魔法使いの漂流者

三幸奨励

文字の大きさ
17 / 20
絶海孤島編

第17話 一人で行く

しおりを挟む
北西に向かったのは、朝の早い時間だった。

拠点を出るとき、シロが「どこへ行く」と聞いた。

「北西を見てきます。まだ白紙のままなので」

「一人か」

「全員連れていくには、今日は都合が悪い。ファルはテオたちの訓練がある。ドナンとレイスは西壁の補強を今日中にやりたいと言っていた。ゴブリンたちにもそれぞれ役割がある」

「俺は」

「シロには拠点の守りをお願いしたい。僕がいないとき、万が一のことがある」

シロが少し間を置いた。「……遠くへは行くな」

「半日で戻ります」

「半日」

「もし夕方までに戻らなかったら、迎えに来てください」

シロが短く鼻を鳴らした。「その前に戻れ」

「努力します」

シロがもう一度鼻を鳴らした。それから、入口から動かなかった。見送るつもりなのか、ただ立っているのか、シロのことなのでどちらか分からなかった。

振り返らずに歩き始めた。



北西の地形は、これまで探索した場所と違った。

地面が緩やかに上っている。岩が多い。木は少なく、背の低い草が岩の隙間から生えている。日当たりが良くて、視界が開けている。

開けた場所を歩くのは、思ったより気持ちが良かった。

風が横から来る。草の匂いがする。空が広い。

「案内人、周囲の反応は」

『感知中です。小型の魔物が複数、遠距離に。接近傾向なし。中型以上の反応は現時点で検出されていません』

「了解」

地図を開いた。北西エリアの大部分はまだ空白だ。今日は少しでも埋めたい。

岩場を登りながら、地形を確認した。高い場所からだと全体が見渡せる。崖になっているところ、谷になっているところ、平地が続くところ。少しずつ書き加えていく。

一時間ほど歩いたところで、大きな岩の塊が見えてきた。

巨岩が複数、不規則に積み重なっている。自然に積まれたとは思えない大きさのものが、まるで投げ捨てられたように並んでいる。

「……これは」

近づいた。

岩の表面に、焦げた跡がある。古い。風雨にさらされて薄くなっているが、高温にさらされた痕跡が残っている。

何かが爆発したか、大きな火があったか。

「案内人、この岩の状態から何か読めるか」

『岩の表面に熱変性が確認されます。推定温度は通常の焚火では達しない高さです。魔力による熱の可能性があります。時期の特定は困難です』

「最近ではない」

『表面の風化具合から、少なくとも数十年以上前と推測されます』

数十年。

この島に、昔から何かがいた。

地図に「焦げた巨岩群」と記した。

それから先に進もうとして——

《波長理解》が、引っかかった。

「……いる」

『感知しました。大型の反応です。現在、岩の影に静止しています。距離は約四十メートル』

「さっきまで反応がなかった」

『岩の後ろにいたため、遮蔽されていました。現在は波長が検出されています』

遮蔽。

つまり、岩の後ろに最初からいた。僕が近づいたことで、波長が漏れ出した。

「敵対的か」

『……断定できません。ただし、波長が揺らいでいます。興奮状態か、警戒状態の可能性があります』

逃げるか、様子を見るか。

《慧眼》を向けた。

岩の向こうに、何かいる。大きい。魔力が膨らんでいる。でもまだ動いていない。

向こうもこちらを感知している。

「……どうする」

独り言だった。答える相手はいない。

そのとき、岩の向こうから音がした。

低い、腹に響く音だった。唸り声ではない。もっと機械的な、圧力のこもった音だ。

それから、岩が吹き飛んだ。

爆発ではなかった。魔力が一点に収束して、一気に解放された。岩が砕けて、破片が四方に散った。

僕は《高速移動》で横に跳んだ。岩の破片が頬をかすった。

その向こうに、それが立っていた。



体長は三メートルほど。四足歩行だが、前肢が太く、地面をつかむように指が広がっている。全身が暗い紫色の鱗で覆われていて、鱗の隙間から赤みがかった光が漏れている。

口が、開いた。

また、あの音がした。

腹の光が膨らんだ。

「来る——」

跳んだ。

爆発が、さっきまでいた場所を吹き飛ばした。地面が抉れた。直径二メートル近い穴が生まれた。

熱い。爆発の余波が腕をなめた。皮膚が赤くなっている。

「案内人」

『爆裂型大型魔物です。体内に魔力を蓄積し、一定量を超えると爆発的に解放します。蓄積と解放を繰り返すため、解放直後は魔力量が低下します。その間が最も攻撃しやすいタイミングです』

