魔女の弟子ー童貞を捨てた三歳児、異世界と日本を行ったり来たりー

盾乃あに

文字の大きさ
46 / 104

グレる

しおりを挟む

 あれから俺はグレた。

「あれ、小太郎様、帰らしたんじゃ」
「ダンジョンに潜ってくる」
 俺は五十階層に入り、モンスターに八つ当たりをする。
「オラオラかかってこい!」
 もう、俺を止められない!
 途中宝箱があるが、開けてすぐにアイテムボックスに突っ込む。ボスを倒してもおなじだ。が、とりあえず八十階層のボスを倒したところで虚しさに気付いて良かった。このままだと攻略してしまうところだからな。
「これは」
 宝箱に入っていたのは『マジックボックス(指輪型)』『錬金の魔法玉』
「よしっ!錬金術がてにはいる」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

コタロー・カザマ 十七歳
 レベル99
 力 LS+
 体 LS+
 速 LS-
 魔 LS+
 運 LS-
スキル 五行魔法(火・水・土・風・雷)        
    闇魔法 光魔法 聖魔法 回復魔法 転移魔法 時空間魔法 鑑定魔法 強化魔法 支援魔法   付与魔術 錬金術
    剣術 槍術 棍術 体術 盾術 感知 天歩 剛断 瞬歩
ユニーク 

 黒の魔女の弟子
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 全てがLSになり、錬金術も覚えた。
 もう無敵じゃね?
「俺の努力が実ったんだー!」

 さて帰るとするか。爺婆ズはユフィをたのしませたるだけだし。俺を除け者にしたことはゆるせねぇが、しょうがない。次は無いけどな!

 ダンジョンから出るとまた呼び出しを食らう。
「小太郎様、今日は何層まで行ったのですか?」
「八十階層までですが」
「?!八十でございますか?どんなモンスターが?」
 俺は出来る限り伝えた。
「はぁ、で?ドロップ品は」
「あるけど出します?結構な量ですよ?」
「あ、そ、倉庫の方へ」
「あ、それよりも、これってどう言う扱いですか?」
 俺は火の魔法玉を手に取る。
「こ、これは魔法玉でしゅか!?」
 あ。かんだ。可愛い。
「失礼しました。魔法玉は鑑定してからですがオークションが一般的で、ご自分で使う方もいらっしゃいます」
「一応五行魔法の魔法玉を持ってきてるんですが」
 五種類の魔法玉を取り出すと、
「ご。ご、ごきょ!?、」
 また噛んだ。

「前代未聞ですし、五行魔法とは?」
「火、水、土、風、雷ですね」
「い、今分かっているので火と水のみなのですが」
「じゃあなかったことに」
「あ、預からせてください!慎重に鑑定もしますので。お願いします」
 んー、まぁいいか、また買えばいいだけだし。
「ならどうぞ。一応自分でも鑑定したんで合ってると思いますよ」
「か、鑑定も持ってらっしゃるんですか?それも魔法玉で?」
「レアな魔法玉らしいですね」
「あ、あなたは何者なのですか?勇者ですか?勇者なんですよね?」
「しがない一般人ですよ。少しダンジョンに詳しいだけです」

「そ、そう言うことにしておきます。それではこの魔法玉はお預かりいたします」
 福田さんは一旦そとに出て行って帰ってきた。
「それではドロップ品は倉庫で買い取りいたしますが、入金はカードでよろしいですか?」
「カード?」
「はい、冒険者カードには普通の預金カードとしても使えるようになっていますので、あとさすがに小太郎様のドロップ品を現金で用意することは出来ないので」
「ならカードでお願いします」

 倉庫に向かうと職員が待ち構えていた。
「「「よろしくお願いします」」」
「こ、こちらこそ」
「では下の階層のドロップ品からお願いします」
「はい。五十階層のデスワームの皮と牙と魔生石」
 ドロップ品を取り出すと、職員が運んでいく。

「で最後に八十階層のグランドウルフの毛皮に牙、あと魔生石で最後になります」
「は、はい、ありがとうございます。しめて十三億7千二百万になります」
「……」
「……」
「す、凄いですね」
「はい、凄いです」

「このドロップ品って何に使われるんですか?」
「趣味で買う人もいれば装備に加工したりするそうですよ」
「へぇ、加工できる人も居るんですね!」
「はい、小太郎様の装備も」
「あ、これは買ったものですね、ワイバーンの皮が使われていてずっと使ってるんですよ」

「売っているんですか?」
「あ、知り合いからですがね」
「そ、そうですか」
 福田さんはガックリしたようだ。
「買ってきましょうか?」
「え!いいんですか?」
「あまり数はないと思いますしこれよりは数ランク落ちると思いますが」
「お願いします!お金は必ず用意しますので!」
 必死に頼んでくる福田さんに若干引きつつ了承する。

 さてと、忙しくなりそうだなぁ。

しおりを挟む
感想 2

あなたにおすすめの小説

勇者パーティのサポートをする代わりに姉の様なアラサーの粗雑な女闘士を貰いました。

石のやっさん
ファンタジー
年上の女性が好きな俺には勇者パーティの中に好みのタイプの女性は居ません 俺の名前はリヒト、ジムナ村に生まれ、15歳になった時にスキルを貰う儀式で上級剣士のジョブを貰った。 本来なら素晴らしいジョブなのだが、今年はジョブが豊作だったらしく、幼馴染はもっと凄いジョブばかりだった。 幼馴染のカイトは勇者、マリアは聖女、リタは剣聖、そしてリアは賢者だった。 そんな訳で充分に上位職の上級剣士だが、四職が出た事で影が薄れた。 彼等は色々と問題があるので、俺にサポーターとしてついて行って欲しいと頼まれたのだが…ハーレムパーティに俺は要らないし面倒くさいから断ったのだが…しつこく頼むので、条件を飲んでくれればと条件をつけた。 それは『27歳の女闘志レイラを借金の権利ごと無償で貰う事』 今度もまた年上ヒロインです。 セルフレイティングは、話しの中でそう言った描写を書いたら追加します。 カクヨムにも投稿中です

異世界だろうがソロキャンだろう!? one more camp!

