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8-4 業
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「心光、何を言う」
和尚は戸惑うように首を振り、心光へ諭す。
「優しいそなたが、一体どうしたというのだね。宿陽が死んだことも、そなたが恐ろしい目に合ったのも、仏の道を違える理由にはならぬ。その手で罪を犯したというのならが、それを償いなさい。ましてや、それをこの私のせいにしようなどと……」
険しい表情を浮かべる和尚を、心光は瞬きすら忘れたように、真っ直ぐに見据えている。その瞳には亜麻色と赤が混ざって、揺れていた。
「わたくしには、許せませぬ。仮にあなたがこの呪いの主でなかったとしても、幼き頃よりこの身を好きなようにしてきたことを到底許すことなどできない。どのみち、あなたのことは殺します。だから素直にお話頂けませんか? わたくしの義母と結託し、わたくしの身を呪い殺そうとしたということを」
「心光……」
和尚はしばらく心光の視線を受け止めていたが、ややして、小さく笑う。それから、ひとつ溜息を吐き出した。
「そなたは幼い頃より、素直な善い子であったのになぁ、心光。私の言葉をひとつも疑いもせず、美しく従順でなぁ……」
和尚は心光を見つめながらも、どこか遠い思い出を見据えているようだった。そんな姿に、心光は眉を寄せる。
「そんなわたくしを、あなたは手籠めにしたのですか。欲を捨て、煩悩を捨て悟りに至る為修行する身でありながら」
「ああ、心光。あの日、そなたがこの寺に来たとき、私は俗世に帰ってしまったのだ」
和尚は目を細めて語る。
あの日。まだ年若い心光が、儚げな表情のまま信寧寺を訪れた。剃髪しても損なわれぬほどの、清廉な美しさ。その整った横顔、涙に濡れた睫に惹かれぬ人間がいようものか。
仏の道へと至る為、捨てた筈の欲が鎌首をもたげる。胸が、腹の奥底が熱く渦巻いて、どうしてもどうしても触れたいと、己のものにしたいと思った、と。
「わたくしのせい、だとでも仰るのですか」
「そうではない、そうではないがな。私とてはじめは抗ったのだ。欲深い心を律し、そなたをただの小坊主として導こうと思った。だがなぁ、そなたに向けられる、他の欲深いものたちの眼差しを見ていると。どうしてもどうしても、守らねばと思った。そなたを我が物にしてしまえば、他の僧たちは手出しができまい? そなたにとっても良いことだったのだよ、心光」
そう淡々と語る和尚の姿には、迷いも嘘もありはしない。本当にそう思っているのだ、と感じさせる、静かな表情がそこにあった。
ゆえに、心光の怒りが、ふつふつと沸き立つように、影がざわめく。
「己の肉欲を、わたくしへの慈愛とすり替えるな……!」
「心光、そなたにもいずれわかる。いや、わかっているやもしれぬな。仏の道へ生きたまま至ることは難しい。常に心の揺らぎと欲に惑わされ、無であることは成し難い。ゆえにこそ、そなたへの憐憫も、そなたへの愛も真のものであったと、私は断言できる。私はな、そなたを心から愛しておったのだ」
「愛していた!? それならば何故、そんな存在を呪ったのです、愛していたというのに!」
心光の問いに、和尚は笑顔すら浮かべて答えた。
「そなた、私よりも、若い宿陽が良かったのであろう」
「……は?」
思わず、怒気もどこへやら。間の抜けた声を漏らした心光に、和尚は頷いて言った。
「そなたは美しく気高く、修行にも勤しんでおったらかなぁ。寺の面々はみな一様にお前を敬い、愛し、いずれは私の後を継ぐのだろうと噂をしておったものだ。そこへ向けて、そなたときたら宿陽とふたりで旅をするというではないか。なぁ、心光。あれは若くて、逞しくて、具合も良かったか」
「なに、何を言っているのですか、あなたは」
目を見開いたまま。心光は声を震わせる。