「解放後に隙がある」

『ただし、解放の間隔は短い。推定で十五秒から二十秒程度』

「十五秒」

短い。

でも、ないよりはいい。

問題は距離だ。爆発の射程の外から攻撃する手段が、今の僕にはない。《岩礫生成》は有効だが、あの鱗を見る限り、通常の岩では弾かれる可能性が高い。《魔力圧縮》を乗せれば通るかもしれないが、距離が縮まらなければ当てられない。

「接近するしかない」

接近するには、爆発を避け続けながら間合いを詰める必要がある。

爆発の予兆は分かる。腹の光が膨らむ。その直前に動けばいい。

《波長理解》で魔力の流れを読む。《慧眼》で動きの癖を探る。

やれないことはない。

ただ——失敗したら死ぬ。

「やる」

動いた。

魔物が向きを変えた。腹の光が膨らみ始めた。

《波長理解》が告げる。もうすぐ来る。

跳んだ。左に。

爆発が右を吹き飛ばした。

着地と同時に《高速移動》で前に出た。十メートル、縮まった。まだ遠い。

魔物が動いた。追ってくる。四足の動きが速い。

距離を取りながら、次の爆発を待つ。

光が膨らんだ。

今度は前方に来た。地面が連続して抉れる。範囲が広い。

跳んで、着地して、また跳んだ。三回跳んでようやく外れた。

足が岩を踏んだ瞬間、滑った。

体勢を崩した。

魔物が正面にいた。

光が膨らんでいた。

間に合わない——

爆発が来た。

直撃ではなかった。体勢を崩して低くなっていたため、爆発が頭上を通った。でも衝撃が来た。吹き飛ばされた。岩に背中を打ちつけた。

息が詰まった。

視界が揺れた。

「……まずい」

立ち上がろうとした。足に力が入らない。一瞬、体が言うことを聞かなかった。

魔物が近づいてくる。

腹の光が、また膨らんでいる。

「案内人——」

『次の解放まで、推定八秒です』

八秒。

立ち上がれない。

光が膨らむ。膨らむ。膨らむ。

弾けた。



気づいたとき、地面に膝をついていた。

《死に戻り》が発動している。エネルギーが消費された感覚がある。

「……死んだか」

確認するまでもなかった。

『スキル《認識転写》を使用します。15秒間のみ、1つの追加スキルの取得が可能です』

『取得候補を提示します』
視界の端に、淡い光が浮かぶ。

『爆発感知:爆発型魔力の予兆を精度高く感知する』
『魔力障壁:魔力で一時的な盾を生成する』
『炎舞剣:魔力を炎の刃として生成し、高速移動と組み合わせて放つ』

「……」

《爆発感知》は分かりやすい。今の状況で直接使える。

《魔力障壁》も防御として有効だ。

でも——

《炎舞剣》。

魔力を炎の刃として生成する。高速移動と組み合わせる。

頭の中で、動きが見えた。

《高速移動》で間合いを詰めながら、炎の刃を叩き込む。接触しながら威力を伝える。爆発の隙間に差し込む。

今の状況に、一番嚙み合う。

リスクは高い。近づかなければ使えないスキルだ。でも、それが正解に見えた。

「《炎舞剣》」

選んだ。

時間が戻った。



魔物が正面にいた。爆発の直後だ。腹の光が薄い。隙がある。

でも、体が重い。さっきの衝撃の記憶がある。《死に戻り》で体は戻っているが、頭はまだ整理しきれていない。

「……落ち着け」

深呼吸した。

《波長理解》で魔力の流れを読む。爆発後の今、魔物の体内の魔力は低い。次の蓄積が始まっている。だが、まだ薄い。

「《炎舞剣》——」

スキルを発動してみた。

右手に、熱が集まった。魔力が形を持ち始める。炎ではなく、炎の形をした魔力の塊だ。刃のような形に収束しようとしている。ただ、不安定だ。初めて使うスキルは、最初から完全には動かない。