ちゃりネコ
ファンタジー
ソロキャン命。そして異世界で手に入れた能力は…Awazonで買い物!? 夢の大学でキャンパスライフを送るはずだった主人公、四万十 葦拿。 しかし、運悪く世界的感染症によって殆ど大学に通えず、彼女にまでフラれて鬱屈とした日々を過ごす毎日。 うまくいかないプライベートによって押し潰されそうになっていた彼を救ったのはキャンプだった。 次第にキャンプ沼へのめり込んでいった彼は、全国のキャンプ場を制覇する程のヘビーユーザーとなり、着実に経験を積み重ねていく。 そして、知らん内に異世界にすっ飛ばされたが、どっぷりハマっていたアウトドア経験を駆使して、なんだかんだ未知のフィールドを楽しむようになっていく。 遭難をソロキャンと言い張る男、四万十 葦拿の異世界キャンプ物語。 別に要らんけど異世界なんでスマホからネットショッピングする能力をゲット。 Awazonの商品は3億5371万品目以上もあるんだって! すごいよね。 ――――――――― 以前公開していた小説のセルフリメイクです。 アルファポリス様で掲載していたのは同名のリメイク前の作品となります。 基本的には同じですが、リメイクするにあたって展開をかなり変えているので御注意を。 1話2000~3000文字で毎日更新してます。

40歳のおじさん 旅行に行ったら異世界でした どうやら私はスキル習得が早いようです

カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
部長に傷つけられ続けた私 とうとうキレてしまいました なんで旅行ということで大型連休を取ったのですが 飛行機に乗って寝て起きたら異世界でした…… スキルが簡単に得られるようなので頑張っていきます

世界一簡単にレベルアップ ~魔物を倒すだけでレベルが上がる能力を得た俺は、弱小の魔物を倒しまくって異世界でハーレム作る事にしました~

きよらかなこころ
ファンタジー
 シンゴはある日、事故で死んだ。  どうやら、神の手違いで間違って死んでしまったシンゴは異世界に転生することになる。  転生する際にオマケに『魔物を倒すだけでレベルが上がる』能力を貰ったシンゴ。  弱小の魔物を倒してレベルを上げ、異世界でハーレムを作る事を企むのだった。

42歳メジャーリーガー、異世界に転生。チートは無いけど、魔法と元日本最高級の豪速球で無双したいと思います。

町島航太
ファンタジー
 かつて日本最強投手と持て囃され、MLBでも大活躍した佐久間隼人。  しかし、老化による衰えと3度の靭帯損傷により、引退を余儀なくされてしまう。  失意の中、歩いていると球団の熱狂的ファンからポストシーズンに行けなかった理由と決めつけられ、刺し殺されてしまう。  だが、目を再び開くと、魔法が存在する世界『異世界』に転生していた。

異世界召喚に条件を付けたのに、女神様に呼ばれた

りゅう
ファンタジー
 異世界召喚。サラリーマンだって、そんな空想をする。  いや、さすがに大人なので空想する内容も大人だ。少年の心が残っていても、現実社会でもまれた人間はまた別の空想をするのだ。  その日の神岡龍二も、日々の生活から離れ異世界を想像して遊んでいるだけのハズだった。そこには何の問題もないハズだった。だが、そんなお気楽な日々は、この日が最後となってしまった。

アラフォーおっさんの週末ダンジョン探検記

ぽっちゃりおっさん
ファンタジー
 ある日、全世界の至る所にダンジョンと呼ばれる異空間が出現した。  そこには人外異形の生命体【魔物】が存在していた。  【魔物】を倒すと魔石を落とす。  魔石には膨大なエネルギーが秘められており、第五次産業革命が起こるほどの衝撃であった。  世は埋蔵金ならぬ、魔石を求めて日々各地のダンジョンを開発していった。

ステータス画面がバグったのでとりあえず叩きます!!

カタナヅキ
ファンタジー
ステータ画面は防御魔法?あらゆる攻撃を画面で防ぐ異色の魔術師の物語!! 祖父の遺言で魔女が暮らす森に訪れた少年「ナオ」は一冊の魔導書を渡される。その魔導書はかつて異界から訪れたという人間が書き記した代物であり、ナオは魔導書を読み解くと視界に「ステータス画面」なる物が現れた。だが、何故か画面に表示されている文字は無茶苦茶な羅列で解読ができず、折角覚えた魔法なのに使い道に悩んだナオはある方法を思いつく。 「よし、とりあえず叩いてみよう!!」 ステータス画面を掴んでナオは悪党や魔物を相手に叩き付け、時には攻撃を防ぐ防具として利用する。世界でただ一人の「ステータス画面」の誤った使い方で彼は成り上がる。 ※ステータスウィンドウで殴る、防ぐ、空を飛ぶ異色のファンタジー!!

処理中です...