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〜幼少期編〜
第20話 悪役令嬢 動く!
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「お前が嫌がるならアプローチなどいくらでもしてやろう。」
何言ってんだ目の前の王子サマは。
「その涼しい顔を泣かしてやりたくなった。」
「いいご趣味をしてますね~」
私たちがバルコニーであれやこれや言い合っているとアルベルトの付き人が帰る時間だと伝えに来た。
「殿下そろそろお戻りを。」
「わかった、今行く。ではダリア、また明日。」
明日?あぁ、嫌がらせね。
私の手の甲にキスを落とすと耳元で
「言い忘れていたがお前のドレスとても似合っている。」
これが女ったらしになる所以か。
「あぁ、ありがとう。アル。」
そう返してやると「なっ!」と声を上げながら顔を赤くしていた。
おぉ、照れてる照れてる!私もやられっぱなしというわけにはいかんのだよ。
ニヤリと笑ってやると悔しそうにアルベルトはその場を後にした。
さてと、私も仕事をしなければな。
さすがは父上。伊達に公爵家の当主をやっていない。
こんな曰くありげなパーティに娘を一人放り込んで敵と味方を見極めて行動してこいなんて。
だが、そろそろ貴族たちの挨拶も終わるだろう。
場が動くとしたら今だな。
バルコニーから中へ戻ると再び色んな貴族が私の周りへ集まってくる。
「ダリア嬢、ご挨拶を。」
「公爵様は来られないので?」
「聞きましたわ、最近乗馬をなさっているのだとか!」
うっ、、、目眩がする。だがここで引く訳には。
「アルミア伯爵、先日は父をパーティに招待下さりありがとうございます。マレイア夫人、乗馬は公爵家の騎士の方に教えて貰いながらやっていますのよ。」
次々とくる貴族を相手にしながら建前とその奥にある彼らの欲を見定めようと会話を続けていく。
「ダリア様、最近父上である公爵様のお仕事を手伝っていらっしゃるとか?」
「まぁ、ご令嬢なのに?ご立派ですわ!」
「えぇ、公爵家の長女として父の仕事はとても勉強になりますし良い機会だと存じます。」
「まぁ、その若さで!」
「ダリア令嬢は聖女候補として選抜にご出席なさるので?」
「まぁ、聞かなくてもご出席なさるに決まってるではありませんか!家柄も容姿も完璧ですわ!」
「あぁ、ですが魔法属性が闇属性、でしたな?あまり聖女には不向きな属性なのでは?」
ガスパル・デミウド公爵。
我がクロウリー公爵と同じ地位の反セーレム派でもあり、クロウリー公爵家の敵対勢力。
彼のこの一言でその場が凍りついた。
今は父上もいないし、付き人もあえて置いてきた。
父上はこの場で1人で敵対勢力に舐められぬよう立ち振る舞えと仰っているのだろうな。
舐めるなよ?今の私たちはただのダリアではないのだ。
「そうですわね、私の属性は闇。ですが初代聖女はこの五大属性の全てを扱われていたとのことでしてよ?だとすればどの属性も聖女足りうる魔法なのでは無いでしょうか。それに、、、」
「デミウド家の騎士は闇属性の方が多いと聞きましたわ。あまりご自分の首をお締めにならない方がよろしいのでは?では、失礼致します。」
口の端だけ少しあげ不敵な笑みをデミウド公爵に見せつけながらその場を後にする。
公爵は9歳の子供に何も言い返せないことを顔を真っ赤にして恥じていた。
と、同時にあれはキレてるな。
もともと敵対しているのだし、吹っ掛けてきたのはあちらだからね。
すると突然グラスの割れる音が会場に響き渡る。
予想通り、こちらにも問題が起きたか。
「も、申し訳ありません。」
「まぁ、まぁ、せっかくお飲み物をお持ちしましたのに勿体ないですわぁ。」
ほんとにね、この世界割とこんなのばかりいるのになぜダリアだけが悪目立ちしてしまったのだろう、、、
「その、、わたくし、お酒が苦手でございまして。」
「まぁ美味しいですのよ?ささ、新しいのを用意させましたので一口召し上がってくださいな!」
「いえ、本当に、、、わたくしは。」
み、、見事なまでのアルハラ。
それにそんなみっともないことをしているのはデミウド公爵夫人ではないか。
夫婦揃ってなにしとんねん。
「まぁ、お誘いをお断りするなんて。」
