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夏休みの遠出
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ブウ~ン
「いや~、やっぱり船の上で風に当たるのは気持ちがいいな!」
そう俺は大きな声で言う。
俺の名前は梁萩幸希、18歳の高校3年生だ。俺は今、渡海島と言う島に向かっている。理由は祖父の遺産整理のためだ。少し前に祖父が亡くなったのである。祖父の葬儀などは何の問題もなく終わった。だが、問題はその後だった。祖母はとっくに他界していたため祖父が死んでしまった今、祖父の家には誰もいなかった。そのため、遺産整理を誰かがやらなければいけなかったのだ。だが、祖父はちょっと変な人であったため、俺の両親を含め、誰もやりたがらなかった。そこで夏休み期間中である俺が名乗り出た。両親は俺に1ヶ月ほどだが一人暮らしさせることに躊躇いがあったらしく、反対してきた。だが俺は何が何でもやりたかった。その理由は…
「やっぱり、祖父の遺産整理なんてロマンを感じるよな~!」
と言う、浅はかな考えだった。いや、だって俺高校生男児だぜ?こんなテンションが上がりそうなこと見逃すはずないじゃん!
「いやいや幸希、お祖父さんの遺産整理なんでしょ?そんなテンションでやるようなことじゃないと思うんだけど…」
そう俺の隣から声が聞こえる。
「いやまあ、不謹慎なのは分かってるんだけどな…、でも面白そうなことには突っ込むに限るだろ!」
そう俺は返す。こいつは小柳詩音。黒縁メガネをかけており、ベリーショートの髪型のせいで中性的に見える奴だ。ちなみに男だと思う。本人から聞いてないから分かんないけどな。
「昔からそういう性格だもんね。幸希は」
「? いきなりどうした?」
「いや、何でもないよ幸希」
実は俺と詩音は昔からの付き合いで凄く仲が良い。親同士も仲が良く、それぞれの家に相手の家族を招いたこともある。ただ、一回詩音の部屋に入ろうとしたのだが、すごく怒られてしまった。あの時は本当になぜ怒られたのか分からなかった。まあ、今でも分からないんだけども…
「それにしても、良かったのか?こんな都会から離れた場所に来て、しかも俺の都合で」
「それについては何度も言ったじゃん、これは僕がついていきたいって言ったの。だからこれは僕のワガママ、分かった?」
詩音は少しうんざりとしたような顔をし、答える。その反応と返しに少し怯えつつ話を続ける。
「そうか、それなら本当にありがとうな。この気持ちだけ言わせてくれ」
「うん、分かったよ。あ、でも部屋が少ないから同じ部屋で寝ることになったのはびっくりしたけどね」
「嫌だったか?それなら俺は他の部屋で寝ることもできるけど」
「ううん、嫌ではないから大丈夫だよ。(まあ、ちょっと恥ずかしいけどね)」
詩音が何か後半言ってた気がするけど小さくて聞きとれなかったな。まあ、いいか。普通の大きさの声で言わないなら多分恥ずかしい話だったのだろう。
そうして、俺は島へ着いた後の動きを思い描きながら詩音と談笑していた。
「いや~、やっぱり船の上で風に当たるのは気持ちがいいな!」
そう俺は大きな声で言う。
俺の名前は梁萩幸希、18歳の高校3年生だ。俺は今、渡海島と言う島に向かっている。理由は祖父の遺産整理のためだ。少し前に祖父が亡くなったのである。祖父の葬儀などは何の問題もなく終わった。だが、問題はその後だった。祖母はとっくに他界していたため祖父が死んでしまった今、祖父の家には誰もいなかった。そのため、遺産整理を誰かがやらなければいけなかったのだ。だが、祖父はちょっと変な人であったため、俺の両親を含め、誰もやりたがらなかった。そこで夏休み期間中である俺が名乗り出た。両親は俺に1ヶ月ほどだが一人暮らしさせることに躊躇いがあったらしく、反対してきた。だが俺は何が何でもやりたかった。その理由は…
「やっぱり、祖父の遺産整理なんてロマンを感じるよな~!」
と言う、浅はかな考えだった。いや、だって俺高校生男児だぜ?こんなテンションが上がりそうなこと見逃すはずないじゃん!
「いやいや幸希、お祖父さんの遺産整理なんでしょ?そんなテンションでやるようなことじゃないと思うんだけど…」
そう俺の隣から声が聞こえる。
「いやまあ、不謹慎なのは分かってるんだけどな…、でも面白そうなことには突っ込むに限るだろ!」
そう俺は返す。こいつは小柳詩音。黒縁メガネをかけており、ベリーショートの髪型のせいで中性的に見える奴だ。ちなみに男だと思う。本人から聞いてないから分かんないけどな。
「昔からそういう性格だもんね。幸希は」
「? いきなりどうした?」
「いや、何でもないよ幸希」
実は俺と詩音は昔からの付き合いで凄く仲が良い。親同士も仲が良く、それぞれの家に相手の家族を招いたこともある。ただ、一回詩音の部屋に入ろうとしたのだが、すごく怒られてしまった。あの時は本当になぜ怒られたのか分からなかった。まあ、今でも分からないんだけども…
「それにしても、良かったのか?こんな都会から離れた場所に来て、しかも俺の都合で」
「それについては何度も言ったじゃん、これは僕がついていきたいって言ったの。だからこれは僕のワガママ、分かった?」
詩音は少しうんざりとしたような顔をし、答える。その反応と返しに少し怯えつつ話を続ける。
「そうか、それなら本当にありがとうな。この気持ちだけ言わせてくれ」
「うん、分かったよ。あ、でも部屋が少ないから同じ部屋で寝ることになったのはびっくりしたけどね」
「嫌だったか?それなら俺は他の部屋で寝ることもできるけど」
「ううん、嫌ではないから大丈夫だよ。(まあ、ちょっと恥ずかしいけどね)」
詩音が何か後半言ってた気がするけど小さくて聞きとれなかったな。まあ、いいか。普通の大きさの声で言わないなら多分恥ずかしい話だったのだろう。
そうして、俺は島へ着いた後の動きを思い描きながら詩音と談笑していた。
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