「わたくしが、友と、宿陽と爛れた関係であったと、その為に旅をしたと言うのですか!?」
「そなたが宿陽を特別な目で見ておったことぐらい、私もよくわかっておる。このような俗世に塗れた老爺より、年の近い宿陽を選んだ、そうであろう?」
「……そんな、そんな。そんな馬鹿げた妄想のせいで、宿陽は死ななければならなかったと、そう言うのですか!」
思わず声を荒らげる心光に、和尚は静かに答えた。
「馬鹿げた妄想などではない。事実そなたは宿陽に心を奪われていた。共に旅立つことを決めた日から、そなたが浮ついていたのも私にはわかっている。そなたは宿陽との旅を待ちわび、きっと奴との旅を楽しんだのではないか?」
「そ、それは、」
それは、心光にとって事実であった。
心光は宿陽と旅をしている間、身も心も解放されていたのだ。どこまでも続く広い空の下、自然を五感で楽しみ、その時間を愛していた。全てのしがらみを忘れ、いつまでも宿陽と笑って旅ができればと、そう願っていた。
だが、それがいけないこと、なのだろうか。
「仏に仕える身でありながら、心を乱し享楽に溺れたのは、そなたも私も同じこと」
和尚は小さく笑い、心光に向けて優しい声で語る。
「私はそなたを他の男にやるなど受け入れられなかった。愛していたのだ。だから、私から離れるというのなら……いっそ、浄土に送ってやろうと考えてもしかたあるまい。かわいさ余って憎さ百倍ともいうだろう。ちょうどお前の義母もそなたを邪魔と思っていたし、それで陰陽師に頼んで呪ってもらったのだ。それなのになぁ、そなたは宿陽に穢されたまま、帰って来てしまったのだなぁ、心光……」
「……っ、口を閉じろ、強欲な、罪深いなまぐさ坊主!」
心光が、思わず叫ぶ。
「お前が、お前がそんな理由でわたくしを、宿陽を呪い殺めること、天が赦したとてわたくしが決して赦さない! わたくしを押さえつけた腕を、わたくしを穢した身体を、四肢を、男根を引きちぎり、生きたまま刻んでやる! 赦さぬ、赦せぬ、殺してやる、殺してやる……っ!」
真っ赤に染まった瞳で、心光は叫び続ける。影が燃え盛る炎のように揺れ、その鋭い切っ先を和尚に向けたその時である。
「……っ、う、ぅ……!」
心光が呻き、蹲る。苦しげに表情を歪めながらも、どうにか心光は絞り出すように、呟いた。
「お前、お前、どういうつもりだ、私がお前の代わりに憤ってやっているというのに……!」
「心光、どうした。辛いのか」
心配そうに和尚が声をかけ、立ち上る。額に汗さえ浮かべた心光が、ひとつ呻いて答えた。
「お、和尚様、どうかお逃げください、わたくしは今、とてもよくないものに憑かれているのです、このままではあなた様を、殺めてしまいまする……!」
「おお、おお、心光。かわいそうに、辛いのだな……」
和尚はそう、心から憐みの声を出し。心光へと近寄る。それに首を振って、心光は己の身を押さえ込みながら訴えた。
「いかにあなたから受けた仕打ちが非道と言えども、わたくしは、ここまで育てて下さった大恩あるあなたを、憎みたくなどないのです、お願いします、今なら、今なら抑えていられる、ですからどうか、お逃げください……っ!」
苦しげにそう吐き出した心光のそばへ、和尚は静かに膝をつく。そして彼は、慈愛に満ちた表情を浮かべて囁いた。
「そなたの辛そうな顔を見るのはな、私も辛いのだ」
「和尚様、」
「だからなぁ、心光……」
楽にしてやろうな。
和尚の囁き声がした直後である。
「……あ……?」
ずぶ、と鈍い音を立てて、心光の腹部に、脇差が突き立てられたのは。
「な、に……」
心光の衣服に、紅をさしたように血が広がる。思わず和尚を見つめた亜麻色の瞳は、動揺に揺れていた。
そんな心光に、和尚は優しく微笑みさえして頷く。
「浄土へ逝くと良い。そなたにとってそれが至上の救いとなろう。恨みも憎しみも忘れて、仏のもとへ。そなたの全てが、私のものであるまま」
そうであれば、私はそなたをまだ愛してやれるのだ。
