ダンジョンで同棲生活始めました ひと回り年下の彼女と優雅に大豪邸でイチャイチャしてたら、勇者だの魔王だのと五月蝿い奴らが邪魔するんです

もぐすけ

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第三章 遺跡の発掘

ガイアナのダンジョン

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ルームキューブで数日休んだ後、ガイアナに向かうため、ライルたちはワールドパスポートに移動した。

ルシアが施設メイドのデーに話しかける。

「ガイアナのダンジョンの89階のフロアボスの手前のセーフティゾーンまでお願いね」

今回は前回の経験を活かして、ラスボスの手前に移動することにした。

『かしこまりました。接続しました。どうぞ』

施設から外に出るとセーフティゾーンだった。

「これって、冒険とは言えないよね」

メリンダの言葉に皆同感しているようだが、ライルはちまちま魔物と戦うのは御免だった。

「メリンダ、ボスの確認に行くぞ」

ライルとメリンダはすぐに戻ってきた。

「みたことのない魔物だが、自分で名乗っていた。魔物のくせに喋るんだ。『アンデッドの王』というらしい」

「じゃあ、私の出番ね」

ルシアが腰を上げた。

「そうなんだが、相手は青い顔をした30代ぐらいの男だぞ」

ライルが嫌そうな顔をした。

「え? そうなの?」

ルシアも少し嫌だなあって顔をする。

「姉さん、私たちでやっつけようか?」

ルミエールがルシアに確認したが、ルシアは首を横に振った。

「格納しておいた方が使い用があるかもしれないから、私がやるわ」

「俺もあんなやつにルシアを見られたくないが、仕方ない。今回は全員で行くぞ。みんなでルシアを出来るだけ見えないように隠してくれ」

「「「「わかったわ」」」」」

六人はボス部屋に入った。

アンデッドの王がうつむいていたため、ルシアの裸を見ることなく格納されてしまった。

「相変わらずあっけないわね」

メリンダたちももう慣れたものだ。さっさと地下90階への階段を降りていった。

「ルシア、どうした?」

「ライル、私、自分のルーツを知るのが少し怖いの」

「そうか。でも、どんな結果であろうと、俺のプロポーズは受けて欲しいな」

「うん、ありがとう、ライル。私、あなたに出会えて、本当によかった」

「俺もだよ」

「ライル」

「ルシア」

「あのう、早く降りてきてくれますか? 姉さんいないと先に進まないんですよ」

ナタリーがひょっこりドアから首を出して、二人を急かした。

二人は仲良く手を繋いで、地下90階に降りて行った。

地下90階は町の廃墟だった。階段の場所から石畳の道が真っ直ぐ伸びていて、左右は瓦礫の山だったが、突き当たりには大きなきれいな白い建物が建っていた。

「ルシア分かるか?」

ライルが起動装置のありかをルシアに聞いた。

「ええ、建物の入り口にあると思うわ」

ライルとルシアは手を繋いだまま、石畳の道を白い建物に向かって歩いて行く。

メリンダたちも後に続いた。

白い建物の入り口あたりのルシアの肩ぐらいの高さに、くぼみが二つあった。ルシアは左側のくぼみに触れた。

建物が白く輝き、次第に輝きが消えていった。ルシアは右側のくぼみに触れた。建物に扉が現れスライドした。

六人は中に入って行った。

ここは図書館のようだった。正面に受付カウンターのようなものがあるが無人だ。

建物内は三階建てになっている。六人の立っている場所は吹き抜けになっており、一階、二階、三階に書棚が整然と並んでいるのが見えた。

受付まで歩いて行くと施設メイドが話しかけて来た。
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