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まだどっち付かずだけど
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よほど性格がキツいか、正直者かでなければ、友達がくれたもの、特に友達が作ったものに対して文句は言いにくいと思います。また、あまり好きじゃないものをもらっても、相手の気持ちが嬉しかったなら、心からの「ありがとう」を言いたいのが人というものです。……多分。
それと同じように(?)、仲間(フォロワー様など)の作品に対しては批判したくありません。寝る間も惜しんで、疲れや体調不良を乗り越えて、悩みや不安を抱きながら、勇気を出し、手探りで一生懸命表現している姿を日々垣間見ているからです。
けど何故でしょう。町で目に入るほとんどのものに人が関わっているにも関わらず、仲間には甘く、そうでない人には冷たくなる……いや、商品やシステムの向こうにいる「人間」を認識できないのは。
「テレビ番組がつまらない」「この映画パクリでしょ、既視感多すぎ」「期待して買ったけど値段のわりにマズい」
つい何でもかんでも思ってしまうし、思ったことは言いたい放題、ブログに書いたりもしてしまいます。
だって売り物だから。客はお金を出すのだから。買うものはクオリティが高いのが当たり前だから。プロの世界は厳しくて当然だ、と。
映画やマンガに関しても、プロが作ったものには、「大人気らしいけど、何が良いのか私には分からなかったなぁ」とか、「似たジャンルならアレの方が良かった」とか気軽に言ってしまいます。私自身、好きな作品が悪く言われていれば落ち込むというのに、誰かの「好き」を否定しまいます。
プロが作ったもの、町にある商品には、思ったことを何でもかんでも言って良いのでしょうか……。
言うべきだ、それで良い、という意見ももちろんあるでしょうが。「自分は仕事でキツいこと言われたくない。でも買うものにはキツいことを言って当然」だと、ちょっと不平等なような。特に世の中、表現に対する風当たりはキツいような。
誹謗中傷、炎上などで、自殺した有名人の方がいますね。その他、理由の分からない自殺も、もしかしたら、そういう辛いことがあったのかも……。プロだろうが有名人だろうが人間で、多くの人に責められ続ければ、死んでしまうことがあるのでしょう。
SNSで、私の好きなものについて書いていると、作者様や制作側の人からいいねがきたことがありました。実際ご本人が見たのかどうかは分かりませんが、様々な情報網を通じて、私たちは世界のすべての人と繋がっていると思います。「つまらなかった」といった批判的な言葉もすべて、制作者様に届いているかもしれません。
一生懸命作っていること、プレッシャーを背負っていること、それらはプロでも私たちと変わりませんよね。きっと。
「厳しい世界で当然」なんて、個人的には嫌です。私は、ゆるくて楽な世界が良い。誰でも楽に生きていける世界が良い。競争社会じゃない方が良い。「金返せ」「時間返せ」なんて必死こいた世界は嫌だし、そのような住民になりたくない。思いが届くのなら、「好きじゃない」より「好き」で繋がる方が、お互い面白くて楽しいのでは。
自分の投稿を新しい読者様がいつも見てくれるようになったら、その出会いだけで多少、気を使うようになりますよね。自分が何かが苦手でも、相手の人がすごくそれを好きだったら、「苦手」って発信するのやめておこう、とか。私の前ではフォロワー様方が、虫の話をするとき気を使う、とか。
そうやって仲間に気を使うように、何か発信するときに一回、誰かの気持ちを想像してみることもできます。
「気を使う」ってしんどいイメージもあるんですが、何でもかんでも好き放題否定するというのも、誰かの陰口を言っているようで何か後味悪いというか、「もっと良い人になれないかなぁ、私」とか思ったりしますね。
思ったことを何でも自由に言える。筋の通った批判が見られる。それも良いことかもしれません。けど、「仲間は傷つけたくない」「友達にはキツいことを言いたくない」ならば、それは世界のすべての作品に対してもそのようにしても良いかも。
逆に、思ったことを言いたいならば、言い合える人と仲間になるべきかも。「お互い辛口でお願いね」という人同士で。
身内には甘く、他人には厳しい、って、裏表みたいなのがあるのは嫌かもしれません。
……とか言いつつ私も……。
残念。好き放題批判してしまいます。自分が言われるのは嫌なのに、どこか常に批判的な態度が治りません。
「自分がされて嫌なことを人にしない」「自分がされて嬉しいことを人にする」でありたいのに。完全に、「人に厳しく自分だけに甘く」状態です。
「この映画、前半はすごく丁寧な描写で良かったのに、どうして後半から観客を置き去りにして意味不明な展開になるのよ!?」とか、「多様性のある社会を目指すのは良いけど、世論とか風潮に流されてる感があって、なんか嫌。多様性はブームかよ。しかも人間が言う多様性ってなんか微妙に偏ってるし。流されて表現するんじゃなく、自分の強い意志で表現してほしい!」とか、思ったことをポンポンと言ってしまいます……。
うーん、筋の通った表現も、筋の通った人間になるのも、難しいもんですね……。自分が批判したものと同じようなことをやってしまうってのも、多々あるし……。
何でもかんでも批判する、そしてされる覚悟があるならそれもまた信念ですが、無自覚に口が悪いと、いつの間にか味方まで敵に回しかねません。機嫌が悪いとき人に八つ当たりしてしまうように、何かのことを言っているようで、それ以外の人にまで「ん?」と思わせる……心の狭い本性をバラしてしまう力があると思うのです、批判には。