「安定させる——」

《威力補正》と組み合わせた。魔力の量を調整しながら、刃の形を固定する。

熱が、手の中で落ち着いた。

長さは五十センチほど。薄い。でも密度がある。

「行く」

《高速移動》を発動した。

魔力を脚に集中させ、地面を蹴った。

速い。

魔物が反応した。腹の光が急速に膨らみ始めた。

速く蓄積している。焦っているのか、警戒しているのか。

間に合うか——

間に合わせる。

三歩で間合いを詰めた。

炎の刃を、鱗の隙間に向けて差し込んだ。

熱が貫いた。

魔物が鳴いた。さっきの爆発音とは違う、高く短い声だった。

腹の光が揺れた。蓄積が乱れた。

「もう一度——」

後ろに跳んだ。魔力を再び集める。《炎舞剣》の形を固定する。今度は少し安定した。さっきより刃が明確だ。

魔物が振り返った。前肢を上げた。叩き落とそうとしている。

光が膨らんでいる。

「どっちが先か——」

前肢が来た。

跳んで、かわした。

着地と同時に駆けた。

今度は喉元に向けた。

炎の刃が、鱗のない部位に刺さった。

光が散った。

爆発ではなかった。魔力が霧散する感覚がした。魔物の内側から、溜まっていた魔力が不完全に放出された。爆発ではなく、漏れた。

魔物の動きが鈍った。

「まだ——」

体力が残っている。倒れていない。

三度目を作った。《炎舞剣》の形が、二度の使用でだいぶ体に馴染んできた。形成が速くなった。密度が増した。

《魔力圧縮》を上乗せした。

炎の刃に、圧縮した魔力を通す。体積は小さく、密度を上げる。

「これで——」

《高速移動》。

最後の踏み込み。

炎の刃を、首の付け根に叩き込んだ。

熱と圧力が、一点に集中した。

魔物が、ゆっくりと崩れた。

地面に伏した。光が消えた。動かなくなった。

静寂。

風の音だけがあった。



しばらく、その場に膝をついていた。

手が震えていた。使い慣れないスキルを無理に動かした反動で、右腕がひどく重い。魔力の消耗も大きい。

「……終わった」

周囲を確認した。他に反応はない。

《波長理解》も、大きな波長を感知しない。

深呼吸した。

「案内人。《炎舞剣》の状態は」

『スキルの安定度は低い状態です。初回使用のため、制御精度が不完全です。使用回数を重ねることで安定します』

「分かった」

立ち上がった。足が少しふらついた。体力的には問題ないが、緊張が解けた反動が来ている。

空を見た。

まだ昼前だった。半日で戻ると言った。約束は守れる。

倒れた魔物を見た。

鱗の一部が、爆発の余波で剥がれている。内側から漏れた魔力で焦げている。

「……強かった」

それだけだった。

地図を開いた。

この場所に印をつけた。「爆裂型大型魔物、撃退」と書いた。それから、焦げた巨岩群からこの地点まで、地形を書き加えた。

まだ北西の奥がある。でも今日はここまでにしようと思った。

体が正直にそう言っていた。

帰ろう。



拠点への帰り道は、行きより時間がかかった。

体が重い。右腕がまだ言うことを聞かない。魔力の消耗が思った以上だった。

途中、岩に腰を下ろした。水を飲んだ。

一人でいる、という感覚が、今になってじわりと来た。

いつもなら、誰かがいる。シロが隣にいる。ファルが前を歩いている。レイスが後ろから全体を見ている。ドナンが無言でそこにいる。ネグルがいつの間にか隣に来ている。

今日は誰もいない。

静かだった。

悪くはなかった。ただ、慣れていない。

「……一人でいることに、こんなに慣れていないとは思わなかった」

独り言だった。

答える者はいない。風が吹いた。

立ち上がった。

また歩いた。



拠点に戻ったのは、昼を少し過ぎた頃だった。

シロが入口にいた。

「遅い」とシロが言った。

「半日と言いました。まだ半日経っていません」

「少し過ぎた」

「数十分くらいです」

