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刀貴の朝食を美味しく頂いて、堅実に現実を生きていくために今日も登校する。身体が痛かろうが、腰が抜けそうだとかは自業自得できっとそんな事をグダグダ言うのは甘えでしかない。ともすれば刀貴が隣に寄り添って腰を支えにこようとするのを何度も追い払いながら学校に向かう。
「もっと甘えれば良いのに……」
少しばかり残念そうに刀貴は呟く。が、本当に呟くまでにしておいてくれ!
「人の目……!」
バスの中では声を抑えるから小声だけれども、それでも知っかりとTPOをわきまえてくれる様に言い含める。
「仕方ないな…」
非常に不服そうなんだが、刀貴さん、いつも通りでお願いします…
「山手君、元気そうじゃん?」
俺の外泊場所を唯一知る親友、蒼梧が今日も目ざとく俺達を見つけては絡んでくる。
「も~~楓の浮気者…!昨日、知恵に振られたからさ、慰めて貰おうと思ったのに。いないんだもんね~~~」
じっとりと当てつけの様に睨んでくるし………こっちは帰りたかったのに帰れなかったの…!
「てか、蒼梧振られたん?珍し。」
下半身カクカクな所にまたこいつは…ドシっと肩を組んでくるし…!
「重ぇよ…!」
「そ、振られたんですよ~誰かさんからの連絡が無いか気にしてたら、勘違いされちゃって。」
「何?勘違いなら誤解解けば?」
「ん?ま、そこまでの関係じゃ無いし?」
うわ…チャラすぎる…クソオブクソだ…知恵ちゃんどんな子か知らないけど可哀想に…蒼梧に劣らず、俺も冷たい視線を蒼梧に送る。
「てか、待ってたのって俺からの返信?」
朝起きて携帯をチェックすれば確かに昨日、蒼梧からの連絡が入ってた。
「知恵ちゃん以外でなんかあった?」
「ん~?うちにはなん日も帰ってこない不良息子がおりましてねぇ。」
「俺かよ?残念ながら、蒼梧の家の子じゃありません~」
「そうなんだよ桐谷くん。また昨日も楓矢にはお世話になっちゃって…」
刀貴…?
いつもならこんな風にしてる俺達のじゃれあいには一歩引いて入ってこない。のに、今日は違うのか、何故だか俺の鞄をひょいっと持って会話に参戦。
「ふ~ん。そうみたいね?山手君はもう全快したのかな?」
体調不良の刀貴に付き添ったのが外泊理由。そしてその刀貴は人のカバンを奪ってスタスタと歩いていくほどには元気一杯なんだよ、うん…その元気一杯の刀貴が蒼梧に肩を抱かれてる俺の横にきて、何故か腰に手を回してくる。男子学生3人並んで仲良く登校の図が出来上がった…
「あぁ、お陰様で。楓矢には良くしてもらって。」
「へ~~何してあげたの?楓?」
「ぶっ…!何って!?看病だろ?」
だって、体調不良で欠席って連絡してあっただろうが!
「知ってるさ。ほら~色々あるじゃん?身体拭いてあげたり、お粥フーフーして食べさせてあげたり?心細くなっちゃうから側に着いていてあげたり?」
「お、おう…」
蒼梧の頭の中はきっと甲斐甲斐しく刀貴のお世話をしている俺の姿のはず……でもそのほとんどを俺が刀貴にされていた様な…
多分、事後に身体を拭いてもらってたと思うし、食事の支度も完璧だったし、眠る時には抱き抱える様にして眠ってたもんな…
「え~~いーなー山手君!俺幼馴染みなのにそこまでしてもらった事ないし~~?」
「は!?蒼梧の家にはいつもお袋さんか、誰かしらいるじゃん?何かあっても俺要らなくね?」
これまでの刀貴との事をあれこれ考え出すと顔面が大火事になる。やばいやばい……
「そうだけど~焼けるよねぇ?今までは俺にべったりだったのに…」
「おい…気持ち悪りぃよ。そんなにべったりしてないだろ?」
「そんな事ないと思うよ~?だって楓、そんなに親しい友達いないでしょ?」
「………う~~ん?」
そうだったか?俺、友達いない方?
