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第1章 異世界乱舞
秘書とたこ焼きと霞月
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一週間後に俺の屋台の前に、ベンツが横付けしてきやがった。
「おう!なんの真似だこら?商売の邪魔だろーが!」
と出て行くと、窓ガラスから見えるのはバカツキ?絆創膏やらで顔はよく見えないが、
一人出てくるとベンツは駐車場に向かって行く。
「何ポカーンとしてるの?あはははは!」
この馬鹿はあとでしばく!てかこいつこんな顔してたんだな、女にモテる顔じゃねーか!絆創膏だらけだけどな。
「なんだあのベンツは?親のか?」
「僕のだよ、一応金持ちなんだよね」
得意げに話してるバカツキを拳骨で叩く
「親の金だろ?すねかじりが馬鹿なこと言ってんなよ!」
「いだいー!!親なんか居ないよ!僕が稼いだお金だ!」
涙目で睨んでくるが、んなわけないだろ!
「はいはい、バカツキはたこ焼き買いに来たんだろ?1パックでいいのか?」
と戻ると、
「あ、信じてないだろ!キングの馬鹿たれ!」
と暴言吐いてきやがる!このクソガキが!
「私がお話ししてよろしいでしょうか?」
と来たのはたぶんベンツ運転してた奴か?
女にスーツって、秘書ってやつか?
「あぁ、どうぞ」
バカツキと喋ってても進まなそうだからな。
「此方の嵐 霞月様は嵐家の御子息でございます、御両親は他界なされ、今はお一人で住まわれて居ります」
嵐家ったらこの辺で有名な土地持ちの名家じゃねーかよ、んじゃこいつはボンボンか!
「ほーボンボンかよ、ならやっぱすねかじりだな」
「違う!僕の作ったゲームで稼いでる!ゲームとかしないでしょ?」
「おう、しないな」
霞月がポチポチとスマホをいじってる間に、たこ焼きを保温器に入れると、俺に画面を突き出して
「これ!これが僕の作ったゲーム!」
うぉ!なんじゃこれ!今のゲームはリアルだな
「マジか!すげーじゃねーか!バカツキの癖に!」
素直に褒めると照れ隠しで、
「バカツキは余計だね!頭いいし!」
と後ろ向く、ほんと分かりやすい奴だ。
「で、話を進めさせていただきたいですが、よろしいでしょうか?」
気配なかったぞこの女!
「お、おう?いいぞ」
「それでは嵐家当主は、今霞月様の御祖父がなされています。嵐家は特別でして、家督を継ぐ者は信頼出来る方を見つけ、一緒に旅をするのがしきたりとして残って居ります」
へー、そんなしきたりって?
「俺か?無理だぞ、そんな長旅」
俺は捨て子だ、俺を引き取り育ててくれた親に毎月仕送りしている、いくらダチの為とはいえ長く遊んでる訳には行かない。
「申し訳ありませんが、少し調べさせていただきました、叶都 王19歳 保科養護施設から伊藤家に引き取られ、高校卒業後は知り合いの所でたこ焼き屋をしながら住み込みで働いている」
俺の本当の苗字は叶都なんだなぁ・・・じゃなくて、
「そこまで調べるか?なら仕送りしてるのも知ってるよな?」
女は何事も無かったように、
「はい、伊藤家の工場経営悪化で潰れる寸前、でしたね」
そうなんだよ、いい工場なんだけど・・・でしたね?
「でしたね?ってどう言う事だ?」
「霞月様がお仕事を発注して、今は持ち直して黒字になるところかと」
マジか、いや・・・そうじゃねぇ!
「バカツキ!何してくれてんだ!」
霞月はしてやったりの顔をしていたが、急に怒り出した俺に分からない顔をしている
「何ってダチの実家がピンチなら、回せる仕事があるから回しただけだけど」
悪気なんか一切なく言い放つ霞月。
「ダチなら貸し借り無しだろ!借りになっちまったじゃねーかよ!」
頭のハチマキを取っ払う俺は、こんなでかい借りどーやって返せばいいか分からなかった。
「それなら旅に付き合ってよ、それで貸し借り無し、だろ?」
バカツキはクソ笑顔で言ってきやがる。
「・・・わーったよ!行くよ!でもここの店のおやっさんとかに、挨拶したりしねーとよ」
とここでまたでしゃばってくる、今度は何を調べた?
「それはしなくても結構です。今から説明致したいので、移動の準備をしていただけますか?」
店閉めろってか、まぁここでする話じゃないんだろう
「あとたこ焼きね!保温器に入れてた奴でいいよ」
こいつはちゃんと見てやがったのか?スマホ弄りながら?
