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5、触らぬ先輩に祟りなし
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…あれは、やばいよね………
あの時、渡り廊下いる自分達をまるで汚物か何かの様に睨みつけてきていた、鷹先輩の目…
「こっわかった……」
ただでさえ男に拒否反応に近い物を感じるのに、完全に自分を睨みつけてきていたあの眼差しを思い出したら、安全な家の中の自室にいるとわかっていても勝手に身震いさえしてくる。全然男子に興味なんか無かったから鷹先輩の存在だって知らずに過ごしてきたのに…
…戻りたい…知らなかった頃に戻りたい……
あっちには絶対に目をつけられた。あんな近くで女子と共に騒いでいたら、調子に乗ってると思われても仕方がなかったと思う。
…あの目は女子に囲まれて良い気になってんじゃねぇぞって言う目だったし……
「どうする?謝りに行く?」
先輩に対して無礼だったんなら、あっちから呼び出される前に先手打つ?だってあんなに睨み利かせてキレてたじゃん?偶然校内で会った途端絶対絡んできそうで、怖い…女子には優しいみたいだけど、男子に優しい話聞いてないからな。でも、いや、待って?鷹先輩あの日は丁度機嫌が悪かったのかもしれないし、うるせーな、位の視線なんだったらこっちの事を覚えているかどうかもわからない、よな?そんな認識されているかされていないかわからない様な俺がいきなり謝りに行っても物凄く不自然……
…どうする?どうする……?………
君子危うきに近寄らず…
「これだよな…うん!これに限る!!」
…近付かなきゃ良いんだ!そーだよ、俺頭良い!……
臭い物には蓋をしろって言うじゃん?臭わなきゃ気にならないもんな。それに視界に入らない様に女子に協力願えばいいしね!
素晴らしい解決策だと思ってルンルンで登校したのに……なんで?
なんで?鷹パイセン目の前におる?
「あ!ほら、まりちゃん!鷹先輩だよ~」
今日も可愛い女子グループは中庭のベンチを陣取って食後のオヤツタイム。その先にはなぜか鷹先輩を中心とした2年生達が校庭でバレーボールで遊んでるのが見える…周囲にはそんな先輩達を見にきているのか、そのまま目をハートにしてますって言う女子がチラホラ。グループを作ったり一人だったりするけど、お喋りを楽しむ風でほぼ全員の視線は鷹先輩に向いている。その中に何人かの男子まで混ざっているけど、今考えるのはそこじゃない。
「しまった……」
「え~何が?ここ、良いポジションでしょ?鷹先輩達良く校庭で遊んでるから!」
…違う…違うんだよ!鷹パイセンを見たいんじゃないんだって!………
確かにいつも連んでる女子に鷹パイセン見つけたら教えてって言ったよ?それはあっちに見つかる前にこっちから避けられると思ったから!鷹パイセンを見つけて、見に行きたいって言うわけじゃないんだよ………
「ね、ね!まりちゃん!かっこいいでしょう?鷹先輩!」
もう女子はアイドルを見るファンの如くに鷹パイセンの一挙手一投足にキャアキャア言い出してしまったし…
…やばい、見つかるって~~!!……
俺男だし、鷹パイセンのファンじゃないし!ちらほらここに集まって来ている熱い眼差しを送っているだろう女子や男子と一緒にして欲しくないし!
とにかく、見つからなければいいんであって、必死に隠れることにした俺。女子の壁の後ろでこれからどうしようかと頭を抱えてしまう。
理由を話して女子に協力してもらう?男が怖いって?昔何度も悪戯されかけたからって?そんな自尊心を削る様な事を自分から言わなきゃいけないのか?いやいやそんな余計な事わざわざ話さなくても良いだろう?俺の古傷、抉らなくったってさ…
「あ!次の英語の宿題!後半分終わってなかったわ~」
と言うことにして、その場をそっと離れました。
先輩を見かけたら即回れ右!それでも時には嫌でも目に入ってくる。そしてどうして今まで見かけなかったんだって言う程視界の端にすぐ捉えられる様になってしまった。女子達にはその目敏さに乾杯!なんて言われてしまったが、こっちはちっとも嬉しくない。せっかく、可愛い女子と一緒にいるのに、先輩の事ばかり気にしなきゃならないなんてやってられねー…
「やだ!まりちゃん。何か悩み事?この頃なんか、む~~~って言う顔してるよね?それも可愛いんだけどさ。」
「ん~~してた?そんな顔。」
「うん、してるしてる!何?恋煩い?」
女子って目敏いよな?ちょっとした髪型の変化やメークの違い、うっすいネイルコートの色の変化まで直ぐに気がつくし。
「なんだよ…その恋煩いって…」
本当に何それ?美味しいの?そもそも誰に向かっての恋煩いですか?
