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叩いてしまってごめんなさい
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『きゃあああああ!!』
あまりの状況に思わずなにもされていない方の手で、バチンとアルブレヒトさまの頬を叩いてしまいました。だってこんなことをされるなんて思ってもいなかったんですもの!
うう、レロレロと熱い舌でなめまわされているのが、気持ち悪くて仕方がありません。男性らしい大きな手で、痛いほどの力を込めて逃げないように手首を固定されているのも怖いですわっ
『い、いやぁっ指を舐めるだなんて気持ち悪い!離してくださいッ』
「痛いなぁ…。これ、判断に必要なことだって言っておいたのに、聞いてなかったんだ?」
わたくしの指から口を離したアルブレヒトさまは、少し不機嫌そうな顔で見つめてきました。わたくしが叩いたであろう頬の一部分が赤みがかっていて、少し申し訳なく思います。
でも、それでも人様の指を前触れもなくなめるのはどうかと思いますわ!
『あ、あの…それっていったいいつ頃お話されましたの…?わたくし、覚えがありませんわ』
わたくしの記憶は先ほどのステンドグラスのそばで浮いていた時からしかありません。それにアルブレヒトさまともその場所で初めて出会ったのですから、説明をされたのはほんの1時間程度の間の事だったはずですが…。
一体どの場面で指をくわえる判断法のお話をされたのかしら?
「中庭の横を歩いている時に言ったじゃないか。君がピィピィと鳴いている鳥がどこにいるのかを一生懸命探していた時だよ。その時にちゃんと許可ももらったんだけど…。やっぱり空返事だったんだね?」
『ヒッ笑顔が怖すぎますわ!魔王ですわ!ごめんなさいいいっ』
アルブレヒトさまは笑っていらっしゃいますが、美しい顔も相まって怒ると怖すぎですわ!そして笑いながら怒るって器用すぎませんかアルブレヒトさま!
わたくし泣いちゃいますわ!そして体を使って威圧してくるのをやめて欲しいですわ。どんどんこちらに体を寄せてこられるからわたくしも体を引いているのですが、もう肘がベッドに付きそうです。
「うーんなかなか酷い言われようだ。さすがに傷つくなぁ」
流石の魔王さまもそうであると指摘されると弱いようです。というかわたくしの言葉が悪かったですわね。
『あ、えっと、その…。ごめんなさい。言い過ぎましたわ…』
相手がシュンとしているとその雰囲気に倣ってこちらもシュンとなってしまうのは仕方がありませんよね。だって今回のことはわたくしがアルブレヒトさまの言葉を適当に聞いて、適当に返事してしまったのが大本ですもの。彼が怖い顔をしていたのは本当ですが、それを馬鹿正直に口にしたわたくしも悪いのです。
「まあいいよ。もう一度説明しよう」
アルブレヒトさまはそう言うと先ほどまで寄せていた眉を通常の位置に戻し、朗らかな雰囲気へと戻って下さいました。ただ一言いいたいのですが、どうしてわたくしの腰に手をまわしていらっしゃるのかしら?
あまりの状況に思わずなにもされていない方の手で、バチンとアルブレヒトさまの頬を叩いてしまいました。だってこんなことをされるなんて思ってもいなかったんですもの!
うう、レロレロと熱い舌でなめまわされているのが、気持ち悪くて仕方がありません。男性らしい大きな手で、痛いほどの力を込めて逃げないように手首を固定されているのも怖いですわっ
『い、いやぁっ指を舐めるだなんて気持ち悪い!離してくださいッ』
「痛いなぁ…。これ、判断に必要なことだって言っておいたのに、聞いてなかったんだ?」
わたくしの指から口を離したアルブレヒトさまは、少し不機嫌そうな顔で見つめてきました。わたくしが叩いたであろう頬の一部分が赤みがかっていて、少し申し訳なく思います。
でも、それでも人様の指を前触れもなくなめるのはどうかと思いますわ!
『あ、あの…それっていったいいつ頃お話されましたの…?わたくし、覚えがありませんわ』
わたくしの記憶は先ほどのステンドグラスのそばで浮いていた時からしかありません。それにアルブレヒトさまともその場所で初めて出会ったのですから、説明をされたのはほんの1時間程度の間の事だったはずですが…。
一体どの場面で指をくわえる判断法のお話をされたのかしら?
「中庭の横を歩いている時に言ったじゃないか。君がピィピィと鳴いている鳥がどこにいるのかを一生懸命探していた時だよ。その時にちゃんと許可ももらったんだけど…。やっぱり空返事だったんだね?」
『ヒッ笑顔が怖すぎますわ!魔王ですわ!ごめんなさいいいっ』
アルブレヒトさまは笑っていらっしゃいますが、美しい顔も相まって怒ると怖すぎですわ!そして笑いながら怒るって器用すぎませんかアルブレヒトさま!
わたくし泣いちゃいますわ!そして体を使って威圧してくるのをやめて欲しいですわ。どんどんこちらに体を寄せてこられるからわたくしも体を引いているのですが、もう肘がベッドに付きそうです。
「うーんなかなか酷い言われようだ。さすがに傷つくなぁ」
流石の魔王さまもそうであると指摘されると弱いようです。というかわたくしの言葉が悪かったですわね。
『あ、えっと、その…。ごめんなさい。言い過ぎましたわ…』
相手がシュンとしているとその雰囲気に倣ってこちらもシュンとなってしまうのは仕方がありませんよね。だって今回のことはわたくしがアルブレヒトさまの言葉を適当に聞いて、適当に返事してしまったのが大本ですもの。彼が怖い顔をしていたのは本当ですが、それを馬鹿正直に口にしたわたくしも悪いのです。
「まあいいよ。もう一度説明しよう」
アルブレヒトさまはそう言うと先ほどまで寄せていた眉を通常の位置に戻し、朗らかな雰囲気へと戻って下さいました。ただ一言いいたいのですが、どうしてわたくしの腰に手をまわしていらっしゃるのかしら?
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