シロが鼻を近づけてきた。匂いを嗅いでいる。それから、「傷があるか」と言った。

「大した傷はない。右腕が重いが、骨は折れていない」

「魔力の消耗は」

「多い。ただ、時間が経てば戻る」

シロが少し間を置いた。「……何と戦った」

「爆裂型の大型魔物です。一度死にました」

シロの耳が、わずかに動いた。感情を表に出さない。でも、耳は正直だった。

「……そうか」

「《炎舞剣》を取得しました」

「新しいスキルか」

「炎の刃を生成して、高速移動と組み合わせる。まだ安定していないが、使えました」

シロが「見せろ」と言った。

「今は消耗しているので、後で」

「後で」

「はい」

シロがまた鼻を鳴らした。「中に入れ。食事にしろ」

「ありがとうございます」

「礼はいらない。倒れられると困る」

「そうですね」

中に入った。

ネグルがいた。すぐに隣に来た。カルドの右腕を見た。「重そう」と言った。

「重い」

「無理するな」と言って、水を持ってきた。

コトが遠くから見ていた。目が合った。短く頷いた。それだけだった。

ガンズが「どこへ行っていたか」と聞いた。

「北西を探索してきました」

「一人でか」

「はい」

「強い魔物がいたか」

「いました」

ガンズが「次は俺たちも連れていけ」と言った。

「次は考えます」

「考えるは駄目だ。考えると連れていかない」

「……善処します」

「善処も駄目だ」

「……また今度」

ガンズが「それも微妙だ」と言いながら戻った。



夕方、ファルが訓練を終えて戻ってきた。

カルドを見て「右腕か」と言った。

「分かりますか」

「かばっている。何があった」

「新しいスキルを取得しました。《炎舞剣》です」

ファルが少し間を置いた。「炎の刃を作るタイプか」

「そうです。高速移動と組み合わせて使います」

ファルが「見せろ」と言った。シロと同じことを言った。

「消耗しているので、明日でいいですか」

「明日でいい。ただ、一つ聞く」

「何ですか」

「制御はできているか」

「不完全です。実戦でなんとか動かした、という状態です」

ファルが短く頷いた。「制御できていないスキルは、味方を傷つける可能性がある。使えることと、安全に使えることは違う。最初の段階で丁寧にやれ」

「分かりました」

「明日から特訓に付き合う」

「……ありがとうございます」

「礼はいい。下手なスキルを持った仲間が隣にいると、俺も怖い」

「それは正直な理由ですね」

「正確な理由だ」とファルが言った。それだけで、自分の場所に戻った。

ドナンが通りがかった。カルドの右腕を見た。

「焼けたか」

「少し。鱗が剥がれた隙間から、熱が来ました」

ドナンが「見せろ」と言った。

腕を出した。皮膚が赤くなっているが、水ぶくれにはなっていない。

「大したことはない」とドナンが言った。「ただ、明日は無理するな」

「はい」

ドナンが行きかけて、止まった。「一人で行ったのか」

「そうです」

「……次は言え」

「はい」

ドナンがまた歩き出した。振り返らなかった。ただ、それだけだった。

レイスが設計図から顔を上げた。「北西はどうだった」

「焦げた巨岩群がありました。数十年前に高温にさらされた跡があります」

レイスの目が少し変わった。「詳しく聞かせてくれるか」

「もちろんです。ただ、今日は少し疲れたので、明日でもいいですか」

「明日でいい。記録に残したい」

「残しましょう」



夜、火を囲んだ。

今日のことを整理した。

《炎舞剣》。炎の刃。高速移動との組み合わせ。まだ荒削りだ。制御が甘い。ファルが明日から付き合うと言ってくれた。

死んだことを、仲間に話すべきか少し考えた。

仲間に嘘や隠し事をしたくない、という信条がある。でも、一度死んで戻ったことは、毎回全員に報告することでもない気がした。《死に戻り》はそういうスキルだ。死ぬことが前提にある。都度報告すると、仲間が必要以上に心配する。