「まりちゃんって、特定の相手作らないじゃない?」
「そうだね。君達可愛いし!」
だからたった一人に絞るなんて勿体無くてできないね。
「ものすっごい可愛いのに、そう言う所はチャラいのよね?」
クスクスクスクス笑いながら話す女子からは怒っていたり、呆れたり、軽蔑した様な雰囲気は全く感じられない。心底楽しそうに俺の事を分析して話してる。本当に女子は目敏いし、勘が鋭いし、時々ちょっとビビるよね?そんなとこも可愛いけどさ。
「それにまりちゃん可愛い系かなり好きだしね?だから女子と話してても違和感さえない~」
「本当、本当!!」
「なのに、目の前にこ~んなに可愛い女子が揃っているのに、心ここに在らずって言う顔してたらさ、自分の好きな物以上に気を取られている事に他ならないじゃない?」
「うぇ…?」
「そ、だから、恋煩いかなって?」
女子達のご意見にグゥの音も出ず…確かにこの頃の俺は気もそぞろだったしな…
「で?誰々?私達の知っている女子?誰々?」
そして女子って恋愛話大好きだよな~
「ククク……本当に違~うよ?誰かを好きになったわけじゃないんだ。」
「……ま、でも鷹先輩からは逃げ回ってるよね?」
…う、それも気が付かれてる……………
「まりちゃんと鷹先輩って個人的な絡みなかったよね?」
学校ではほぼ特定の女子達と連んでいたりするものだから、誰と親密で誰と会ってたとかここにいる女子達には筒抜け状態。
「そうそう。でも何故か今は逆にこれでもかって言うほど不自然に逃げ回ってる。」
「ね、まりちゃん…………」
女子の一人がグッと顔を寄せて奏耶と視線を合わせる。
「私達、そんな偏見無いつもりなの。」
その女子の表情はなんだか生き生きと輝いている様にも見えた。
「ん?」
その可愛いキラキラの瞳も近くで見るのは好きなんだけど、なんだか今日は少しだけ雲行きが怪しそうなのは杞憂だろうか?
「誰が誰を好きでも別に良いじゃない?」
「ん?それはそうだね?」
ニコッと笑う彼女に釣られて奏耶も微笑む。
「同性同士だって良いじゃない?良いわよね?」
「んん?同性が好きなの?」
可愛い女子同士の恋愛……それはそれでちょっと良いかも…
何を告白されるんだろうかと、ちょっとドキドキして来た…!