蒼梧にそう言われて振り返ってみれば、小さい頃から隣には蒼梧がべったりだ。どっちがくっついてきていたのかなんて覚えてないけど…小中と友人達はいたとは思うし何人か頭に顔が浮かんではくる。けど、蒼梧がいう様に、蒼梧以上に一緒にいるとか中に踏み込ませているとか言う友人はいない…
「そ……う、だったかも?」
自分でもどうしてなのか、疑問だ。
「もっと甘えれば良いのに……」
少しばかり残念そうに刀貴は呟く。が、本当に呟くまでにしておいてくれ!
「人の目……!」
バスの中では声を抑えるから小声だけれども、それでも知っかりとTPOをわきまえてくれる様に言い含める。
「仕方ないな…」
非常に不服そうなんだが、刀貴さん、いつも通りでお願いします…
「山手君、元気そうじゃん?」
俺の外泊場所を唯一知る親友、蒼梧が今日も目ざとく俺達を見つけては絡んでくる。
「も~~楓の浮気者…!昨日、知恵に振られたからさ、慰めて貰おうと思ったのに。いないんだもんね~~~」
じっとりと当てつけの様に睨んでくるし………こっちは帰りたかったのに帰れなかったの…!
「てか、蒼梧振られたん?珍し。」
下半身カクカクな所にまたこいつは…ドシっと肩を組んでくるし…!
「重ぇよ…!」
「そ、振られたんですよ~誰かさんからの連絡が無いか気にしてたら、勘違いされちゃって。」
「何?勘違いなら誤解解けば?」
「ん?ま、そこまでの関係じゃ無いし?」
うわ…チャラすぎる…クソオブクソだ…知恵ちゃんどんな子か知らないけど可哀想に…蒼梧に劣らず、俺も冷たい視線を蒼梧に送る。
「てか、待ってたのって俺からの返信?」
朝起きて携帯をチェックすれば確かに昨日、蒼梧からの連絡が入ってた。
「知恵ちゃん以外でなんかあった?」
「ん~?うちにはなん日も帰ってこない不良息子がおりましてねぇ。」
「俺かよ?残念ながら、蒼梧の家の子じゃありません~」
「そうなんだよ桐谷くん。また昨日も楓矢にはお世話になっちゃって…」
刀貴…?
いつもならこんな風にしてる俺達のじゃれあいには一歩引いて入ってこない。のに、今日は違うのか、何故だか俺の鞄をひょいっと持って会話に参戦。
「ふ~ん。そうみたいね?山手君はもう全快したのかな?」
体調不良の刀貴に付き添ったのが外泊理由。そしてその刀貴は人のカバンを奪ってスタスタと歩いていくほどには元気一杯なんだよ、うん…その元気一杯の刀貴が蒼梧に肩を抱かれてる俺の横にきて、何故か腰に手を回してくる。男子学生3人並んで仲良く登校の図が出来上がった…
「あぁ、お陰様で。楓矢には良くしてもらって。」
「へ~~何してあげたの?楓?」
「ぶっ…!何って!?看病だろ?」
だって、体調不良で欠席って連絡してあっただろうが!
「知ってるさ。ほら~色々あるじゃん?身体拭いてあげたり、お粥フーフーして食べさせてあげたり?心細くなっちゃうから側に着いていてあげたり?」
「お、おう…」
蒼梧の頭の中はきっと甲斐甲斐しく刀貴のお世話をしている俺の姿のはず……でもそのほとんどを俺が刀貴にされていた様な…
多分、事後に身体を拭いてもらってたと思うし、食事の支度も完璧だったし、眠る時には抱き抱える様にして眠ってたもんな…
「え~~いーなー山手君!俺幼馴染みなのにそこまでしてもらった事ないし~~?」
「は!?蒼梧の家にはいつもお袋さんか、誰かしらいるじゃん?何かあっても俺要らなくね?」
これまでの刀貴との事をあれこれ考え出すと顔面が大火事になる。やばいやばい……
「そうだけど~焼けるよねぇ?今までは俺にべったりだったのに…」
「おい…気持ち悪りぃよ。そんなにべったりしてないだろ?」
「そんな事ないと思うよ~?だって楓、そんなに親しい友達いないでしょ?」
「………う~~ん?」
そうだったか?俺、友達いない方?
蒼梧にそう言われて振り返ってみれば、小さい頃から隣には蒼梧がべったりだ。どっちがくっついてきていたのかなんて覚えてないけど…小中と友人達はいたとは思うし何人か頭に顔が浮かんではくる。けど、蒼梧がいう様に、蒼梧以上に一緒にいるとか中に踏み込ませているとか言う友人はいない…
「そ……う、だったかも?」
自分でもどうしてなのか、疑問だ。
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