魔女の弟子ー童貞を捨てた三歳児、異世界と日本を行ったり来たりー

盾乃あに

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テンプレ

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「あの山脈を越えるのかよ」
 遠くに見える山々が俺に行くなって言ってるようだぜ。
 まぁゆっくり行ってみるか。
 一人テクテクと歩いてみる。
「うーん、遅いなぁ」
 瞬歩に切り替えると、景色が飛んでいく。
「うん!この使い方もいいんじゃないか!」
 ビュンビュンと飛ばしていく。
 すぐに山の麓まできた。
「うわぁ、高い山だな」  
  
「まあ、道もあるし走って行こうかな!」
 まだまだ元気だし、森の中はきもちいいなぁ!
『きゃあぁあああ』
「あん?テンプレか」
 そのまま駆け足で道沿いに走る。
「どぅえっへっへっ」
 すごい独特な笑い方だな。
「ええ女でやんす。やっちまうでやんす」
「やんす!ひんむいちまえ!」
 男が十人に対して女が三人、他は死んでるのか。
「嬢に指一本触れさせはせぬ!」
「だめでやんす、命令でやんす」
 はぁ、やるか。
 瞬歩で後ろの方から次々に倒して行く。
「だ、だれだ?」
「気づかれたでやんす笑」
 そのままのスピードで両足の腱を斬る。
「あとはやんすだけでやんす」
「ば、バカにすんなでやんす!」
 ガバッと俺に向かってくるが、腕を斬って動きを止める。
「いたいぃぃぃぃ」
「やんすつけろや」
 足蹴にすると小さくやんすっていった。
 ヒールをかけ縄で縛る。
「盗賊がなんでこんなとこにいるんだ?」
「聖教国がまともになったから仕事がなくてな」
「あぁ、そう」
「お嬢様達は大丈夫か?」
「は、はい、助かりました」
「嬢、あまり近づかないほうが」
「助けてくれたのにお礼くらい言わないと」
「私は聖教国から自由国家間で商いをしているミーサと言います。こっちは護衛のシャンディとアルベザ」
 ミーサはピンクの髪でボブカットの少し吊り目のできる女って感じ、シャンディは革鎧を着込んで兜を被っているが、銀髪がみえている。アルベザは革鎧こそ来ているがその下はメイド服のようで、黒髪のロングだ。
「俺は旅の者でコタローだ。馬車は平気か?」
「少し直せば大丈夫かと思いますが、馬が」
「こいつらの馬で十分だろ」
「申し訳ありませんが道中の護衛がいなくなってしまったので、よかったら雇われてくれませんか?」
「はぁ、まぁいいけどな。こいつらはどうする?」
 アルベザが前に出て来て男の首を斬る。
「な?なにすんだ?」
「私の夫の仇です。どのような処罰もうけます」
 アルベザは泣いていた。もう一人いるからいいだろう。
「もう一人は聞くことがあるからまだ殺すなよ?」
「……はい」
 アルベザは戻って行く。

「さぁ、お前たちの住処はどこだ?」
「言う訳ないだろ?グォっ!」
「何がいい?刺されるのか焼かれるのか水責めか?」
「あ、あっちにある洞穴だ。生命だけは助けてくれ」
「よしいくぞ!」
 男を引きずって洞穴まで向かうと仲間が出て来たようだ。
「敵襲」
「敵でーす」
 さっさと瞬歩で近寄り殺す。人を殺すのも慣れたな。
 洞穴からゾロゾロ出てくるが出て来た奴から死んでいく。
 ようやく親玉らしい大男がでてきたが。
「た、たすけてくれ、生命だけはグハッ」
「子分が死んでんのに何命乞いしてんだ」
 洞穴を探すと女が三人と宝?金貨や銀貨、あと反物や宝石も出て来た。
「結構持ってるもんだな」
 アイテムボックスに詰め込んで、死体もアイテムボックス行きだ。女三人はどうしたものか。
「とりあえずこれ着てついてこい」
 服を渡してついて来させる。

「どうだ?馬車は行けそうか?」
「まだ時間がかかる」
「女が三人捕まってた。どうする?」
「まぁ、生きていればなんとかなります」
「目が死んでるがな」
 女達はそりゃやられたに決まってる。そんな女がいきてりゃなんとかなるってもんか?
「いままでのことは忘れなさい。いまいきてるのは貴女達だけなのですから」

「俺はアイテムボックスが使えるからお仲間も入れておくか?」
「お、お願いします」
 アルベザが食い気味にお願いして来た。夫が亡くなったんだ。しょうがないか。
「もし、空きがありましたら商品もお願いします」
「俺なんかでいいのか?」
「はい。人を見る目はあるほうですから」
「はぁ、やるよ」
 商品をアイテムボックスに入れ、馬車は横転していたから引き起こす。
「こっちは無事みたいだな」
 二台あるうちの一台は横転しただけみたいだから大丈夫のようだ。一台はいまシャンディが直している。
「申し訳ありませんがこちらはどうにも車軸がやられているようです」
「なら一台でいくんだな。馬は二頭入れば馬車は引けるだろ」

 馬車に五人乗り、馬にシャンディ、俺も馬に乗ってみたかったが歩きになった。
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