから、これだけは負けないかな。ジークにはあっさりレジストされたけど」
「ああ、モモ先生に手ほどきしてもらったやつね。ジーク、レジストしたの?」
「何だ? もう終わりか? だってさ。全ての魔法が私よりも効果と威力が上なのよ。あれがマモルの本気ってやつね」
「そっか。でも剣筋はマモルと全く違うのよ。異世界の豪剣なのかな。型をいくつも持っているみたいだけど、全ての剣がものすごく重いのよ。剣を合わせると剣が折れて骨まで持っていかれるような恐怖を感じたわ」
「エイデンの剣はどう?」
「手合わせしてないから見た感じなのだけど、一言で言うときれいな正統派の剣ね。教科書に出来るくらい。でも、彼、汚い剣も持っていると思うわ。一度、ジークと闘ってみて欲しいんだけど、無理よね」
「同一人物だからね」
「マモルが強くなりたいって念じたときに、異世界から連れて来られた二人でしょ、弱いはずがないわよね。話それちゃったけど、組合長の特訓はいつまで続いたの?」
「S級受かるまでよ。相手がじじいでビックリしたけどね。その後はブラックイーグルを二人で作って、あなたが入って来たのよ。マモル付きって条件でね。そうそう、その後、兄さんがリサから付き合ってくれって言われてるんだが、どうしたらいいって聞いて来たのよ」
「どう言ったの?」
「あんな性格悪いのやめといた方がいいって言ったわ。兄さんはあなたの美貌にやられてOKしちゃったけどね」
「キースは傷ついてる?」
「大丈夫よ。兄さんはきれいな女だったら誰でもいいのよ。マモルに対する仕打ち見て、あなたを好きになる人がいたとしたら、それは変態よ」
「まあ、否定できないかな。私はマモルが好きでいてくれたらそれだけでいいから。でも、何でマモルに腹が立ったの?」
「私たちはオビワンさんに救われたけど、それまでは弱いからってことで世間からいいようにやられて来たわ。だから、これ以上やられないように強くあろうとしたの。弱いやつ、努力しないやつは大嫌いなの。マモルはそれに見えたのよ」
「そっか。マモルは強いし、すごく努力しているよ」
「うん、今ではわかってる」
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