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想い
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寝る前、いつも私はバルコニーで夜空を眺める。最近は夜中の任務で眺められない日が続いていたが、今日は復帰したてだから眺められる。
「あら?」
「ん?」
「フリッグ!」
誰かいると思いきや、フリッグがいた。彼は私の前に来た。
「ステラ!大丈夫!?重傷って聞いて、凄く心配したんだよ!?」
「えぇ。大丈夫よ。」
「よかった。ごめん、報せが届いた時、すぐに見舞いに行ったんだけど、僕が一般部隊だからって会わせてくれなかったんだ。」
「えぇ?な、なんで……。」
「その後何か縁があるのか聞かれて。隠れて会ってたことバレたらまずいから、言わなかったんだ。」
「正しい判断だと思う。ドラゴン騎士団って一般部隊には異様に厳しいから。」
私は柵の前に来た。フリッグも隣に立つ。
「正直言って……ドラゴン騎士団があまり好きじゃない。普通に色で分ければいいのに、なんでそこから更に一般精鋭って分けるの?」
「精鋭部隊の色が強いから?」
「……精鋭部隊の色は強くなりやすいってだけよ。そうじゃなきゃ、あなたとサンドラは何なの?私が育てたあなた達は、ちゃんと強くなった。想定を遥かに超えて見習い生を卒業した。もっと皆で特訓すれば色なんて関係ないのに……ごめんなさい。少し熱くなっちゃったわ。」
「それだけ君が一般部隊のことを考えてくれてるってことだよ。ありがとうステラ。」
私は顔を上げてフリッグを見た。今まで色んな男性と関わってきたが、こんなに落ち着くのはフリッグが初めてだった。
「私も、ありがとう。」
「うん?僕何かしたかな。」
「いや!なんでもない!」
「え?」
思わず私はフリッグを小突いてしまった。
「いてっ。」
「やめてよ。」
「はは、凄く嬉しいよ。……星、見えないね。」
「そりゃあ街の灯りが邪魔してるから……。」
「でも地上に星は沢山あるね。」
「……えぇ。」
「……君が入院してる間、ずっと退屈で楽しめなかったんだ。」
「そうなの。私も……に、任務とか行けなくてとても退屈だったって言うか。というか、あなた雰囲気変わったわね?どうしたの?」
「そうかな?」
「えぇ。休暇中の時とか見習い生の時はなんか……頼りなかったというか。」
「あはは……ちょっと恥ずかしいな。」
「今はなんだかたくましく感じる。」
「ほんと?嬉しいな。……多分、鎧が届いて、初めて任務に出たからだと思う。それでその時結構危なかったんだよね。ドラゴン騎士団ってさ、任務じゃない時はライダー達のほとんどがふざけあったり何かしら楽しんでるでしょ?」
「まぁ、そうね。あんまり病んでる人は見ないかも。」
「どうしてあんな雰囲気になれるのかなって。自分と相棒の命がかかってるのに。僕は……怖いよ。もしかして僕っておかしい?」
「ライダーにしては変かも。フリッグはまだ人間の感性が残ってるのかもね。王子にちょっと似てるかな。ライダーは良くも悪くも危険知らず。あとちょっと倫理観に欠けてる。」
「そうなんだ。」
「で?危なかったってどういうこと?」
「聞く?」
「……言いたくなかったら別に。」
「いや、聞いて欲しい。」
「フリッグ!もう任務入ったの!?」
「うん。」
「いいなー。オイラも早く行きたいよ。」
「サンドラは無いの?」
「うん。」
「任務に呼ばれる部隊と呼ばれない部隊の違いってなんだろう?」
「成績で決まってるはずだよ。茶龍部隊って結構怠け者多くってさ、あんまり呼ばれないんだよね。死亡者数も茶龍部隊の方が多いし。逆に紫龍部隊は結構優秀寄りって聞いた事がある。水龍、緑龍辺りもそうだね。精鋭部隊の青龍に色が近いからっていう説がある。赤龍に色が近い橙龍部隊も結構活発みたいだから有力なんだろうね。」
「へぇ。」
茶龍部隊は死亡者数が多い……ちょっと不安になるな。
「働き者のオイラはちょっと変わってるって周りからよく言われるよ。はぁ、早く行きたいな~。特訓の成果をあいつらにぶつけるんだ。」
