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三章 進め進め
92 レベルアップのお祝いと明日の予定
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夕飯はコパンのレベルアップ祝いも兼ねて唐揚げにした。もちろんポテトフライもつけたよ!
結構気に入っているらしいこんにゃくの味噌田楽も作った。もちろん魔法でね。
パンにしようかなと思ったけれど、田楽があるから麦飯にして、麦飯炊くならって山芋もすりおろしてみた。
ふふふふ。作製は全て魔法任せだけど、チョイスは結構いい感じだよね。
ちなみに小さく切った野菜を入れて『具だくさんのチーズオムレツ』も作った。これはコパンが貼ったの付箋から選んだものだ。
うんうん。あまり使わなかった食材を使えたね。さすが俺の『お助け妖精』だ。
最初の頃は必死だったからとにかく食べられそうなものはなんでも採取したんだよ。それで、調味料がなかったから使えないものもあってさ。
まぁ普通に考えたらこんにゃく芋なんて採ろうと思わないよね。でも【アイテム】があったからなんとかなるかなって思ったんだ。
まぁ、ちょっと収納の中で眠っていたけど、美味しく食べられて良かったな。
あ~、寒くなってきたらおでんもいいなー。出汁が良くしみたこんにゃく好きなんだよね。
「おでんってなんですか?」
あ、聞こえちゃったのか。
「おでんは色々なものを鍋で煮て食べるアツアツの食べ物だよ。液体の和風だしがあるから何とかなるんじゃないのかな」
「寒い時に食べると美味しいのですね! 楽しみです!」
ニコニコしながら、コパンがそう言ったので必ず作ろうって思った。
「あ、でもさ、この世界って季節とかあるの? 暑くなったり寒くなったりとか」
今はこの女神が管理している森にいるからだろう、気温は一定だし、雨にも降られた事がない。
快適と言えば快適なんだけどさ。
「季節はありますが、国によって多少が差があると思います。北の方は寒いのが多くて、南の方になると暑い日が多い感じでしょうか。もちろんその中でも移り変わりというものもありますが、一つ一つの国のデータはまだそんなに詳しく分かってないのです。えっとアラタ様が行きたいと思う国が決まったら、その国のデータを詳しく集めます」
「そうなんだ。でも国を決めるってどの国があるかも分からないのに決められないよ」
「はい、先ほど申し上げた通り、少しずつお話をしていきますね。でもアラタ様が進み始めたのは南の方角なので、北の方に行くのはかなり大変です」
「そ、そうなんだ」
知らないうちにというか、そのままなんとなく歩き出していたら北の国の選択はほぼなくなっていたのか。
まぁ一年のうち寒い日が多いよりは暑い日が多い方がいい…………のかなぁ。赤道直下みたいな場所に着いちゃったらどうしよう。
「大丈夫ですよ! 暑いって言ってもここより暑いくらいです。焚火の近くみたいに熱くはないです」
コパンはほんの少しだけ目をグルグルにさせながら慌ててそう言った。
どうやら俺の思考はだだ漏れだったらしい。
「は、ははは、そうか。焚火の近くの熱さはちょっと困るもんね」
「はい。あれがずっとは困ります。アラタ様はどんな国いいですか?」
「どんな…………そうだな。争いのない国がいいな。あと、色々な知識を教えてもらえると楽しいかな」
「分かりました。今のところはまだそれほど詳しい情報ではないのですが、近づいてくるとちゃんと分かると思います。『お助け妖精』が主の為に求める情報はきちんと知らされるので大丈夫です。おまかせあれ~!」
コパンがフンス‼ というようなドヤ顔をしてそう言うので、俺は噴き出すのを堪えながら「おまかせします」と答えた。
とりあえず、女神の調査が再び入る事は確定で、あってはならない事が再び起きた。
あのリヴェールが言っていた「ずれた感じがあった」っていうのも実は気になっているんだ。
ずれたってなんだろう。何がずれたんだろう?
何かがずれると呪詛がワームの中に入り込むのか??