「違う、違う!!私は推しがいれば生きていけるから!私じゃないわよ?」
「どう言う事?」
「ふふふ……だから、ね?まりちゃん…」
後ろからも女子一人が抱き付いてくる。そしてとんでもない事を囁いてくれた。
「まりちゃんが鷹先輩から逃げ回ってるのってさ、実はちょっと惹かれちゃう所があって照れ臭いからじゃない?」
「は………?」
鳩が豆鉄砲を喰らったみたいに一瞬ポカンとしていたと思う。
「そうでしょ?自覚した?やだ~~~照れちゃう!!」
全く見当違いな結論なのに、女子はそれを正解と受け取ってキャッキャッとはしゃぎ出してくれるものだからたまったものじゃない。
「はぁぁぁぁぁ~~~!?」
素っ頓狂な声をあげて、誤解を全否定するまで女子達の盛り上がりは止まないやまない……最後には仕方な無し、と奏耶の過去の黒歴史まで語る事になって家に帰り着く頃には抜け殻同然の屍の様に疲れ果ててしまってた…
あの時、渡り廊下いる自分達をまるで汚物か何かの様に睨みつけてきていた、鷹先輩の目…
「こっわかった……」
ただでさえ男に拒否反応に近い物を感じるのに、完全に自分を睨みつけてきていたあの眼差しを思い出したら、安全な家の中の自室にいるとわかっていても勝手に身震いさえしてくる。全然男子に興味なんか無かったから鷹先輩の存在だって知らずに過ごしてきたのに…
…戻りたい…知らなかった頃に戻りたい……
あっちには絶対に目をつけられた。あんな近くで女子と共に騒いでいたら、調子に乗ってると思われても仕方がなかったと思う。
…あの目は女子に囲まれて良い気になってんじゃねぇぞって言う目だったし……
「どうする?謝りに行く?」
先輩に対して無礼だったんなら、あっちから呼び出される前に先手打つ?だってあんなに睨み利かせてキレてたじゃん?偶然校内で会った途端絶対絡んできそうで、怖い…女子には優しいみたいだけど、男子に優しい話聞いてないからな。でも、いや、待って?鷹先輩あの日は丁度機嫌が悪かったのかもしれないし、うるせーな、位の視線なんだったらこっちの事を覚えているかどうかもわからない、よな?そんな認識されているかされていないかわからない様な俺がいきなり謝りに行っても物凄く不自然……
…どうする?どうする……?………
君子危うきに近寄らず…
「これだよな…うん!これに限る!!」
…近付かなきゃ良いんだ!そーだよ、俺頭良い!……
臭い物には蓋をしろって言うじゃん?臭わなきゃ気にならないもんな。それに視界に入らない様に女子に協力願えばいいしね!
素晴らしい解決策だと思ってルンルンで登校したのに……なんで?
なんで?鷹パイセン目の前におる?
「あ!ほら、まりちゃん!鷹先輩だよ~」
今日も可愛い女子グループは中庭のベンチを陣取って食後のオヤツタイム。その先にはなぜか鷹先輩を中心とした2年生達が校庭でバレーボールで遊んでるのが見える…周囲にはそんな先輩達を見にきているのか、そのまま目をハートにしてますって言う女子がチラホラ。グループを作ったり一人だったりするけど、お喋りを楽しむ風でほぼ全員の視線は鷹先輩に向いている。その中に何人かの男子まで混ざっているけど、今考えるのはそこじゃない。
「しまった……」
「え~何が?ここ、良いポジションでしょ?鷹先輩達良く校庭で遊んでるから!」
…違う…違うんだよ!鷹パイセンを見たいんじゃないんだって!………
確かにいつも連んでる女子に鷹パイセン見つけたら教えてって言ったよ?それはあっちに見つかる前にこっちから避けられると思ったから!鷹パイセンを見つけて、見に行きたいって言うわけじゃないんだよ………
「ね、ね!まりちゃん!かっこいいでしょう?鷹先輩!」
もう女子はアイドルを見るファンの如くに鷹パイセンの一挙手一投足にキャアキャア言い出してしまったし…
…やばい、見つかるって~~!!……
俺男だし、鷹パイセンのファンじゃないし!ちらほらここに集まって来ている熱い眼差しを送っているだろう女子や男子と一緒にして欲しくないし!
とにかく、見つからなければいいんであって、必死に隠れることにした俺。女子の壁の後ろでこれからどうしようかと頭を抱えてしまう。
理由を話して女子に協力してもらう?男が怖いって?昔何度も悪戯されかけたからって?そんな自尊心を削る様な事を自分から言わなきゃいけないのか?いやいやそんな余計な事わざわざ話さなくても良いだろう?俺の古傷、抉らなくったってさ…
「あ!次の英語の宿題!後半分終わってなかったわ~」
と言うことにして、その場をそっと離れました。
先輩を見かけたら即回れ右!それでも時には嫌でも目に入ってくる。そしてどうして今まで見かけなかったんだって言う程視界の端にすぐ捉えられる様になってしまった。女子達にはその目敏さに乾杯!なんて言われてしまったが、こっちはちっとも嬉しくない。せっかく、可愛い女子と一緒にいるのに、先輩の事ばかり気にしなきゃならないなんてやってられねー…
「やだ!まりちゃん。何か悩み事?この頃なんか、む~~~って言う顔してるよね?それも可愛いんだけどさ。」
「ん~~してた?そんな顔。」
「うん、してるしてる!何?恋煩い?」
女子って目敏いよな?ちょっとした髪型の変化やメークの違い、うっすいネイルコートの色の変化まで直ぐに気がつくし。
「なんだよ…その恋煩いって…」
本当に何それ?美味しいの?そもそも誰に向かっての恋煩いですか?