その言葉を耳にした直後、心光の瞳が血の色に染まる。
そして、まるで炉から噴き出す炎のように影が沸き立ち、空を切って踊った。
和尚は戸惑うように首を振り、心光へ諭す。
「優しいそなたが、一体どうしたというのだね。宿陽が死んだことも、そなたが恐ろしい目に合ったのも、仏の道を違える理由にはならぬ。その手で罪を犯したというのならが、それを償いなさい。ましてや、それをこの私のせいにしようなどと……」
険しい表情を浮かべる和尚を、心光は瞬きすら忘れたように、真っ直ぐに見据えている。その瞳には亜麻色と赤が混ざって、揺れていた。
「わたくしには、許せませぬ。仮にあなたがこの呪いの主でなかったとしても、幼き頃よりこの身を好きなようにしてきたことを到底許すことなどできない。どのみち、あなたのことは殺します。だから素直にお話頂けませんか? わたくしの義母と結託し、わたくしの身を呪い殺そうとしたということを」
「心光……」
和尚はしばらく心光の視線を受け止めていたが、ややして、小さく笑う。それから、ひとつ溜息を吐き出した。
「そなたは幼い頃より、素直な善い子であったのになぁ、心光。私の言葉をひとつも疑いもせず、美しく従順でなぁ……」
和尚は心光を見つめながらも、どこか遠い思い出を見据えているようだった。そんな姿に、心光は眉を寄せる。
「そんなわたくしを、あなたは手籠めにしたのですか。欲を捨て、煩悩を捨て悟りに至る為修行する身でありながら」
「ああ、心光。あの日、そなたがこの寺に来たとき、私は俗世に帰ってしまったのだ」
和尚は目を細めて語る。
あの日。まだ年若い心光が、儚げな表情のまま信寧寺を訪れた。剃髪しても損なわれぬほどの、清廉な美しさ。その整った横顔、涙に濡れた睫に惹かれぬ人間がいようものか。
仏の道へと至る為、捨てた筈の欲が鎌首をもたげる。胸が、腹の奥底が熱く渦巻いて、どうしてもどうしても触れたいと、己のものにしたいと思った、と。
「わたくしのせい、だとでも仰るのですか」
「そうではない、そうではないがな。私とてはじめは抗ったのだ。欲深い心を律し、そなたをただの小坊主として導こうと思った。だがなぁ、そなたに向けられる、他の欲深いものたちの眼差しを見ていると。どうしてもどうしても、守らねばと思った。そなたを我が物にしてしまえば、他の僧たちは手出しができまい? そなたにとっても良いことだったのだよ、心光」
そう淡々と語る和尚の姿には、迷いも嘘もありはしない。本当にそう思っているのだ、と感じさせる、静かな表情がそこにあった。
ゆえに、心光の怒りが、ふつふつと沸き立つように、影がざわめく。
「己の肉欲を、わたくしへの慈愛とすり替えるな……!」
「心光、そなたにもいずれわかる。いや、わかっているやもしれぬな。仏の道へ生きたまま至ることは難しい。常に心の揺らぎと欲に惑わされ、無であることは成し難い。ゆえにこそ、そなたへの憐憫も、そなたへの愛も真のものであったと、私は断言できる。私はな、そなたを心から愛しておったのだ」
「愛していた!? それならば何故、そんな存在を呪ったのです、愛していたというのに!」
心光の問いに、和尚は笑顔すら浮かべて答えた。
「そなた、私よりも、若い宿陽が良かったのであろう」
「……は?」
思わず、怒気もどこへやら。間の抜けた声を漏らした心光に、和尚は頷いて言った。
「そなたは美しく気高く、修行にも勤しんでおったらかなぁ。寺の面々はみな一様にお前を敬い、愛し、いずれは私の後を継ぐのだろうと噂をしておったものだ。そこへ向けて、そなたときたら宿陽とふたりで旅をするというではないか。なぁ、心光。あれは若くて、逞しくて、具合も良かったか」
「なに、何を言っているのですか、あなたは」
目を見開いたまま。心光は声を震わせる。
「わたくしが、友と、宿陽と爛れた関係であったと、その為に旅をしたと言うのですか!?」
「そなたが宿陽を特別な目で見ておったことぐらい、私もよくわかっておる。このような俗世に塗れた老爺より、年の近い宿陽を選んだ、そうであろう?」