誰かを批判するときに「この畜生め、虫けらめ」と言っているのを聞いたら、動物好きや虫好きは、その人に不信感を持ちますよね。
何にせよこだわりを持つというのは、誰かと相容れなくなる可能性を自ら増やすということです。多分。
自戒を込めて。
それと同じように(?)、仲間(フォロワー様など)の作品に対しては批判したくありません。寝る間も惜しんで、疲れや体調不良を乗り越えて、悩みや不安を抱きながら、勇気を出し、手探りで一生懸命表現している姿を日々垣間見ているからです。
けど何故でしょう。町で目に入るほとんどのものに人が関わっているにも関わらず、仲間には甘く、そうでない人には冷たくなる……いや、商品やシステムの向こうにいる「人間」を認識できないのは。
「テレビ番組がつまらない」「この映画パクリでしょ、既視感多すぎ」「期待して買ったけど値段のわりにマズい」
つい何でもかんでも思ってしまうし、思ったことは言いたい放題、ブログに書いたりもしてしまいます。
だって売り物だから。客はお金を出すのだから。買うものはクオリティが高いのが当たり前だから。プロの世界は厳しくて当然だ、と。
映画やマンガに関しても、プロが作ったものには、「大人気らしいけど、何が良いのか私には分からなかったなぁ」とか、「似たジャンルならアレの方が良かった」とか気軽に言ってしまいます。私自身、好きな作品が悪く言われていれば落ち込むというのに、誰かの「好き」を否定しまいます。
プロが作ったもの、町にある商品には、思ったことを何でもかんでも言って良いのでしょうか……。
言うべきだ、それで良い、という意見ももちろんあるでしょうが。「自分は仕事でキツいこと言われたくない。でも買うものにはキツいことを言って当然」だと、ちょっと不平等なような。特に世の中、表現に対する風当たりはキツいような。
誹謗中傷、炎上などで、自殺した有名人の方がいますね。その他、理由の分からない自殺も、もしかしたら、そういう辛いことがあったのかも……。プロだろうが有名人だろうが人間で、多くの人に責められ続ければ、死んでしまうことがあるのでしょう。
SNSで、私の好きなものについて書いていると、作者様や制作側の人からいいねがきたことがありました。実際ご本人が見たのかどうかは分かりませんが、様々な情報網を通じて、私たちは世界のすべての人と繋がっていると思います。「つまらなかった」といった批判的な言葉もすべて、制作者様に届いているかもしれません。
一生懸命作っていること、プレッシャーを背負っていること、それらはプロでも私たちと変わりませんよね。きっと。
「厳しい世界で当然」なんて、個人的には嫌です。私は、ゆるくて楽な世界が良い。誰でも楽に生きていける世界が良い。競争社会じゃない方が良い。「金返せ」「時間返せ」なんて必死こいた世界は嫌だし、そのような住民になりたくない。思いが届くのなら、「好きじゃない」より「好き」で繋がる方が、お互い面白くて楽しいのでは。
自分の投稿を新しい読者様がいつも見てくれるようになったら、その出会いだけで多少、気を使うようになりますよね。自分が何かが苦手でも、相手の人がすごくそれを好きだったら、「苦手」って発信するのやめておこう、とか。私の前ではフォロワー様方が、虫の話をするとき気を使う、とか。
そうやって仲間に気を使うように、何か発信するときに一回、誰かの気持ちを想像してみることもできます。
「気を使う」ってしんどいイメージもあるんですが、何でもかんでも好き放題否定するというのも、誰かの陰口を言っているようで何か後味悪いというか、「もっと良い人になれないかなぁ、私」とか思ったりしますね。
思ったことを何でも自由に言える。筋の通った批判が見られる。それも良いことかもしれません。けど、「仲間は傷つけたくない」「友達にはキツいことを言いたくない」ならば、それは世界のすべての作品に対してもそのようにしても良いかも。
逆に、思ったことを言いたいならば、言い合える人と仲間になるべきかも。「お互い辛口でお願いね」という人同士で。
身内には甘く、他人には厳しい、って、裏表みたいなのがあるのは嫌かもしれません。
……とか言いつつ私も……。
残念。好き放題批判してしまいます。自分が言われるのは嫌なのに、どこか常に批判的な態度が治りません。
「自分がされて嫌なことを人にしない」「自分がされて嬉しいことを人にする」でありたいのに。完全に、「人に厳しく自分だけに甘く」状態です。
「この映画、前半はすごく丁寧な描写で良かったのに、どうして後半から観客を置き去りにして意味不明な展開になるのよ!?」とか、「多様性のある社会を目指すのは良いけど、世論とか風潮に流されてる感があって、なんか嫌。多様性はブームかよ。しかも人間が言う多様性ってなんか微妙に偏ってるし。流されて表現するんじゃなく、自分の強い意志で表現してほしい!」とか、思ったことをポンポンと言ってしまいます……。
うーん、筋の通った表現も、筋の通った人間になるのも、難しいもんですね……。自分が批判したものと同じようなことをやってしまうってのも、多々あるし……。
何でもかんでも批判する、そしてされる覚悟があるならそれもまた信念ですが、無自覚に口が悪いと、いつの間にか味方まで敵に回しかねません。機嫌が悪いとき人に八つ当たりしてしまうように、何かのことを言っているようで、それ以外の人にまで「ん?」と思わせる……心の狭い本性をバラしてしまう力があると思うのです、批判には。
誰かを批判するときに「この畜生め、虫けらめ」と言っているのを聞いたら、動物好きや虫好きは、その人に不信感を持ちますよね。
何にせよこだわりを持つというのは、誰かと相容れなくなる可能性を自ら増やすということです。多分。
自戒を込めて。
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