「あ、あの、、、」
騒ぎが大きいのか周りも注目し始める。
これではいい見世物だな。
「デミウド公爵夫人。アレルギーというものをご存知ですか?」
「く、クロウリー公爵令嬢、、、」
「アレルギーとはその人にとって有害なものを指します。貴殿が飲まれても無害ではありますがお酒に含まれる成分、アルコールアレルギーを持つアヤ様にとっては毒となりえます。最悪の場合死に至りますよ?王家側室の殺人の犯人として連行されたくはないでしょう?」
「さ、殺人ですって?クロウリー嬢、どういう意味ですか?!」
「カリム殿下の誕生日パーティにその母を殺したくはないでしょう?と申しております。さて、せっかくのお酒ですが私も子供ですので飲めませんねぇ。フォンティーヌ卿!」
少し声をはりあげて呼ぶとダンディな紳士が私の元へ歩いてくる。
彼はバルド・フォンティーヌ伯爵。
クロウリー公爵家の元騎士団団長でありクロウリー領の中でいちばん大きい領地を任されている有能な人材。
今回このパーティに彼も参加してもらった。
こういう時のために。
「ダリア様、お呼びでしょうか。」
「ちょうどいい、公爵夫人のお酒は貴殿が頂戴しろ。フォンティーヌ伯爵は元とはいえクロウリー騎士団の団長であった者です。公爵夫人のお酒を頂くのには彼が相応しいでしょう。」
「かしこまりました。では、有難く頂戴いたします。」
そう言ってフォンティーヌ卿は公爵夫人からお酒を受け取り軽く飲み干して見せた。
彼はその後公爵夫人にお礼を言いその場は収まった。
「あ、あの、、、クロウリー嬢。ありがとうございます。」
「当たり前のことをしただけですよ、そうだ。アヤ様、カリム殿下。こちらのジュースをお口直しにお飲みください。」
「こ、これは。」
「セーレムから取り寄せたプワの実のジュースです。」
アヤ様は一口飲むと顔が朗らかになられた。
カリム殿下もお気に召したらしい。
「とても、美味しゅうございます。えぇ、えぇ!とても、とても、、、懐かしい。」
「美味しいですよね、私も気に入りまして。」
「わざわざセーレムからお買い求めに?」
「アヤ様の故郷には貴重な品が沢山あります。求めたくなるのも道理でしょう。」
「ありがとう、、、ございます。」
第3王子 誕生日パーティ これにて一件落着っ!
𝓽𝓸 𝓫𝓮 𝓬𝓸𝓷𝓽𝓲𝓷𝓾𝓮𝓭🌃
何言ってんだ目の前の王子サマは。
「その涼しい顔を泣かしてやりたくなった。」
「いいご趣味をしてますね~」
私たちがバルコニーであれやこれや言い合っているとアルベルトの付き人が帰る時間だと伝えに来た。
「殿下そろそろお戻りを。」
「わかった、今行く。ではダリア、また明日。」
明日?あぁ、嫌がらせね。
私の手の甲にキスを落とすと耳元で
「言い忘れていたがお前のドレスとても似合っている。」
これが女ったらしになる所以か。
「あぁ、ありがとう。アル。」
そう返してやると「なっ!」と声を上げながら顔を赤くしていた。
おぉ、照れてる照れてる!私もやられっぱなしというわけにはいかんのだよ。
ニヤリと笑ってやると悔しそうにアルベルトはその場を後にした。
さてと、私も仕事をしなければな。
さすがは父上。伊達に公爵家の当主をやっていない。
こんな曰くありげなパーティに娘を一人放り込んで敵と味方を見極めて行動してこいなんて。
だが、そろそろ貴族たちの挨拶も終わるだろう。
場が動くとしたら今だな。
バルコニーから中へ戻ると再び色んな貴族が私の周りへ集まってくる。
「ダリア嬢、ご挨拶を。」
「公爵様は来られないので?」
「聞きましたわ、最近乗馬をなさっているのだとか!」
うっ、、、目眩がする。だがここで引く訳には。
「アルミア伯爵、先日は父をパーティに招待下さりありがとうございます。マレイア夫人、乗馬は公爵家の騎士の方に教えて貰いながらやっていますのよ。」
次々とくる貴族を相手にしながら建前とその奥にある彼らの欲を見定めようと会話を続けていく。
「ダリア様、最近父上である公爵様のお仕事を手伝っていらっしゃるとか?」
「まぁ、ご令嬢なのに?ご立派ですわ!」
「えぇ、公爵家の長女として父の仕事はとても勉強になりますし良い機会だと存じます。」
「まぁ、その若さで!」
「ダリア令嬢は聖女候補として選抜にご出席なさるので?」
