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白龍と黒龍
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私達は砂漠も森林と変わらずチャチャッと終わらせると、一二回りほど大陸中を見回って帰路についた。
今何時くらい?
いつもなら5時くらいに戻ってきてるな。
じゃあまだ4時半とかその辺かな。いつもより早くに終わったわ。最近寝不足で……はぁ。
それは俺もだ。ここ最近一切寝ずにやっている。あの総師、何考えてんだ。
流石に今日は特訓休んでゆっくり休みましょ。
そんなこんなで黒龍部隊専用部屋に戻ってきて、自分の部屋に入った。
「あらイーサン、まだ起きてたの?」
「ん?おーステラか。いや、さっき起きたばっか。朝食までまだ時間あるしちょいとぼーっとしてた。ってお前また任務か?」
イーサン。私の側近で友人だ。入団式の時に出会って、見習い生の間はよく競い合うライバルだった。運良く同じ部屋になれた。
「まぁね~。流石に眠過ぎて参っちゃう。今日は休んで寝るわ。」
私は着替えながらそう言った。
「あ、今日はバーラット、時間作れたみたいだから特訓見れるってよ。」
「嘘でしょ?見習い生はどうしたのよ。」
「そもそも一般部隊が時間作れてるらしくて、バーラットの協力してるって聞いた。ほら、今白龍部隊が黒龍部隊に宣戦布告して競争中だろ?それでどっちの部隊もめちゃくちゃ働いてて一般部隊が出る幕が無いんだってさ。」
「なるほどね。」
そう言いながら仰向けにベッドにダイブした。
「それで、出るのか?」
「……今白龍部隊何点?」
「927点。」
「出る。」
黒龍部隊は現在1036点だ。
精鋭部隊には、優劣がつけられている。と言っても精鋭部隊達が勝手に始めたことだが。なんだかんだその競争が国民達に好評のようで、競技のように続いてる。遠いところからわざわざ見に来るほどに盛り上がるのだ。
現在の順位は高い順に黒、白、金、銀、青、赤だ。
基本的にこの競争はどこかの部隊が他の部隊に宣戦布告することによって始まるが、毎年やってると勘違いしてる国民のために、宣戦布告してない場合は半ば強制的に全員参加される。
宣戦布告後は、普段部隊の行いを評価するという至ってシンプル。特訓だったり守護した数、速さ等を見て点数が貰える。もちろん国民に嫌われるようなことをすれば減点だ。そして競争の最終日から1週間前にドラゴンレースが開催され、最終日には闘技場で部隊のリーダー同士が決戦を行う。決戦では精鋭部隊司令官を決める大事な試験でもある。そして終わったら夜宴会が始まって王国は大盛り上がり。音楽に歌や踊り、豪華な食事、箱庭訓練場の平原エリアでは薪に勝利したドラゴンの炎で燃やして絵を描いたり、天灯を飛ばしたりする。
「サンキュー。」
「休んだら休んだであのチンカスから煽りの手紙が山ほど届くし。流石に勘弁。」
ルイス。白龍部隊長で元精鋭部隊司令官。司令官の座を奪った私のことがめちゃくちゃ嫌い。私も嫌い。とにかく嫌がらせが酷い。一昨年の司令官決戦の前、お茶の中に薬入っていて負けそうになった。
「はは……無理すんなよ。寝てないんだろ??」
「了解。」
それから朝食の時間になったので、銀貨1枚をコックに渡してパン2つとスープを受け取り、黒龍部隊の紋章が描かれたシートがかけられている席に着いた。
「おはようステラ。」
「タランド、おはよう。」
「またそれしか食べないのか。肉を食え肉を。力つかないぞ。」
「朝は食欲ねぇから無理っていつも言ってるだろ。それに肉はスープに入ってる。」
「いいから食え!」
「ちょ、おいっ!んん!?」
フォークに刺さったステーキ3分の1丸ごと口の中に突っ込まれた。仕方なくしっかり噛んで飲み込んだ。
「へっへっへ~おもしれぇ顔。」
「お前さぁ~。」
私はニヤッと笑うと、パン1個タランドの口の中に突っ込んでお返ししてやった。
「んんんんん!」
口いっぱいに詰め込まれてリスみたいにおかしな顔を見て、皆大笑いした。
「くそっステラてめぇ!」
とまぁ少々強引な部下達だけど、朝はいつも不調で少食な私をなんだかんだ心配してくれてる。こういうお互い馬鹿みたいにふざけてるのが楽しい。
そして特訓の時間になった。バーラットの特訓はほとんどがゲームだ。今日はドラゴンとの共同特訓。場所は王国の裏にある巨大な箱庭訓練所。ありとあらゆる自然地域が用意されてる。
「ローラットはまた欠席か。」
ローラット。バーラットの弟。青龍部隊長で、特訓をいつも欠席している。兄弟で何かあったらしいが詳しくは知らない。
「よし、今日は速度計測だ。レースみたいなもんだと思ってくれ。邪魔をするのはありとする。あくまで特訓だ。仲間は邪龍だと思え。」
私達は位置に着いた。
「おいマンカス。」
「なんだチンカス。」
「今回こそお前を打ち倒して司令官の座を取り戻す。勝ったら今までの分倍にして返してやる。」
「あーあ、うるさいうるさい。俺なんもしてねぇのに。」
あらそうかしら?あなたは女1人で多くの男共を誘惑してるのに?
