選ばれた者 おっさんの気ままな冒険

盾乃あに

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第3章 ダンジョンとおっさん

閑話 バレンタイン・コタツ

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2月14日
バレンタインデー
俺は美羽から貰えれば嬉しいんだが
まぁ朝から作ってるの見ればくれるのはわかってる。
なぜかそこにアンコとマロンもいるのが気になるが男なら黙っていればいい、でも気になる

と朝からコーヒーを飲みながらボーッとしてるとまさかの雪菜達
「おはよーございます。あなた」
「おはよーございます」
「おはよーセッチャンに雪菜に雪」
三人一緒だからいまからダンジョンなんだろ
「これ作ったんで食べて下さい」
とセッチャンから小さいけどちゃんと包んであるチョコが
「セッチャンありがとー、大事に食べるねー」
受取ると頭を撫でてグリグリする
「私達からもどーぞ」
雪菜と雪からも貰いありがたく受取る
「二人ともありがとなー」
「いつもお世話になってますし、ではダンジョンに行ってきますね」
と手を振るので
「おう!ありがとな!頑張ってこいよー!」
三人を送り出す

「あー先越されちゃった、はい数人、ハッピーバレンタイン」
美羽がちょっと遅れて来たのが悔しかったのかプクーっとしていたがチョコをくれた、これが一番嬉しい
「毎年ありがとー、これからもよろしくね!」
「うん!じゃーご飯作って来るね」
おう、ご飯はいまからか
「兄さん、これあげます」
恥ずかしそうにチョコを持ってきたアンコ
「アンコありがとー嬉しいよ」
と頭を撫でてやる
エヘヘーと笑うアンコは可愛い
マロンも来て
「カズト様のお口に合えば良いのですが、どうぞ」
「マロンもありがとな」
とマロンの頭も撫でてやる

さーて、今年は大量にチョコ貰ったからちゃんとお返しも考えないとなぁ

そこに四ツ谷も来て
「私が一番最後ですかね?これ良かったら貰って下さい」
「なんも入れてないよな?」
「な、失礼ですよ」
「嘘だよ!ありがとう」
四ツ谷からも貰ってしまった
お返しが増えるなぁ

と今度は四ツ谷は早足で広場に向かって行くのでおっ!と思い追いかけてみると
賢人とボブがチョコを貰ってはしゃいでる
良かったなぁ、ふと見るとノセとモッチーも貰ってて二人は感激しているようだ
賢人もボブも会社でも貰うだろうし賢人なんかは一時期凄い数貰ってたからなぁ

ノセとモッチーはなかなか貰えないからよかったね!

バレンタインデーのチョコはやっぱり嫁のが一番分かってて美味かった、コーヒーによく合うチョコだ。

もちろん他のも美味かったが一日じゃ消化しきれないからアンコ達も欲しそうに横にいるしみんなで食べましょうかね!

最後に、なぜかリンリンからも倉庫に入ってた友チョコ?男同士で?まーありがたく貰っておいた。


二月の休みの日

この日は寒く、コタツから出たくない

なのにこいつらは
「自分家帰れ!ここは俺の家だ!」
いまコタツに入ってるのは俺の上にアンコ隣に美羽、反対側にマロンその横いって四ツ谷、反対側に賢人、ボブ、最後にモッチーとノセ
ふざけるな、俺のとこだけ動く隙間すら見当たらない
コタツは大きめだがこれだけの人数が入ると中はグッチャグチャ!
「これ誰の足だよ!邪魔!」
と賢人が蹴ると
「いったー!なんで蹴るのよ馬鹿賢人」
と四ツ谷が中で蹴りまくると
「いって!辞めろこのブスが!」
とボブ
「お父さんにも蹴られたことないのに!」
「ちょっ!マジでやめよう!コタツが壊れるから!」
止めてくれるモッチーだが
「違うんですよ!賢人の馬鹿が最初に!」
とせっかくのまったりタイムが台無しに
コタツの上の飲み物やらみかんは動きまくったせいでぐちゃぐちゃに・・・

「お前ら出てけー!」
「「「「「いやだ!」」」」」
「出て行くなら四ツ谷だろ?俺弟だし」
「俺らも毎回いるからなー」
「なんで私だけ仲間外れにすんのよ!嫌だね!絶対出ていかない!」
くそっ!動けないからこいつら強気だ!

「アンコ?一回降りようか?」
「嫌です!取られてしまいます!」
うーん、
「マロン?「ここが良いんですが邪魔ですか?」邪魔なわけないよー」
美羽を見ると・・・ダメだ
あったかいけどこれは違うって
これは俺の求めるコタツでは無い
もっとマッタリホッコリできる
とても尊いものだ

動けないわうるさいわ・・・こんなコタツなんか認めない!こんなコタツは嫌いだ‼︎

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