選ばれた者 おっさんの気ままな冒険

盾乃あに

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第4章 動くおっさん

あれから一年

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もうすぐ一年、リンリンと出会いゴブリンを倒してステータスを取得してから一年が経とうとしている。

色々あってあっという間に過ぎていったが最近はちょっと世間から離れてダンジョンハウスで過ごす事が多い。

中級ダンジョンは相変わらずリーダーモッチーが土日は頑張ってレベル上げをしていて、四ツ谷は平日はチリツカに頼んで何処かのダンジョンを一人で回ってるらしい、聴くとチリツカも危険な所は行かせたくないので初級クラスのダンジョンで無理はさせていないらしい。
まぁその時魔石などの換金をチリツカに頼んでいるからダンジョンハウスにいる限り貯金は溜まっている。

俺は多少の訓練とアンコ、マロンとの散歩にたまに行く美羽との買い物くらいしか今はしていない。
そろそろ動いて色々とやらなければと思うのだがなかなか身体が言う事を聞かない、ぐーたら病か?

さすがにぐーたらし過ぎだからアンコとマロンと一緒に三層以降の改築の話をしているが俺がチョイスするのは森だの川だのの自然溢れる癒しスポットばかりで自分でもそれしか思い浮かばないなんてどうかしてると思う。

図書館に行って色々と探してみるが結局日本人は絶景スポットが好きなようだ(俺だけじゃなかった)

でも四層から十九層までいまはモンスターも出していない、肉系は二十一層に出てくる魔牛達がいるし、お父さんが野菜は作ったのを持ってくる。

千葉はまだ復興中で人も少なくなっているためお兄さん達は仕事の為に千葉の実家に行くが帰ってくるとダンジョンハウスに帰ってくる、二回帰ることになっている。
実家の方はお父さん達が帰って掃除などはしているそうなので問題ないらしい。

さて、何をしようか・・・する事無いってのもつまらないなぁ。

テレビやネット回線はチリツカが家の回線をダンジョンでも使用できるように部品を調達して来てくれて観れるようになったし、とPCの電源を入れてダンジョンの情報や街の情報、ニュースなどを見ていくとある情報に目が行く、〃ダンジョン島発見か?〃なんだ?日本は6ヶ所だけのはずだが、しかも今は管理されてて問題も起こっていない。

そのサイトには詳細な場所などは載っていないが動画があり、観てみると森の中にゴブリンの集落の様なものがあり合成には観えない。

チリツカが帰ってきてから聞いたが情報は持っていないとの事でリンリンに確認すると言っていた。

次の日、チリツカから得た情報は日本海域にある小さな無人島にダンジョンがあり人がいない為、無害であると認識したようだがやはり人が入らずモンスターが増え続けるとモンスターが外に出て珍獣島のような現象が発生しているようだ。
このままでも海に適応した生物はいないようだから問題はないが下層の方のモンスターが出てくるとちょっとした騒ぎになるかも知れないとの事らしい。

それはいいがダンジョンマスターが可哀想に思えてしまう。
北海道ダンジョンの時のような雪菜達状態になっていなければいいが・・・

「チリツカ?そこは転移でいけるか?」
「ダメです、前の事もまだ解決してないんですよ、そんなことに構ってる暇があればたまにはゆっくりしていて下さい」
とこんな事を言ってくる、十分暇なのだ。
「ちなみにそのダンジョンは何級位なんだ?」
チリツカは溜息をついて
「初級も初級ですね、なんせ人間が居ないんですからDPも増えない、生活するのがやっとじゃないですかね?」
「んじゃさ「ダメです!」なんも言ってないよ?」
「どーせ、こっちに呼んじゃうとか考えてるんでしょ?」
「分かってんなら「ダメです」だからなんで?」
こいつさっきから被せてきやがって、
「マスターがどんな種族かも分からないし、ダンジョンは初級でも危険かも知れません、四ツ谷さんを連れて行ってる所はほかの冒険者さんも沢山居る場所で最深部までは絶対いかないと誓約書まで書いてもらってますから!」
一気に言いやがって!
「行く!」
「意地にならないでください、前の事で反省してるんですから少しは私の立場も考えて下さい」
なんだよ、気持ち悪いなぁ。
「じゃあチリツカも一緒に行こうぜ?無人島だろ?楽しそうじゃん」
「楽しそうって・・・分かった、暇なんでしょ?」
「暇だよ!中級の鍵もモッチーに取られてるんだ、このままだと戦国バチェラーにハマるくらいしか・・・」
チリツカは焦って
「それだけはやめて下さい!友達がそれにハマるとこなんか見たくありません!」
「じゃー行ってみよーよ、リンリンにOK貰えば行けるんだろ?聞いてみてよ!」
チリツカは悲しい顔をして迷っているようだ
「聞くだけ聞いてみます、ダメならダメですからね!」
よし!勝ったな!リンリンならすぐOKしてくれるだろ

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