やれやれ、お前から見たライダーは勝手に誘惑されてると思ってる偏見野郎だったか。
はぁ?このクソ腹黒ドラゴン!
あぁ俺は黒いさ。それも1番漆黒だ。
グレイヴと言い合ってる白龍はエクレアだ。ルイスのドラゴンで綺麗好きで少々口が悪い。というかツンデレ。なんだかんだいい所もある。ルイスと違って。
「お前らやるぞー!3、2、1!」
ランジェスがブレスを吐いた。それと同時に皆一斉に飛び立つ。
ここから私とルイスの蹴落としあいが始まった。
レースは大きく差を開けて私が1位となり、黒龍部隊に30点。ルイスが2位だったため白龍は20点だ。
次の特訓は的当てだ。移動しながら正確に当てることは出来るが、これがまた数が多く細かいところに配置されてる。こういうのは翼で雷を連鎖することが出来るエクレアは得意なのだ。1位を取られた。
今度は空中稽古。これは大得意。安定の1位。
「てめぇチートしてねぇか?」
「してねぇよ。」
とりあえず特訓を色々とやってイーサンと部屋に戻ってきた。着替えてベッドに寝っ転がる。総合は黒龍部隊が勝利した。
「あー、もう無理。寝る。」
「んーおつかれ。」
私は目を布で被せて寝た。多分結構寝たと思う。
「うぇあぁ!?」
「あ、やっと起きた。」
突然の感触に私は飛び起きた。目の前にイーサンがいた。
「イーサンその起こし方やめてって!」
「全然起きねぇからそれするしかねぇなーって。」
「はぁ、もう。でどうしたの。」
「客だ。お前呼んでる。」
「えー、代わりに出てくれても。」
「いや、鍵魔法お前のだから開けらんねぇよ。」
「はぁ。魔法システムじゃなくて普通に鍵でいいと思うのに。」
見習い生以外の部屋は基本的に魔法で鍵の開け閉めをする。鍵魔法は一人一人ズレがあるため、勝手に解錠されることはまず無い。
私は扉を開けた。
「王子!?え、えぇっと何故、ここに?」
「ステラ殿。今日も特訓をしていただけないだろうか。」
あー、本当に勘弁して欲しい。今日はゆっくり休めると思ったのに。
彼はダヴィン王子。その父もダヴィン。王族は男がダヴィン、女がレイズと名付けられる習わしがある。太古の昔の王族は皆ライダーだったが、中世からドラゴンに選ばれなくなった。彼は数千年ぶりにドラゴンに選ばれた王族である。さらには珍しく敬語を強要しない少々変わった王子だ。なんか、僕の師匠だから~ということで彼は私に対して敬語を使ってる。私は王子の要望通り隠れていつも通りの感じで接してる。
「……分かった。」
「ありがとうございます!」
と何故か私が王子の世話役になってる。というのも私は他者の心情を読み取れ、ライダーの中で2番目に強いからだそうだ。
「黒龍部隊長ステラよ。我が息子にライダーとしての徳を積んで頂きたい。」
「あの、陛下。失礼を承知でお伺いしたいのですが、何故……私がやることに?」
「嫌か?」
「そ、そういう訳では無いのですが。……かしこまりました。喜んでやらせて頂きます。」
でもまぁ、誰かを育成するのは嫌いじゃなかったからいいんだけど。総師に教官にしてくれって頼んだくらいには。
「場所は箱庭でいい?」
「はい!よろしくお願いします!」
グレイヴ~、出番だぞ~。
は?
王子が特訓したいんだってさ。
おい嘘だろ。ったく。
そして箱庭にやってきた。ダヴィンのドラゴンは白龍のレックスだ。王子が白龍だって聞いたルイスはめちゃくちゃ私を煽ってたな。まぁ総師のドラゴンは黒龍だから実質五分五分なんだけど。
「あの、今日はドラゴンの背中の上で戦う練習がしたいのですが。」
「了解。」
という訳で結局夕飯まで特訓した。
今何時くらい?