「まぁ、聞かなくてもご出席なさるに決まってるではありませんか!家柄も容姿も完璧ですわ!」
「あぁ、ですが魔法属性が闇属性、でしたな?あまり聖女には不向きな属性なのでは?」
ガスパル・デミウド公爵。
我がクロウリー公爵と同じ地位の反セーレム派でもあり、クロウリー公爵家の敵対勢力。
彼のこの一言でその場が凍りついた。
今は父上もいないし、付き人もあえて置いてきた。
父上はこの場で1人で敵対勢力に舐められぬよう立ち振る舞えと仰っているのだろうな。
舐めるなよ?今の私たちはただのダリアではないのだ。
「そうですわね、私の属性は闇。ですが初代聖女はこの五大属性の全てを扱われていたとのことでしてよ?だとすればどの属性も聖女足りうる魔法なのでは無いでしょうか。それに、、、」
「デミウド家の騎士は闇属性の方が多いと聞きましたわ。あまりご自分の首をお締めにならない方がよろしいのでは?では、失礼致します。」
口の端だけ少しあげ不敵な笑みをデミウド公爵に見せつけながらその場を後にする。
公爵は9歳の子供に何も言い返せないことを顔を真っ赤にして恥じていた。
と、同時にあれはキレてるな。
もともと敵対しているのだし、吹っ掛けてきたのはあちらだからね。
すると突然グラスの割れる音が会場に響き渡る。
予想通り、こちらにも問題が起きたか。
「も、申し訳ありません。」
「まぁ、まぁ、せっかくお飲み物をお持ちしましたのに勿体ないですわぁ。」
ほんとにね、この世界割とこんなのばかりいるのになぜダリアだけが悪目立ちしてしまったのだろう、、、
「その、、わたくし、お酒が苦手でございまして。」
「まぁ美味しいですのよ?ささ、新しいのを用意させましたので一口召し上がってくださいな!」
「いえ、本当に、、、わたくしは。」
み、、見事なまでのアルハラ。
それにそんなみっともないことをしているのはデミウド公爵夫人ではないか。
夫婦揃ってなにしとんねん。
「まぁ、お誘いをお断りするなんて。」
「あ、あの、、、」
騒ぎが大きいのか周りも注目し始める。
これではいい見世物だな。
「デミウド公爵夫人。アレルギーというものをご存知ですか?」
「く、クロウリー公爵令嬢、、、」
「アレルギーとはその人にとって有害なものを指します。貴殿が飲まれても無害ではありますがお酒に含まれる成分、アルコールアレルギーを持つアヤ様にとっては毒となりえます。最悪の場合死に至りますよ?王家側室の殺人の犯人として連行されたくはないでしょう?」
「さ、殺人ですって?クロウリー嬢、どういう意味ですか?!」
「カリム殿下の誕生日パーティにその母を殺したくはないでしょう?と申しております。さて、せっかくのお酒ですが私も子供ですので飲めませんねぇ。フォンティーヌ卿!」
少し声をはりあげて呼ぶとダンディな紳士が私の元へ歩いてくる。
彼はバルド・フォンティーヌ伯爵。
クロウリー公爵家の元騎士団団長でありクロウリー領の中でいちばん大きい領地を任されている有能な人材。
今回このパーティに彼も参加してもらった。
こういう時のために。
「ダリア様、お呼びでしょうか。」
「ちょうどいい、公爵夫人のお酒は貴殿が頂戴しろ。フォンティーヌ伯爵は元とはいえクロウリー騎士団の団長であった者です。公爵夫人のお酒を頂くのには彼が相応しいでしょう。」
「かしこまりました。では、有難く頂戴いたします。」
そう言ってフォンティーヌ卿は公爵夫人からお酒を受け取り軽く飲み干して見せた。
彼はその後公爵夫人にお礼を言いその場は収まった。
「あ、あの、、、クロウリー嬢。ありがとうございます。」
「当たり前のことをしただけですよ、そうだ。アヤ様、カリム殿下。こちらのジュースをお口直しにお飲みください。」
「こ、これは。」
「セーレムから取り寄せたプワの実のジュースです。」
アヤ様は一口飲むと顔が朗らかになられた。
カリム殿下もお気に召したらしい。
「とても、美味しゅうございます。えぇ、えぇ!とても、とても、、、懐かしい。」
「美味しいですよね、私も気に入りまして。」
「わざわざセーレムからお買い求めに?」
「アヤ様の故郷には貴重な品が沢山あります。求めたくなるのも道理でしょう。」
「ありがとう、、、ございます。」
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