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「其方らが最後の頼りだ。聖教会の意向もある。決して失敗は許されない」
厳かな声で、目の前の3人の男達に指令を出す国王。
「「「はっ!」」」
俯き、膝をついて忠誠を表現する男達の目は爛々と輝いていた。
「では行ってまいれ。くれぐれも隠密にな。バレることが無いように」
そう言い残して王は部屋を退出したのだった。残された3人は首をコキコキと鳴らしながら立ち上がる。
「あのじーさんまだ生きてたのな」
「我らを呼ぶとは余程の事だったんでしょう」
「聖女狩りだってよ」
3珠士と呼ばれる3人は、国内で最強だった。今の今まで国境線に魔物狩りを行っていたのだ。ひと段落がついたときに王からの呼び出しをくらい、そのまま王都に来た。
「魔の森って言やあ、S級も出るんだろ?」
「A級とかもう雑魚すぎて飽きたんだよね」
「聖女捕まるついでに獲物探しでもしておくか?」
「いいね、最近買った装備を試してみたいんだ」
ニコニコと笑いながら話す内容は一般人が聞いたら頭がおかしいのでは無いかと思うようなものだった。しかし彼らにとってはごく当たり前の事だった。
「んじゃあ、行くか」
「ん!」
「行きましょう」
この言葉を最後に3珠士は王宮から消えたのだった。実際は転移したと言ったほうが良いのだろう。
○◇○
「へぇ、ここが魔の森……」
「あんま魔物いそうじゃなくね?」
「まだ深層に入ってませんから。表層はそこまで強い魔物は出ないらしいですよ」
ふーんと言いながらぷらぷらと背中に掛けてあった大剣を振り回すナバラ。3人の中では一際小柄で赤褐色の髪が元気そうに跳ねている。
そんなナバラを宥めたのは、紺色の長髪の人物。名はルルブと言い、身長はナバラよりも高く、ピシッとガレア王国の軍事服を纏っている。どこか柔和な雰囲気の漂う男であった。
そして、3珠士のリーダーであるダヤラ。金髪碧眼の美男子。一見すれば優しそうな王子様に見えなくもないが、よくよく見ればそれを打ち消すように残忍な笑みが僅かに浮かんでいる。
「こっからは転移が使えないから歩いていくぞ」
ダヤラは2人を置いて、スタスタと森の中に入っていった。
「ほら、行きますよ」
「待ってってば!」
その後に2人も続く。その顔にはダヤラに負けず劣らず嗜虐心に溢れた笑みが浮かんでいたのだった。
厳かな声で、目の前の3人の男達に指令を出す国王。
「「「はっ!」」」
俯き、膝をついて忠誠を表現する男達の目は爛々と輝いていた。
「では行ってまいれ。くれぐれも隠密にな。バレることが無いように」
そう言い残して王は部屋を退出したのだった。残された3人は首をコキコキと鳴らしながら立ち上がる。
「あのじーさんまだ生きてたのな」
「我らを呼ぶとは余程の事だったんでしょう」
「聖女狩りだってよ」
3珠士と呼ばれる3人は、国内で最強だった。今の今まで国境線に魔物狩りを行っていたのだ。ひと段落がついたときに王からの呼び出しをくらい、そのまま王都に来た。
「魔の森って言やあ、S級も出るんだろ?」
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「聖女捕まるついでに獲物探しでもしておくか?」
「いいね、最近買った装備を試してみたいんだ」
ニコニコと笑いながら話す内容は一般人が聞いたら頭がおかしいのでは無いかと思うようなものだった。しかし彼らにとってはごく当たり前の事だった。
「んじゃあ、行くか」
「ん!」
「行きましょう」
この言葉を最後に3珠士は王宮から消えたのだった。実際は転移したと言ったほうが良いのだろう。
○◇○
「へぇ、ここが魔の森……」
「あんま魔物いそうじゃなくね?」
「まだ深層に入ってませんから。表層はそこまで強い魔物は出ないらしいですよ」
ふーんと言いながらぷらぷらと背中に掛けてあった大剣を振り回すナバラ。3人の中では一際小柄で赤褐色の髪が元気そうに跳ねている。
そんなナバラを宥めたのは、紺色の長髪の人物。名はルルブと言い、身長はナバラよりも高く、ピシッとガレア王国の軍事服を纏っている。どこか柔和な雰囲気の漂う男であった。
そして、3珠士のリーダーであるダヤラ。金髪碧眼の美男子。一見すれば優しそうな王子様に見えなくもないが、よくよく見ればそれを打ち消すように残忍な笑みが僅かに浮かんでいる。
「こっからは転移が使えないから歩いていくぞ」
ダヤラは2人を置いて、スタスタと森の中に入っていった。
「ほら、行きますよ」
「待ってってば!」
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