いつもなら5時くらいに戻ってきてるな。
じゃあまだ4時半とかその辺かな。いつもより早くに終わったわ。最近寝不足で……はぁ。
それは俺もだ。ここ最近一切寝ずにやっている。あの総師、何考えてんだ。
流石に今日は特訓休んでゆっくり休みましょ。
そんなこんなで黒龍部隊専用部屋に戻ってきて、自分の部屋に入った。
「あらイーサン、まだ起きてたの?」
「ん?おーステラか。いや、さっき起きたばっか。朝食までまだ時間あるしちょいとぼーっとしてた。ってお前また任務か?」
イーサン。私の側近で友人だ。入団式の時に出会って、見習い生の間はよく競い合うライバルだった。運良く同じ部屋になれた。
「まぁね~。流石に眠過ぎて参っちゃう。今日は休んで寝るわ。」
私は着替えながらそう言った。
「あ、今日はバーラット、時間作れたみたいだから特訓見れるってよ。」
「嘘でしょ?見習い生はどうしたのよ。」
「そもそも一般部隊が時間作れてるらしくて、バーラットの協力してるって聞いた。ほら、今白龍部隊が黒龍部隊に宣戦布告して競争中だろ?それでどっちの部隊もめちゃくちゃ働いてて一般部隊が出る幕が無いんだってさ。」
「なるほどね。」
そう言いながら仰向けにベッドにダイブした。
「それで、出るのか?」
「……今白龍部隊何点?」
「927点。」
「出る。」
黒龍部隊は現在1036点だ。
精鋭部隊には、優劣がつけられている。と言っても精鋭部隊達が勝手に始めたことだが。なんだかんだその競争が国民達に好評のようで、競技のように続いてる。遠いところからわざわざ見に来るほどに盛り上がるのだ。
現在の順位は高い順に黒、白、金、銀、青、赤だ。
基本的にこの競争はどこかの部隊が他の部隊に宣戦布告することによって始まるが、毎年やってると勘違いしてる国民のために、宣戦布告してない場合は半ば強制的に全員参加される。
宣戦布告後は、普段部隊の行いを評価するという至ってシンプル。特訓だったり守護した数、速さ等を見て点数が貰える。もちろん国民に嫌われるようなことをすれば減点だ。そして競争の最終日から1週間前にドラゴンレースが開催され、最終日には闘技場で部隊のリーダー同士が決戦を行う。決戦では精鋭部隊司令官を決める大事な試験でもある。そして終わったら夜宴会が始まって王国は大盛り上がり。音楽に歌や踊り、豪華な食事、箱庭訓練場の平原エリアでは薪に勝利したドラゴンの炎で燃やして絵を描いたり、天灯を飛ばしたりする。
「サンキュー。」
「休んだら休んだであのチンカスから煽りの手紙が山ほど届くし。流石に勘弁。」
ルイス。白龍部隊長で元精鋭部隊司令官。司令官の座を奪った私のことがめちゃくちゃ嫌い。私も嫌い。とにかく嫌がらせが酷い。一昨年の司令官決戦の前、お茶の中に薬入っていて負けそうになった。
「はは……無理すんなよ。寝てないんだろ??」
「了解。」
それから朝食の時間になったので、銀貨1枚をコックに渡してパン2つとスープを受け取り、黒龍部隊の紋章が描かれたシートがかけられている席に着いた。
「おはようステラ。」
「タランド、おはよう。」
「またそれしか食べないのか。肉を食え肉を。力つかないぞ。」
「朝は食欲ねぇから無理っていつも言ってるだろ。それに肉はスープに入ってる。」
「いいから食え!」
「ちょ、おいっ!んん!?」
フォークに刺さったステーキ3分の1丸ごと口の中に突っ込まれた。仕方なくしっかり噛んで飲み込んだ。
「へっへっへ~おもしれぇ顔。」
「お前さぁ~。」
私はニヤッと笑うと、パン1個タランドの口の中に突っ込んでお返ししてやった。
「んんんんん!」
口いっぱいに詰め込まれてリスみたいにおかしな顔を見て、皆大笑いした。
「くそっステラてめぇ!」
とまぁ少々強引な部下達だけど、朝はいつも不調で少食な私をなんだかんだ心配してくれてる。こういうお互い馬鹿みたいにふざけてるのが楽しい。
そして特訓の時間になった。バーラットの特訓はほとんどがゲームだ。今日はドラゴンとの共同特訓。場所は王国の裏にある巨大な箱庭訓練所。ありとあらゆる自然地域が用意されてる。
「ローラットはまた欠席か。」
ローラット。バーラットの弟。青龍部隊長で、特訓をいつも欠席している。兄弟で何かあったらしいが詳しくは知らない。
「よし、今日は速度計測だ。レースみたいなもんだと思ってくれ。邪魔をするのはありとする。あくまで特訓だ。仲間は邪龍だと思え。」
私達は位置に着いた。
「おいマンカス。」
「なんだチンカス。」
「今回こそお前を打ち倒して司令官の座を取り戻す。勝ったら今までの分倍にして返してやる。」
「あーあ、うるさいうるさい。俺なんもしてねぇのに。」
あらそうかしら?あなたは女1人で多くの男共を誘惑してるのに?