「店閉めるからタダでいいや、持ってけ、ベンツのとこに行けば良いんだろ?」
たこ焼きを袋に詰めて、渡してから聞くと
「それで良いよ!たこ焼きありがとね!」
駐車場の方に歩いて行く二人。
店を閉めて、ベンツに近付くと秘書がドアを開け招いてくれる、恐る恐る乗るとたこ焼きの香りが。
「お前こん中で食べたのか?匂いつくぞ!」
そんな事は御構い無しに秘書に向かって
「美味しかったよね?凛子さん」
「はい、とても美味しいたこ焼きでした」
「ほら!」
ほら!じゃねーよ!もーいーや、この二人頭オカシイ・・・
車の中でおやっさんの方には嵐家が説明してくれるそうで、俺から何かを喋るのは禁止らしい、長旅に秘密?よくわからんがひと言くらい挨拶しておきたかったなぁ。
「おう!なんの真似だこら?商売の邪魔だろーが!」
と出て行くと、窓ガラスから見えるのはバカツキ?絆創膏やらで顔はよく見えないが、
一人出てくるとベンツは駐車場に向かって行く。
「何ポカーンとしてるの?あはははは!」
この馬鹿はあとでしばく!てかこいつこんな顔してたんだな、女にモテる顔じゃねーか!絆創膏だらけだけどな。
「なんだあのベンツは?親のか?」
「僕のだよ、一応金持ちなんだよね」
得意げに話してるバカツキを拳骨で叩く
「親の金だろ?すねかじりが馬鹿なこと言ってんなよ!」
「いだいー!!親なんか居ないよ!僕が稼いだお金だ!」
涙目で睨んでくるが、んなわけないだろ!
「はいはい、バカツキはたこ焼き買いに来たんだろ?1パックでいいのか?」
と戻ると、
「あ、信じてないだろ!キングの馬鹿たれ!」
と暴言吐いてきやがる!このクソガキが!
「私がお話ししてよろしいでしょうか?」
と来たのはたぶんベンツ運転してた奴か?
女にスーツって、秘書ってやつか?
「あぁ、どうぞ」
バカツキと喋ってても進まなそうだからな。
「此方の嵐 霞月様は嵐家の御子息でございます、御両親は他界なされ、今はお一人で住まわれて居ります」
嵐家ったらこの辺で有名な土地持ちの名家じゃねーかよ、んじゃこいつはボンボンか!
「ほーボンボンかよ、ならやっぱすねかじりだな」
「違う!僕の作ったゲームで稼いでる!ゲームとかしないでしょ?」
「おう、しないな」
霞月がポチポチとスマホをいじってる間に、たこ焼きを保温器に入れると、俺に画面を突き出して
「これ!これが僕の作ったゲーム!」
うぉ!なんじゃこれ!今のゲームはリアルだな
「マジか!すげーじゃねーか!バカツキの癖に!」
素直に褒めると照れ隠しで、
「バカツキは余計だね!頭いいし!」
と後ろ向く、ほんと分かりやすい奴だ。
「で、話を進めさせていただきたいですが、よろしいでしょうか?」
気配なかったぞこの女!
「お、おう?いいぞ」
「それでは嵐家当主は、今霞月様の御祖父がなされています。嵐家は特別でして、家督を継ぐ者は信頼出来る方を見つけ、一緒に旅をするのがしきたりとして残って居ります」
へー、そんなしきたりって?
「俺か?無理だぞ、そんな長旅」
俺は捨て子だ、俺を引き取り育ててくれた親に毎月仕送りしている、いくらダチの為とはいえ長く遊んでる訳には行かない。
「申し訳ありませんが、少し調べさせていただきました、叶都 王19歳 保科養護施設から伊藤家に引き取られ、高校卒業後は知り合いの所でたこ焼き屋をしながら住み込みで働いている」
俺の本当の苗字は叶都なんだなぁ・・・じゃなくて、
「そこまで調べるか?なら仕送りしてるのも知ってるよな?」
女は何事も無かったように、
「はい、伊藤家の工場経営悪化で潰れる寸前、でしたね」
そうなんだよ、いい工場なんだけど・・・でしたね?
「でしたね?ってどう言う事だ?」
「霞月様がお仕事を発注して、今は持ち直して黒字になるところかと」
マジか、いや・・・そうじゃねぇ!
「バカツキ!何してくれてんだ!」
霞月はしてやったりの顔をしていたが、急に怒り出した俺に分からない顔をしている
「何ってダチの実家がピンチなら、回せる仕事があるから回しただけだけど」
悪気なんか一切なく言い放つ霞月。
「ダチなら貸し借り無しだろ!借りになっちまったじゃねーかよ!」
頭のハチマキを取っ払う俺は、こんなでかい借りどーやって返せばいいか分からなかった。
「それなら旅に付き合ってよ、それで貸し借り無し、だろ?」
バカツキはクソ笑顔で言ってきやがる。
「・・・わーったよ!行くよ!でもここの店のおやっさんとかに、挨拶したりしねーとよ」
とここでまたでしゃばってくる、今度は何を調べた?
「それはしなくても結構です。今から説明致したいので、移動の準備をしていただけますか?」
店閉めろってか、まぁここでする話じゃないんだろう
「あとたこ焼きね!保温器に入れてた奴でいいよ」
こいつはちゃんと見てやがったのか?スマホ弄りながら?
「店閉めるからタダでいいや、持ってけ、ベンツのとこに行けば良いんだろ?」
たこ焼きを袋に詰めて、渡してから聞くと
「それで良いよ!たこ焼きありがとね!」
駐車場の方に歩いて行く二人。
店を閉めて、ベンツに近付くと秘書がドアを開け招いてくれる、恐る恐る乗るとたこ焼きの香りが。
「お前こん中で食べたのか?匂いつくぞ!」
そんな事は御構い無しに秘書に向かって
「美味しかったよね?凛子さん」
「はい、とても美味しいたこ焼きでした」
「ほら!」
ほら!じゃねーよ!もーいーや、この二人頭オカシイ・・・
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