魔法使いの漂流者
才能なし、金なし、仲間なし。
港町で燻ぶる底辺冒険者・カルドは、依頼を受けた海での討伐中に、格上の魔物と出くわす。
そして気づけば——地図にない島に、一人で流れ着いていた。
帰る手段はない。
助けを呼ぶ方法もない。
あるのは、死んだはずなのに気づいたら復活しているという、訳の分からない力と。。。
死ぬたびに学び、死ぬたびに強くなる。
えげつない成長方法だが、痛みは現実だ。
島には弱肉強食の世界が広がっていた。
強い魔物が縄張りを持ち、弱い魔物は怯えながら隙間で生きている。
「——嫌だな」
その一言が、すべての始まりだった。
才能のない男が、死に戻りながら島を生き抜き、強いも弱いも関係なく生きていける国を作ろうとする物語。
地図はまだ、ほとんど白紙だ。
これは、弱き魔法使いが死を糧に成長し、
魔物と共に国を築く物語。
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