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イモい? ノンノン。 最先端ファッションです!
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『いよーっしっ! セシリア、アリス! 折角来たんだから色々着てみようね!』
『え……? あぁ……はい』
『ふふっ。 楽しみだね』
街へと入った後、いきなり目に飛び込んできた大きな服屋さんの中でアーチェさんは元気いっぱいに叫びます。
ご迷惑なのでお控えください……。
『しかし……洋服が有名と言うだけあって……すごい量がありますねぇ……』
『そうそう! いやぁ……ワクワクしちゃうねぇ……』
この街はお世辞にも栄えているとは言い難いレベルのものでしたが……洋服だけならば王都を超えるやもしれませんね。
というか量がすごい……。 右を見ても左を見ても服、服、服……。
『折角の機会なんだから……アリスも新しいファッションスタイルにチャレンジしてみたらどうだい?』
『えぇ……? 私はいいかなぁ……』
もう既にいくつかの服を手に抱えているセシリアにそう提案されましたが……私別にファッションとかにあんまり興味無いんですよねぇ……。
『ん~? アリスっていっつもそのスタイルなの?』
『まぁ……そうですね。 だってどうせローブを上から羽織る訳ですし……スカートくらいしか意識してませんね……』
私のコーディネートは基本的にいつも同じで適当に着込んだ服の上からローブを羽織る。 下はロングスカートとブーツ。
正直言ってこれがいちばん便利なんですよ。 毎朝服を悩まなくて済みますし……。
『というか……私から言わせてもらいますと、よくそんなに服にこだわれますよね? 特にセシリア』
『あ~! 確かにセシリアってオシャレだよね~!!!』
『ふふっ! 分かるかい? 私は常に身だしなみには気を使っていてねぇ。 今日のコーディネートは……』
ドヤ顔で説明を始めるセシリアですが……そのファッションセンスが優れていることに間違いはありません。 《可愛い》というよりは《美しい》よりで、なおかつスタイルも抜群のセシリアは基本的に何を着ても似合います。
ちなみに今日のセシリアのスタイルは膝上あたりの長さのスカートと黒ニーソックス。 キャミソールの上からローブを羽織っています。
『というか……ねぇ。 正直な話、アリスのファッション……イモいよね?』
『それは私も同感だ。 一応年頃なんだからもう少し身だしなみに気を使った方がいいと思うよ?』
『髪も跳ねてるし……』
『そのローブ……大分シワが付いてるね……』
……と。 気がついたら私のファッションセンスのお話になっておりました。
イモい……。 なかなかストレートな悪口に私の心は普通に傷つきました。
『わかってないですねぇ……。 いいですか? これこそが最先端の機能性重視ファッションなんですよ!』
『『……』』
『…………』
気まずい沈黙が場を支配します。 やがてセシリアとアーチェさんは『あれが最先端?』『機能性という言葉を辞書で調べ直して欲しいね』などとヒソヒソ声で話し始めました。
ぐぬぬ……。 普通にくやしい。
『だ……だったらセシリアとアーチェさんで私の気に入る服を見繕ってください! もしそれで私が満足したら認めてあげますよ!』
このまま黙り込んだら負けな気がしたので、私はそう宣言しました。
その言葉に目の色を変えるセシリアとアーチェさんなのでした。
『え……? あぁ……はい』
『ふふっ。 楽しみだね』
街へと入った後、いきなり目に飛び込んできた大きな服屋さんの中でアーチェさんは元気いっぱいに叫びます。
ご迷惑なのでお控えください……。
『しかし……洋服が有名と言うだけあって……すごい量がありますねぇ……』
『そうそう! いやぁ……ワクワクしちゃうねぇ……』
この街はお世辞にも栄えているとは言い難いレベルのものでしたが……洋服だけならば王都を超えるやもしれませんね。
というか量がすごい……。 右を見ても左を見ても服、服、服……。
『折角の機会なんだから……アリスも新しいファッションスタイルにチャレンジしてみたらどうだい?』
『えぇ……? 私はいいかなぁ……』
もう既にいくつかの服を手に抱えているセシリアにそう提案されましたが……私別にファッションとかにあんまり興味無いんですよねぇ……。
『ん~? アリスっていっつもそのスタイルなの?』
『まぁ……そうですね。 だってどうせローブを上から羽織る訳ですし……スカートくらいしか意識してませんね……』
私のコーディネートは基本的にいつも同じで適当に着込んだ服の上からローブを羽織る。 下はロングスカートとブーツ。
正直言ってこれがいちばん便利なんですよ。 毎朝服を悩まなくて済みますし……。
『というか……私から言わせてもらいますと、よくそんなに服にこだわれますよね? 特にセシリア』
『あ~! 確かにセシリアってオシャレだよね~!!!』
『ふふっ! 分かるかい? 私は常に身だしなみには気を使っていてねぇ。 今日のコーディネートは……』
ドヤ顔で説明を始めるセシリアですが……そのファッションセンスが優れていることに間違いはありません。 《可愛い》というよりは《美しい》よりで、なおかつスタイルも抜群のセシリアは基本的に何を着ても似合います。
ちなみに今日のセシリアのスタイルは膝上あたりの長さのスカートと黒ニーソックス。 キャミソールの上からローブを羽織っています。
『というか……ねぇ。 正直な話、アリスのファッション……イモいよね?』
『それは私も同感だ。 一応年頃なんだからもう少し身だしなみに気を使った方がいいと思うよ?』
『髪も跳ねてるし……』
『そのローブ……大分シワが付いてるね……』
……と。 気がついたら私のファッションセンスのお話になっておりました。
イモい……。 なかなかストレートな悪口に私の心は普通に傷つきました。
『わかってないですねぇ……。 いいですか? これこそが最先端の機能性重視ファッションなんですよ!』
『『……』』
『…………』
気まずい沈黙が場を支配します。 やがてセシリアとアーチェさんは『あれが最先端?』『機能性という言葉を辞書で調べ直して欲しいね』などとヒソヒソ声で話し始めました。
ぐぬぬ……。 普通にくやしい。
『だ……だったらセシリアとアーチェさんで私の気に入る服を見繕ってください! もしそれで私が満足したら認めてあげますよ!』
このまま黙り込んだら負けな気がしたので、私はそう宣言しました。
その言葉に目の色を変えるセシリアとアーチェさんなのでした。
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