ただ、シロには伝えた。ファルも右腕を見て気づいた。

それでいい、と思った。

「カルド」とネグルが言った。

「何ですか」

「今日、一人で行ったのはなぜか」

「みんなに役割があったから」

「俺の役割は」

「今日は拠点にいてもらいたかった」

ネグルが少し考えた。「次は連れていけ」

「ガンズにも同じことを言われました」

「ガンズとは別だ。俺が言っている」

「……善処します」

ネグルが「善処は駄目だ」と言った。ガンズと同じことを言った。

「また今度」

「また今度も駄目だ」

「……考えます」

「考えるも——」

「分かりました。次に北西へ行くときは、ネグルを連れていきます」

ネグルが満足そうに黙った。

コトが「俺も」と言った。

「コトも」

コトが頷いた。それだけで、丸まって眠り始めた。

シロが「お前はすぐ約束を増やす」と言った。

「仕方ないです」

「仕方なくない。断れ」

「断るとネグルが怒ります」

「ネグルに断れと言え」

「シロが言ってください」

シロが短く息を吐いた。笑っているのか呆れているのか。

「……寝ろ」

「もう少し」

「毎日それを言う」

「毎日もう少しやることがあります」

地図を広げた。

今日書き加えた北西エリアを確認した。焦げた巨岩群。爆裂型魔物の痕跡。

火が静かに燃えている。

川の音が続いている。

右腕がまだ少し重い。でも、動く。

明日からファルに絞られると思いながら、それでいいと思った。

荒削りなスキルは、磨いていくものだ。

一人でいた今日は、少し長かった。でも、悪くはなかった。

次は、誰かと来よう。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

異世界に転移してしまった私、古民家をもらったのでカフェを始めたら大盛況。国王陛下が頻繁に来るのですが、どうしたらいいですか?

来栖とむ
ファンタジー
ブラック企業で疲れ果てた30歳の元OL・美里(みさと)が転移した先は、見渡す限りの深い森。 そこで彼女が授かったのは、魔女の称号……ではなく、一軒の**「日本の古民家」**だった! 亡き祖母が遺したその屋敷には、異世界では失われたはずの「お醤油」「お味噌」「白いお砂糖」という禁断の調味料が眠っていて――。 「えっ、唐揚げにそんなに感動しちゃうの?」 「プリン一口で、国王陛下が泣いちゃった……!?」 おにぎり、オムライス、そして肉汁溢れるハンバーグ。 現代日本の「当たり前」が、この世界では常識を覆す究極の美食に。 お掃除のプロな親子や、お忍びの王様、さらにはツンデレな宮廷料理人まで巻き込んで、 美味しい香りに包まれた、心もお腹も満たされるスローライフが今、始まります!

『異世界ごはん、はじめました!』 ~料理研究家は転生先でも胃袋から世界を救う~

チャチャ
ファンタジー
味のない異世界に転生したのは、料理研究家の 私!? 魔法効果つきの“ごはん”で人を癒やし、王子を 虜に、ついには王宮キッチンまで! 心と身体を温める“スキル付き料理が、世界を 変えていく-- 美味しい笑顔があふれる、異世界グルメファン タジー!

掃除婦に追いやられた私、城のゴミ山から古代兵器を次々と発掘して国中、世界中?がざわつく

タマ マコト
ファンタジー
王立工房の魔導測量師見習いリーナは、誰にも測れない“失われた魔力波長”を感じ取れるせいで奇人扱いされ、派閥争いのスケープゴートにされて掃除婦として城のゴミ置き場に追いやられる。 最底辺の仕事に落ちた彼女は、ゴミ山の中から自分にだけ見える微かな光を見つけ、それを磨き上げた結果、朽ちた金属片が古代兵器アークレールとして完全復活し、世界の均衡を揺るがす存在としての第一歩を踏み出す。

