188 / 437
心の声、他人の声
しおりを挟む
不機嫌でいてはいけない。不機嫌でいるのは失礼だ。マナー違反だ。いつでも明るくあれ。
ってたまに聞くけど難しい! 納得いかないこと、飲み込めないこと、試行錯誤していること、吉と出るか凶と出るか分からないことが多すぎて不安で。
常に楽しそうなフリなんてしていたら、不本意な方へ流されそうで、難しい。
ってなことをずっと言い続けていると、今度はまわりの人が「いい加減にしろ!」と不機嫌になる。だって……。
何か悩み事が出てくる度、気が済むまで、腑に落ちるまで、時が止まればいいのに。永遠に悩ませてくれたらいいのに。
答えが出ないうちに、整理がつかないままで、結論を急き立てないでほしい。良いとか悪いとか、幸せとか不幸とか、YESとかNOとか言い切れない。複雑なんだよ……。
小学生だか中学生だかの頃、ママから「あなたはいつも、花~とか虫~とか鳥~とかどうでもいい話しかしなくて、肝心なことは何も言わないのよ!」みたいに言われて、めちゃくちゃショックだった。
別にママが悪いわけじゃない。社会の縮図だ。
そして今も変わらない。私にとっては人間社会の生活だの勉強だの進路だの政治だの防衛だの経済だのルールだのの方がどうでもよくて、花や虫や鳥のことを考えるのが人生にとって最重要と思っていたのに。それをどうでもいいだなんて。
純粋に楽しいことを選んでも、セットで悩みもついてくる。学校で嬉しいことも嫌なこともあったように、何だって、嬉しいだけでも嫌なだけでもない。
不機嫌でいるなと言われても、私が機嫌よく過ごせるような選択を妨害されているように感じてしまう。社会で当たり前に生きられる人は良いけれど。私はまだ……。
「大人のくせに、いつまでバカみたいなこと言ってんだ?」と、心の声が追い討ちをかけてくる。心の声くらい私の味方であってくれよ……。
ってたまに聞くけど難しい! 納得いかないこと、飲み込めないこと、試行錯誤していること、吉と出るか凶と出るか分からないことが多すぎて不安で。
常に楽しそうなフリなんてしていたら、不本意な方へ流されそうで、難しい。
ってなことをずっと言い続けていると、今度はまわりの人が「いい加減にしろ!」と不機嫌になる。だって……。
何か悩み事が出てくる度、気が済むまで、腑に落ちるまで、時が止まればいいのに。永遠に悩ませてくれたらいいのに。
答えが出ないうちに、整理がつかないままで、結論を急き立てないでほしい。良いとか悪いとか、幸せとか不幸とか、YESとかNOとか言い切れない。複雑なんだよ……。
小学生だか中学生だかの頃、ママから「あなたはいつも、花~とか虫~とか鳥~とかどうでもいい話しかしなくて、肝心なことは何も言わないのよ!」みたいに言われて、めちゃくちゃショックだった。
別にママが悪いわけじゃない。社会の縮図だ。
そして今も変わらない。私にとっては人間社会の生活だの勉強だの進路だの政治だの防衛だの経済だのルールだのの方がどうでもよくて、花や虫や鳥のことを考えるのが人生にとって最重要と思っていたのに。それをどうでもいいだなんて。
純粋に楽しいことを選んでも、セットで悩みもついてくる。学校で嬉しいことも嫌なこともあったように、何だって、嬉しいだけでも嫌なだけでもない。
不機嫌でいるなと言われても、私が機嫌よく過ごせるような選択を妨害されているように感じてしまう。社会で当たり前に生きられる人は良いけれど。私はまだ……。
「大人のくせに、いつまでバカみたいなこと言ってんだ?」と、心の声が追い討ちをかけてくる。心の声くらい私の味方であってくれよ……。
21
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
あるフィギュアスケーターの性事情
蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。
しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。
何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。
この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。
そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。
この物語はフィクションです。
実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。
子供って難解だ〜2児の母の笑える小話〜
珊瑚やよい(にん)
エッセイ・ノンフィクション
10秒で読める笑えるエッセイ集です。
2匹の怪獣さんの母です。12歳の娘と6歳の息子がいます。子供はネタの宝庫だと思います。クスッと笑えるエピソードをどうぞ。
毎日毎日ネタが絶えなくて更新しながら楽しんでいます(笑)
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
