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「あの……さぁ……?」
山手をみそえと蒼梧から引き剥がし、なんとか人気のない公園の片隅に連れ込んでみたのはいいものの……
「何、そんなに喜んでんの?」
急に山手の腕を掴んで半ば強引に引っ張って来た。そんな無体をしたと言うのに、山手はなにも拒否しないでここまでついてくる。それもニコニコして…
「ん?強いて言えば君が手を繋いでくれているからかな?」
「!?」
手を繋いで……?確かに無理に引っ張ってくる関係上、山手の手首を掴んで引っ張って来た。
「あのな…?これ、繋いでることにならんだろ?」
男女交際皆無だから、これがそれにあたるかも俺は知らんし。
「そう?僕はこれでも十分嬉しいけどね?どこに連れて行かれるのかと、ちょっとドキドキするよね?」
「おまえね………」
ニコニコニコニコ、山手は笑顔が崩れない。昨日の悲しそうな表情はきっと幻に違いない…って思えるほどに…
「うん?何?」
山手が目の前に…
「ちょっと、近くねぇ?」
山手の気の抜け切った笑顔を見ながら、緊張して張り詰めていた自分が馬鹿みたいに思えてくる。はぁぁぁぁ…と深いため息をついてる間に山手は距離を詰めたらしい。
「近い?そんな事ないけど?僕にとってはまだまだ距離がある。」
距離って…おい、山手、公園に男子高生二人で何かを話している距離をもうとっくに超えて、身体ピッタリとくっついてるんだぞ?
気がつけば後は木…ジリジリと距離を取ろうとしていたのに、道を断たれてる……
「ちょっと、山手君…!マジで待って?」
山手にアレコレされた身としては、かなり不穏な距離なわけで、密着してるであろう今の状態は頂けない。
それに……
「山手君!俺まだ返事してないよな?」
「…そうだね?」
「じゃあさ、こう言う距離感おかしくね?」
「許しを得たから…」
「え?…何の?」
「君が、もう良いって……」
全く理解できない。なんで俺の許しがこの距離感に連結してる?俺、何を許したって?
バシッ……!!
「ちょぉ待ち……!何を勘違いしてるか知らないけどな、山手君。さっき俺まだ返事してないって言ったよな?」
身体どころか顔を近づけできた山手。
(おまえ!またキスしようとしただろ!?)
それを山手の顔面を手で押さえて押しとどめる。
「なんで止めるの?宝利君は僕が嫌い?」
山手を抑えた手を逆に山手に握りしめられて、手にキスされる。
「だか、ら!俺まだなんも答えてないだろ!?」
うわぁ……!告白されたと言っても男友達だよ…!しかもこんな至近距離で、それも外でこんな事されたいはずなんかないのに…
山手は至って何も気にしていない様子だから更に困る。
「もう良いって、もう止めたら良いって言ってくれた…」
「は!?」
「何時でも見つめられるっていいね。やっぱり君の瞳の色は綺麗だな。ね、宝利君。」
普段、聞きなれない様な甘い囁きを眼前で繰り広げながらまだ性懲りも無く手にキスをしてくる山手にはもう絶句…
「山手君よ…話し合おう…!」
いつ人目につくか分からないこんな公園の片隅よりかはまだ身を隠せる所の方が落ち着けるってものだ。公園から既に遅刻時間をとっくに過ぎてる学校の体育館倉庫に場所を移す。
山手をみそえと蒼梧から引き剥がし、なんとか人気のない公園の片隅に連れ込んでみたのはいいものの……
「何、そんなに喜んでんの?」
急に山手の腕を掴んで半ば強引に引っ張って来た。そんな無体をしたと言うのに、山手はなにも拒否しないでここまでついてくる。それもニコニコして…
「ん?強いて言えば君が手を繋いでくれているからかな?」
「!?」
手を繋いで……?確かに無理に引っ張ってくる関係上、山手の手首を掴んで引っ張って来た。
「あのな…?これ、繋いでることにならんだろ?」
男女交際皆無だから、これがそれにあたるかも俺は知らんし。
「そう?僕はこれでも十分嬉しいけどね?どこに連れて行かれるのかと、ちょっとドキドキするよね?」
「おまえね………」
ニコニコニコニコ、山手は笑顔が崩れない。昨日の悲しそうな表情はきっと幻に違いない…って思えるほどに…
「うん?何?」
山手が目の前に…
「ちょっと、近くねぇ?」
山手の気の抜け切った笑顔を見ながら、緊張して張り詰めていた自分が馬鹿みたいに思えてくる。はぁぁぁぁ…と深いため息をついてる間に山手は距離を詰めたらしい。
「近い?そんな事ないけど?僕にとってはまだまだ距離がある。」
距離って…おい、山手、公園に男子高生二人で何かを話している距離をもうとっくに超えて、身体ピッタリとくっついてるんだぞ?
気がつけば後は木…ジリジリと距離を取ろうとしていたのに、道を断たれてる……
「ちょっと、山手君…!マジで待って?」
山手にアレコレされた身としては、かなり不穏な距離なわけで、密着してるであろう今の状態は頂けない。
それに……
「山手君!俺まだ返事してないよな?」
「…そうだね?」
「じゃあさ、こう言う距離感おかしくね?」
「許しを得たから…」
「え?…何の?」
「君が、もう良いって……」
全く理解できない。なんで俺の許しがこの距離感に連結してる?俺、何を許したって?
バシッ……!!
「ちょぉ待ち……!何を勘違いしてるか知らないけどな、山手君。さっき俺まだ返事してないって言ったよな?」
身体どころか顔を近づけできた山手。
(おまえ!またキスしようとしただろ!?)
それを山手の顔面を手で押さえて押しとどめる。
「なんで止めるの?宝利君は僕が嫌い?」
山手を抑えた手を逆に山手に握りしめられて、手にキスされる。
「だか、ら!俺まだなんも答えてないだろ!?」
うわぁ……!告白されたと言っても男友達だよ…!しかもこんな至近距離で、それも外でこんな事されたいはずなんかないのに…
山手は至って何も気にしていない様子だから更に困る。
「もう良いって、もう止めたら良いって言ってくれた…」
「は!?」
「何時でも見つめられるっていいね。やっぱり君の瞳の色は綺麗だな。ね、宝利君。」
普段、聞きなれない様な甘い囁きを眼前で繰り広げながらまだ性懲りも無く手にキスをしてくる山手にはもう絶句…
「山手君よ…話し合おう…!」
いつ人目につくか分からないこんな公園の片隅よりかはまだ身を隠せる所の方が落ち着けるってものだ。公園から既に遅刻時間をとっくに過ぎてる学校の体育館倉庫に場所を移す。
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