異世界に転移したら、孤児院でごはん係になりました

雪月夜狐
ファンタジー
ある日突然、異世界に転移してしまったユウ。 気がつけば、そこは辺境にある小さな孤児院だった。 剣も魔法も使えないユウにできるのは、 子供たちのごはんを作り、洗濯をして、寝かしつけをすることだけ。 ……のはずが、なぜか料理や家事といった 日常のことだけが、やたらとうまくいく。 無口な男の子、甘えん坊の女の子、元気いっぱいな年長組。 個性豊かな子供たちに囲まれて、 ユウは孤児院の「ごはん係」として、毎日を過ごしていく。 やがて、かつてこの孤児院で育った冒険者や商人たちも顔を出し、 孤児院は少しずつ、人が集まる場所になっていく。 戦わない、争わない。 ただ、ごはんを作って、今日をちゃんと暮らすだけ。 ほんわか天然な世話係と子供たちの日常を描く、 やさしい異世界孤児院ファンタジー。

アイムキャット❕~異世界キャット驚く漫遊記~

ma-no
ファンタジー
 神様のミスで森に住む猫に転生させられた元人間。猫として第二の人生を歩むがこの世界は何かがおかしい。引っ掛かりはあるものの、猫家族と楽しく過ごしていた主人公は、ミスに気付いた神様に詫びの品を受け取る。  その品とは、全世界で使われた魔法が載っている魔法書。元人間の性からか、魔法書で変身魔法を探した主人公は、立って歩く猫へと変身する。  世界でただ一匹の歩く猫は、人間の住む街に行けば騒動勃発。  そして何故かハンターになって、王様に即位!?  この物語りは、歩く猫となった主人公がやらかしながら異世界を自由気ままに生きるドタバタコメディである。 注:イラストはイメージであって、登場猫物と異なります。   R指定は念の為です。   登場人物紹介は「11、15、19章」の手前にあります。   「小説家になろう」「カクヨム」にて、同時掲載しております。   一番最後にも登場人物紹介がありますので、途中でキャラを忘れている方はそちらをお読みください。

【完結】まもの牧場へようこそ!~転移先は魔物牧場でした ~-ドラゴンの子育てから始める異世界田舎暮らし-

いっぺいちゃん
ファンタジー
平凡なサラリーマン、相原正人が目を覚ましたのは、 見知らぬ草原に佇むひとつの牧場だった。 そこは、人に捨てられ、行き場を失った魔物の孤児たちが集う場所。 泣き虫の赤子ドラゴン「リュー」。 やんちゃなフェンリルの仔「ギン」。 臆病なユニコーンの仔「フィーネ」。 ぷるぷる働き者のスライム「モチョ」。 彼らを「処分すべき危険種」と呼ぶ声が、王都や冒険者から届く。 けれど正人は誓う。 ――この子たちは、ただの“危険”なんかじゃない。 ――ここは、家族の居場所だ。 癒やしのスキル【癒やしの手】を頼りに、 命を守り、日々を紡ぎ、 “人と魔物が共に生きる未来”を探していく。 ◇ 🐉 癒やしと涙と、もふもふと。 ――これは、小さな牧場から始まる大きな物語。 ――世界に抗いながら、共に暮らすことを選んだ者たちの、優しい日常譚。 ※表紙のイラストは画像生成AIによって作られたものです。

【完結】モンスターに好かれるテイマーの僕は、チュトラリーになる!

すみ 小桜(sumitan)
ファンタジー
 15歳になった男子は、冒険者になる。それが当たり前の世界。だがクテュールは、冒険者になるつもりはなかった。男だけど裁縫が好きで、道具屋とかに勤めたいと思っていた。 クテュールは、15歳になる前日に、幼馴染のエジンに稽古すると連れ出され殺されかけた!いや、偶然魔物の上に落ち助かったのだ!それが『レッドアイの森』のボス、キュイだった!

ヤンデレ女神と征く開拓スローライフ。

山椒
ファンタジー
両親に、友達に、恋人に、嫁に裏切られ続けた男、神室千照は絶望して自ら命を絶った。 すべてが終わるという安堵感であったが次に目覚めた時には女神が目の前にいた。 千照のことをずっと見ていた女神、アマテラスは千照に異世界転生を提案する。 まだ人生に未練があった千照はそれを受け入れ、二度目の人生を送ることになる。 だが千照は知らなかった。千照にはとてつもない才能が秘められていることを。 千照は知らなかった。アマテラスがヤンデレであることを。 千照は知らなかった。彼を裏切らないものはとてつもない人格の持ち主であることを。

処理中です...