「……そんな、そんな。そんな馬鹿げた妄想のせいで、宿陽は死ななければならなかったと、そう言うのですか!」
思わず声を荒らげる心光に、和尚は静かに答えた。
「馬鹿げた妄想などではない。事実そなたは宿陽に心を奪われていた。共に旅立つことを決めた日から、そなたが浮ついていたのも私にはわかっている。そなたは宿陽との旅を待ちわび、きっと奴との旅を楽しんだのではないか?」
「そ、それは、」
それは、心光にとって事実であった。
心光は宿陽と旅をしている間、身も心も解放されていたのだ。どこまでも続く広い空の下、自然を五感で楽しみ、その時間を愛していた。全てのしがらみを忘れ、いつまでも宿陽と笑って旅ができればと、そう願っていた。
だが、それがいけないこと、なのだろうか。
「仏に仕える身でありながら、心を乱し享楽に溺れたのは、そなたも私も同じこと」
和尚は小さく笑い、心光に向けて優しい声で語る。
「私はそなたを他の男にやるなど受け入れられなかった。愛していたのだ。だから、私から離れるというのなら……いっそ、浄土に送ってやろうと考えてもしかたあるまい。かわいさ余って憎さ百倍ともいうだろう。ちょうどお前の義母もそなたを邪魔と思っていたし、それで陰陽師に頼んで呪ってもらったのだ。それなのになぁ、そなたは宿陽に穢されたまま、帰って来てしまったのだなぁ、心光……」
「……っ、口を閉じろ、強欲な、罪深いなまぐさ坊主!」
心光が、思わず叫ぶ。
「お前が、お前がそんな理由でわたくしを、宿陽を呪い殺めること、天が赦したとてわたくしが決して赦さない! わたくしを押さえつけた腕を、わたくしを穢した身体を、四肢を、男根を引きちぎり、生きたまま刻んでやる! 赦さぬ、赦せぬ、殺してやる、殺してやる……っ!」
真っ赤に染まった瞳で、心光は叫び続ける。影が燃え盛る炎のように揺れ、その鋭い切っ先を和尚に向けたその時である。
「……っ、う、ぅ……!」
心光が呻き、蹲る。苦しげに表情を歪めながらも、どうにか心光は絞り出すように、呟いた。
「お前、お前、どういうつもりだ、私がお前の代わりに憤ってやっているというのに……!」
「心光、どうした。辛いのか」
心配そうに和尚が声をかけ、立ち上る。額に汗さえ浮かべた心光が、ひとつ呻いて答えた。
「お、和尚様、どうかお逃げください、わたくしは今、とてもよくないものに憑かれているのです、このままではあなた様を、殺めてしまいまする……!」
「おお、おお、心光。かわいそうに、辛いのだな……」
和尚はそう、心から憐みの声を出し。心光へと近寄る。それに首を振って、心光は己の身を押さえ込みながら訴えた。
「いかにあなたから受けた仕打ちが非道と言えども、わたくしは、ここまで育てて下さった大恩あるあなたを、憎みたくなどないのです、お願いします、今なら、今なら抑えていられる、ですからどうか、お逃げください……っ!」
苦しげにそう吐き出した心光のそばへ、和尚は静かに膝をつく。そして彼は、慈愛に満ちた表情を浮かべて囁いた。
「そなたの辛そうな顔を見るのはな、私も辛いのだ」
「和尚様、」
「だからなぁ、心光……」
楽にしてやろうな。
和尚の囁き声がした直後である。
「……あ……?」
ずぶ、と鈍い音を立てて、心光の腹部に、脇差が突き立てられたのは。
「な、に……」
心光の衣服に、紅をさしたように血が広がる。思わず和尚を見つめた亜麻色の瞳は、動揺に揺れていた。
そんな心光に、和尚は優しく微笑みさえして頷く。
「浄土へ逝くと良い。そなたにとってそれが至上の救いとなろう。恨みも憎しみも忘れて、仏のもとへ。そなたの全てが、私のものであるまま」
そうであれば、私はそなたをまだ愛してやれるのだ。
その言葉を耳にした直後、心光の瞳が血の色に染まる。
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