「イチゴのアイスが美味しいです!」
コパンはすでにデザートに突入をしたようだ。うんうん。美味しいは正義だね。
「レベルアップおめでとう。コパン。これからも頑張ろうね」
「はい! 10までいったら中級です。そうしたら姿も変えられますから!」
ああ、まだこだわっていたのかって思いつつ、絵本の妖精のように羽の生えたコパンも可愛いだろうなって思ったけど、姿なんてどうでもいい。だってコパンが俺の『お助け妖精』である事は変わらないんだからさ。
「さて、明日こそプリン型を作ろう」
「! はい! そうですね!」
小さい型が写真に写っていたから、何とかなると思う。
ちなみに蒸かし鍋も移っていた画像があったからこれもいけそうだ。レンジも写っていたけどさすがにこれは無理だろうな。
でもそのうち魔法がもっともっと出来るようになったら、魔道具みたいなレンジが作れたらいいな。
魔物と戦い続けていくよりも俺は絶対そっちの方がいい。
「そういえば、女神のお詫びって今度はなんだろうな」
また新しい【アイテム】とかくるのかな。そうだといいな。
「インスタントコーヒーとか嗜好品系もいいかも。お菓子作りの本とか、ものの構造が分かる本とかもいいなぁ。ふふふ、また無理ですってお知らせが来ちゃうかな」
そんな事を考えて、俺は食後のたんぽぽコーヒーを口にした。
---------
さて、何がくるかな(笑)
結構気に入っているらしいこんにゃくの味噌田楽も作った。もちろん魔法でね。
パンにしようかなと思ったけれど、田楽があるから麦飯にして、麦飯炊くならって山芋もすりおろしてみた。
ふふふふ。作製は全て魔法任せだけど、チョイスは結構いい感じだよね。
ちなみに小さく切った野菜を入れて『具だくさんのチーズオムレツ』も作った。これはコパンが貼ったの付箋から選んだものだ。
うんうん。あまり使わなかった食材を使えたね。さすが俺の『お助け妖精』だ。
最初の頃は必死だったからとにかく食べられそうなものはなんでも採取したんだよ。それで、調味料がなかったから使えないものもあってさ。
まぁ普通に考えたらこんにゃく芋なんて採ろうと思わないよね。でも【アイテム】があったからなんとかなるかなって思ったんだ。
まぁ、ちょっと収納の中で眠っていたけど、美味しく食べられて良かったな。
あ~、寒くなってきたらおでんもいいなー。出汁が良くしみたこんにゃく好きなんだよね。
「おでんってなんですか?」
あ、聞こえちゃったのか。
「おでんは色々なものを鍋で煮て食べるアツアツの食べ物だよ。液体の和風だしがあるから何とかなるんじゃないのかな」
「寒い時に食べると美味しいのですね! 楽しみです!」
ニコニコしながら、コパンがそう言ったので必ず作ろうって思った。
「あ、でもさ、この世界って季節とかあるの? 暑くなったり寒くなったりとか」
今はこの女神が管理している森にいるからだろう、気温は一定だし、雨にも降られた事がない。
快適と言えば快適なんだけどさ。
「季節はありますが、国によって多少が差があると思います。北の方は寒いのが多くて、南の方になると暑い日が多い感じでしょうか。もちろんその中でも移り変わりというものもありますが、一つ一つの国のデータはまだそんなに詳しく分かってないのです。えっとアラタ様が行きたいと思う国が決まったら、その国のデータを詳しく集めます」
「そうなんだ。でも国を決めるってどの国があるかも分からないのに決められないよ」
「はい、先ほど申し上げた通り、少しずつお話をしていきますね。でもアラタ様が進み始めたのは南の方角なので、北の方に行くのはかなり大変です」
「そ、そうなんだ」
知らないうちにというか、そのままなんとなく歩き出していたら北の国の選択はほぼなくなっていたのか。
まぁ一年のうち寒い日が多いよりは暑い日が多い方がいい…………のかなぁ。赤道直下みたいな場所に着いちゃったらどうしよう。
「大丈夫ですよ! 暑いって言ってもここより暑いくらいです。焚火の近くみたいに熱くはないです」
コパンはほんの少しだけ目をグルグルにさせながら慌ててそう言った。
どうやら俺の思考はだだ漏れだったらしい。
「は、ははは、そうか。焚火の近くの熱さはちょっと困るもんね」
「はい。あれがずっとは困ります。アラタ様はどんな国いいですか?」
「どんな…………そうだな。争いのない国がいいな。あと、色々な知識を教えてもらえると楽しいかな」
「分かりました。今のところはまだそれほど詳しい情報ではないのですが、近づいてくるとちゃんと分かると思います。『お助け妖精』が主の為に求める情報はきちんと知らされるので大丈夫です。おまかせあれ~!」
コパンがフンス‼ というようなドヤ顔をしてそう言うので、俺は噴き出すのを堪えながら「おまかせします」と答えた。
とりあえず、女神の調査が再び入る事は確定で、あってはならない事が再び起きた。
あのリヴェールが言っていた「ずれた感じがあった」っていうのも実は気になっているんだ。
ずれたってなんだろう。何がずれたんだろう?
何かがずれると呪詛がワームの中に入り込むのか??
「イチゴのアイスが美味しいです!」
コパンはすでにデザートに突入をしたようだ。うんうん。美味しいは正義だね。
「レベルアップおめでとう。コパン。これからも頑張ろうね」
「はい! 10までいったら中級です。そうしたら姿も変えられますから!」
ああ、まだこだわっていたのかって思いつつ、絵本の妖精のように羽の生えたコパンも可愛いだろうなって思ったけど、姿なんてどうでもいい。だってコパンが俺の『お助け妖精』である事は変わらないんだからさ。
「さて、明日こそプリン型を作ろう」
「! はい! そうですね!」
小さい型が写真に写っていたから、何とかなると思う。
ちなみに蒸かし鍋も移っていた画像があったからこれもいけそうだ。レンジも写っていたけどさすがにこれは無理だろうな。
でもそのうち魔法がもっともっと出来るようになったら、魔道具みたいなレンジが作れたらいいな。
魔物と戦い続けていくよりも俺は絶対そっちの方がいい。
「そういえば、女神のお詫びって今度はなんだろうな」
また新しい【アイテム】とかくるのかな。そうだといいな。
「インスタントコーヒーとか嗜好品系もいいかも。お菓子作りの本とか、ものの構造が分かる本とかもいいなぁ。ふふふ、また無理ですってお知らせが来ちゃうかな」
そんな事を考えて、俺は食後のたんぽぽコーヒーを口にした。
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さて、何がくるかな(笑)
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