やれやれ、お前から見たライダーは勝手に誘惑されてると思ってる偏見野郎だったか。
はぁ?このクソ腹黒ドラゴン!
あぁ俺は黒いさ。それも1番漆黒だ。
グレイヴと言い合ってる白龍はエクレアだ。ルイスのドラゴンで綺麗好きで少々口が悪い。というかツンデレ。なんだかんだいい所もある。ルイスと違って。
「お前らやるぞー!3、2、1!」
ランジェスがブレスを吐いた。それと同時に皆一斉に飛び立つ。
ここから私とルイスの蹴落としあいが始まった。
レースは大きく差を開けて私が1位となり、黒龍部隊に30点。ルイスが2位だったため白龍は20点だ。
次の特訓は的当てだ。移動しながら正確に当てることは出来るが、これがまた数が多く細かいところに配置されてる。こういうのは翼で雷を連鎖することが出来るエクレアは得意なのだ。1位を取られた。
今度は空中稽古。これは大得意。安定の1位。
「てめぇチートしてねぇか?」
「してねぇよ。」
とりあえず特訓を色々とやってイーサンと部屋に戻ってきた。着替えてベッドに寝っ転がる。総合は黒龍部隊が勝利した。
「あー、もう無理。寝る。」
「んーおつかれ。」
私は目を布で被せて寝た。多分結構寝たと思う。
「うぇあぁ!?」
「あ、やっと起きた。」
突然の感触に私は飛び起きた。目の前にイーサンがいた。
「イーサンその起こし方やめてって!」
「全然起きねぇからそれするしかねぇなーって。」
「はぁ、もう。でどうしたの。」
「客だ。お前呼んでる。」
「えー、代わりに出てくれても。」
「いや、鍵魔法お前のだから開けらんねぇよ。」
「はぁ。魔法システムじゃなくて普通に鍵でいいと思うのに。」
見習い生以外の部屋は基本的に魔法で鍵の開け閉めをする。鍵魔法は一人一人ズレがあるため、勝手に解錠されることはまず無い。
私は扉を開けた。
「王子!?え、えぇっと何故、ここに?」
「ステラ殿。今日も特訓をしていただけないだろうか。」
あー、本当に勘弁して欲しい。今日はゆっくり休めると思ったのに。
彼はダヴィン王子。その父もダヴィン。王族は男がダヴィン、女がレイズと名付けられる習わしがある。太古の昔の王族は皆ライダーだったが、中世からドラゴンに選ばれなくなった。彼は数千年ぶりにドラゴンに選ばれた王族である。さらには珍しく敬語を強要しない少々変わった王子だ。なんか、僕の師匠だから~ということで彼は私に対して敬語を使ってる。私は王子の要望通り隠れていつも通りの感じで接してる。
「……分かった。」
「ありがとうございます!」
と何故か私が王子の世話役になってる。というのも私は他者の心情を読み取れ、ライダーの中で2番目に強いからだそうだ。
「黒龍部隊長ステラよ。我が息子にライダーとしての徳を積んで頂きたい。」
「あの、陛下。失礼を承知でお伺いしたいのですが、何故……私がやることに?」
「嫌か?」
「そ、そういう訳では無いのですが。……かしこまりました。喜んでやらせて頂きます。」
でもまぁ、誰かを育成するのは嫌いじゃなかったからいいんだけど。総師に教官にしてくれって頼んだくらいには。
「場所は箱庭でいい?」
「はい!よろしくお願いします!」
グレイヴ~、出番だぞ~。
は?
王子が特訓したいんだってさ。
おい嘘だろ。ったく。
そして箱庭にやってきた。ダヴィンのドラゴンは白龍のレックスだ。王子が白龍だって聞いたルイスはめちゃくちゃ私を煽ってたな。まぁ総師のドラゴンは黒龍だから実質五分五分なんだけど。
「あの、今日はドラゴンの背中の上で戦う練習がしたいのですが。」
「了解。」
という訳で結局夕飯まで特訓した。
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