「まりちゃんって、特定の相手作らないじゃない?」
「そうだね。君達可愛いし!」
だからたった一人に絞るなんて勿体無くてできないね。
「ものすっごい可愛いのに、そう言う所はチャラいのよね?」
クスクスクスクス笑いながら話す女子からは怒っていたり、呆れたり、軽蔑した様な雰囲気は全く感じられない。心底楽しそうに俺の事を分析して話してる。本当に女子は目敏いし、勘が鋭いし、時々ちょっとビビるよね?そんなとこも可愛いけどさ。
「それにまりちゃん可愛い系かなり好きだしね?だから女子と話してても違和感さえない~」
「本当、本当!!」
「なのに、目の前にこ~んなに可愛い女子が揃っているのに、心ここに在らずって言う顔してたらさ、自分の好きな物以上に気を取られている事に他ならないじゃない?」
「うぇ…?」
「そ、だから、恋煩いかなって?」
女子達のご意見にグゥの音も出ず…確かにこの頃の俺は気もそぞろだったしな…
「で?誰々?私達の知っている女子?誰々?」
そして女子って恋愛話大好きだよな~
「ククク……本当に違~うよ?誰かを好きになったわけじゃないんだ。」
「……ま、でも鷹先輩からは逃げ回ってるよね?」
…う、それも気が付かれてる……………
「まりちゃんと鷹先輩って個人的な絡みなかったよね?」
学校ではほぼ特定の女子達と連んでいたりするものだから、誰と親密で誰と会ってたとかここにいる女子達には筒抜け状態。
「そうそう。でも何故か今は逆にこれでもかって言うほど不自然に逃げ回ってる。」
「ね、まりちゃん…………」
女子の一人がグッと顔を寄せて奏耶と視線を合わせる。
「私達、そんな偏見無いつもりなの。」
その女子の表情はなんだか生き生きと輝いている様にも見えた。
「ん?」
その可愛いキラキラの瞳も近くで見るのは好きなんだけど、なんだか今日は少しだけ雲行きが怪しそうなのは杞憂だろうか?
「誰が誰を好きでも別に良いじゃない?」
「ん?それはそうだね?」
ニコッと笑う彼女に釣られて奏耶も微笑む。
「同性同士だって良いじゃない?良いわよね?」
「んん?同性が好きなの?」
可愛い女子同士の恋愛……それはそれでちょっと良いかも…
何を告白されるんだろうかと、ちょっとドキドキして来た…!
「違う、違う!!私は推しがいれば生きていけるから!私じゃないわよ?」
「どう言う事?」
「ふふふ……だから、ね?まりちゃん…」
後ろからも女子一人が抱き付いてくる。そしてとんでもない事を囁いてくれた。
「まりちゃんが鷹先輩から逃げ回ってるのってさ、実はちょっと惹かれちゃう所があって照れ臭いからじゃない?」
「は………?」
鳩が豆鉄砲を喰らったみたいに一瞬ポカンとしていたと思う。
「そうでしょ?自覚した?やだ~~~照れちゃう!!」
全く見当違いな結論なのに、女子はそれを正解と受け取ってキャッキャッとはしゃぎ出してくれるものだからたまったものじゃない。
「はぁぁぁぁぁ~~~!?」
素っ頓狂な声をあげて、誤解を全否定するまで女子達の盛り上がりは止まないやまない……最後には仕方な無し、と奏耶の過去の黒歴史まで語る事になって家に帰り着く頃には抜け殻同然の屍の様に疲れ果ててしまってた…
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