「上手くいくといいけど。それじゃあそろそろ行くね。」
「土産話、聞かせてよ。」
「もちろん。」
「あら?」
「ん?」
「フリッグ!」
誰かいると思いきや、フリッグがいた。彼は私の前に来た。
「ステラ!大丈夫!?重傷って聞いて、凄く心配したんだよ!?」
「えぇ。大丈夫よ。」
「よかった。ごめん、報せが届いた時、すぐに見舞いに行ったんだけど、僕が一般部隊だからって会わせてくれなかったんだ。」
「えぇ?な、なんで……。」
「その後何か縁があるのか聞かれて。隠れて会ってたことバレたらまずいから、言わなかったんだ。」
「正しい判断だと思う。ドラゴン騎士団って一般部隊には異様に厳しいから。」
私は柵の前に来た。フリッグも隣に立つ。
「正直言って……ドラゴン騎士団があまり好きじゃない。普通に色で分ければいいのに、なんでそこから更に一般精鋭って分けるの?」
「精鋭部隊の色が強いから?」
「……精鋭部隊の色は強くなりやすいってだけよ。そうじゃなきゃ、あなたとサンドラは何なの?私が育てたあなた達は、ちゃんと強くなった。想定を遥かに超えて見習い生を卒業した。もっと皆で特訓すれば色なんて関係ないのに……ごめんなさい。少し熱くなっちゃったわ。」
「それだけ君が一般部隊のことを考えてくれてるってことだよ。ありがとうステラ。」
私は顔を上げてフリッグを見た。今まで色んな男性と関わってきたが、こんなに落ち着くのはフリッグが初めてだった。
「私も、ありがとう。」
「うん?僕何かしたかな。」
「いや!なんでもない!」
「え?」
思わず私はフリッグを小突いてしまった。
「いてっ。」
「やめてよ。」
「はは、凄く嬉しいよ。……星、見えないね。」
「そりゃあ街の灯りが邪魔してるから……。」
「でも地上に星は沢山あるね。」
「……えぇ。」
「……君が入院してる間、ずっと退屈で楽しめなかったんだ。」
「そうなの。私も……に、任務とか行けなくてとても退屈だったって言うか。というか、あなた雰囲気変わったわね?どうしたの?」
「そうかな?」
「えぇ。休暇中の時とか見習い生の時はなんか……頼りなかったというか。」
「あはは……ちょっと恥ずかしいな。」
「今はなんだかたくましく感じる。」
「ほんと?嬉しいな。……多分、鎧が届いて、初めて任務に出たからだと思う。それでその時結構危なかったんだよね。ドラゴン騎士団ってさ、任務じゃない時はライダー達のほとんどがふざけあったり何かしら楽しんでるでしょ?」
「まぁ、そうね。あんまり病んでる人は見ないかも。」
「どうしてあんな雰囲気になれるのかなって。自分と相棒の命がかかってるのに。僕は……怖いよ。もしかして僕っておかしい?」
「ライダーにしては変かも。フリッグはまだ人間の感性が残ってるのかもね。王子にちょっと似てるかな。ライダーは良くも悪くも危険知らず。あとちょっと倫理観に欠けてる。」
「そうなんだ。」
「で?危なかったってどういうこと?」
「聞く?」
「……言いたくなかったら別に。」
「いや、聞いて欲しい。」
「フリッグ!もう任務入ったの!?」
「うん。」
「いいなー。オイラも早く行きたいよ。」
「サンドラは無いの?」
「うん。」
「任務に呼ばれる部隊と呼ばれない部隊の違いってなんだろう?」
「成績で決まってるはずだよ。茶龍部隊って結構怠け者多くってさ、あんまり呼ばれないんだよね。死亡者数も茶龍部隊の方が多いし。逆に紫龍部隊は結構優秀寄りって聞いた事がある。水龍、緑龍辺りもそうだね。精鋭部隊の青龍に色が近いからっていう説がある。赤龍に色が近い橙龍部隊も結構活発みたいだから有力なんだろうね。」
「へぇ。」
茶龍部隊は死亡者数が多い……ちょっと不安になるな。
「働き者のオイラはちょっと変わってるって周りからよく言われるよ。はぁ、早く行きたいな~。特訓の成果をあいつらにぶつけるんだ。」
「上手くいくといいけど。それじゃあそろそろ行くね。」
「土産話、聞かせてよ。」
「もちろん。」
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