王霞珠玉

盾乃あに

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第1章 異世界乱舞

装備の完成と七人の女達

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「ジジィ!生きてるか?」
「クソガキ!生き生きしとるわ!」
「それは残念」
といつもの会話をしながら鍛冶屋に入っていくとガントレットは完成したらしい、あとはグリーブだけだ。
「グリーブが出来てから一緒に貰うよ!慣れるのに二度手間だからなぁ」
「まぁそれが無難じゃろ!それにしても惚れ惚れする出来じゃ!」
「あぁ、俺が装備したらもっとカッコいいな!」
「は?このバカは何をいっとる?この装備したらお前なんかオマケじゃ!」
「俺が装備すんだから俺と同等に決まってんだろ!」
と頬を引っ張り合う二人
「クレアさん止めなくていいんですか?」
「もうすぐ完成だから寂しいのよきっと」

「いはいだろ?はなへこのひゃろー!」
「ほまへがはなへばはなひへやゆよ!」

このクソジジイが、「ゴンッ!ゴンッ!」
「長いのよ!来週にはグリーブも完成するからちゃんと取りに来なさい!」
「はい!クレアさん!」
とに流石に慣れてきたぜ!
「んじゃちゃんと仕事しろよジジイ!」
「クソガキこそ死ぬんじゃねーぞ!」

別れてギルドに向かう、
昼くらいだからがらんとしてる、みんな仕事か!依頼が無いもんな。

酒場で昼飯食ったら二人で草原へ、
魔法も練習しないといけないからな!
一応巻物は二人分あるからどれから覚えるかだな、俺は肉体ってのを覚えてみた、
Lv1だとジャンプが使えるのか、
「ジャンプ!」って5メートル位飛んでるぞ?って、お、お、ドォン!
「それじゃカエルだよ!着地を意識しないと!」
俺は体制を崩して両手でカエルのように落ちた、
「あんな跳ぶとは思わねーだろ!」
「練習あるのみだね!ジャンプ!」
霞月も肉体とったみたいだが俺と違い前に跳ぶ・・・それくらいしってたよ、まじで!
それから魔力が尽きるまでジャンプの連続してなんとか思うように跳べるようになった!
町に戻りルドルフのとこに行く、
「オークキングの魔石以外を受け取ってくれ!」
「いいのかい?滅多に食べられないよ?」
「霞月?いいのか?食べれないらしいぞ?」
「うん、僕は要らない!キングは?」
「俺もいい、と言うわけでやるから受け取ってくれ」
「分かった倉庫でお願いするよ」


「返品可能かな?」
「「なしで!」」
こんなデブった豚肉誰が食えるか!しかも大量に!良かったルドルフがいて!
動かないルドルフを見て、
「あとよろしく!燃やしてもいいぞ!」
いやー、楽になった!あれ見るたびにどーしよーって思ってたからな。

んで家に帰ると出戻り三人が元鞘に戻ると、
「ごめんなさい、私達が間違ってた!ちゃんと言ってくれてありがとうございます」
ちゃんと分かってんじゃねーか、三人の頭を撫でてやり「頑張れよ!」
出迎えにきた男三人が嬉しそうに俺達に手を振る、俺も手を振って早く行けとやると笑いながら走って行った。
これであと四人、俺達が抜ければ十分広いから四人で暮らすのもいいだろ。

「どーじゃ!儂の最高傑作じゃ!」
ババーン!と音が聞こえるような感じで披露するドルトン!
「おぉー!かっけぇー!これが言ってたグリーブか?」
装備してみるといままでの鎧と同じデザインだが少しだけ豪華に見える、
黒光りしたガントレットとグリーブ、ガントレットは握りこむと隙間が無くなり威力を逃がすことがない、グリーブは多少の装飾があるものの完全に攻撃に特化した形で動きも悪くない。
少し裏庭で型の動きをさせて貰ったが最高だ!
「ドルトン、ありがとうございます」
ドルトンは涙目で、
「おう!最高のもんが作れたから礼はこっちが言いたいくらいだ!ありがとよ、キング」
あんまり長居すると俺が泣いちまう、
「また頼みにくるからそん時はよろしくな!」
「おう!いつでも持ってこい!なんでも直してやるよ!」
といつものように別れた。

家に帰って地図を広げていると、四人が帰ってきて、
「何処かに行くんですか?」
と聞いてくるのは村の一人でリンだったか?
「おう、いつまでもここにいるのもな」
「ここには居てくれないんですか?」
後ろから言ってくるのが捕まってた三人の一人でマインだったか?名前覚えんの大変なんだよな、
「俺らは目的があって、旅してる、弱いままじゃ旅出来なかったからここには長居してしまったがな」
と、抱き着いてきたのはランか?
「ダメです!オウがいないと私達ダメなんです」
頭を撫でてやり、
「ちゃんとやっていけるよ、俺らがいなくても」
「じゃーなんで助けたんですか!捨てるくらいならそのまま殺してくれれば良かったのに!」
ドミーか?それは違うだろ。
「君達は僕達がいればそれでいいのか?捨てるつもりはサラサラない、君達が自立出来るまで居るつもりだったが、まだ僕達は必要なのか?」

霞月も捨てるなんて考えた事も無いはずだ。

「だって、出て行くって、私達なんかしょせ「所詮なんだ?ここから出て行った奴らは生まれ変わって出て行った!お前達だってここからスタートだ!」」

俺はドミーを遮って喋った。

「君達がどんな目にあったのか僕等は知らないが酷い事だと分かる、でも今生きてるのに!幸せになれるのに!頑張ればいいだけじゃないか!」
霞月は泣いている。

「私達は、汚れて汚い」
「俺は綺麗だと、可愛いと思うぞ、ここにいたみんなも助け合って乗り越えてここに住んでいた。みんな思うことは沢山あっただろう、村が無くなり全てを失くしてからの始まりがここだ。汚いなんて思った事すらない!お前達は全部失くして真っ白な状態だ!汚い訳がない!」
俺も泣いている、こいつらがどんなに辛いかと思うと泣けてくるでも前に進まないと行けない。
「私は貴方が好きです!でも無理なんですよね」
マインが聞いてくる、
「すまない、目的のある旅なんだ」
それしか言えない。
「ありがとう、ちゃんと振ってくれて、私はまだ無理だけど頑張って見せる!貴方に惜しい事をしたと思われるくらいに!」
マイン、本当にすまない、ありがとう、
「私も!時間は掛かるかもしれないけど頑張る!」
ラン、ありがとう、
「私を捨てるんじゃないなら頑張る!迎えに来てくれなくても頑張るぅ、ありがどうだずげでぐてて・・・」
ドミーを霞月が抱きしめてあげてる。

「村のみんなに胸張れるような人生送るから!だから。・・・私達を忘れないで!貴方達のお陰で私達はスタートするからどこに行っても忘れないで!」
ラン、マイン、リンを抱きしめて、
「俺達だってここからスタートするから!忘れる訳ないだろ!お前達の幸せを祈ってる!一緒に暮らしてもう家族と同じじゃないか!」
俺らはここを忘れられない、好きな奴が多過ぎる。
「僕も同じ気持ちだ、うるさいお姉さん達と別れるのは辛いけどね!」
パシンッ!とドミーが霞月の頬を叩いて、
また抱きつくと「うるさいは余計だよ!バカな弟だ!」と少し笑う。

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