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地獄の様な昼食だった…刀貴は素知らぬ顔で平然としてだけど……
「お前…良く、平気そうにしてるよな?」
「ん?話した方が良かった?」
「ちょ、ちが!」
昼を食べ終わってからそれぞれ諸用でクラスを出て行ったから、刀貴と一緒に購買でジュースを買って中庭で落ち着こうとしてた、んだけど…
「俺は隠すつもりは無い。いずれ、周りにはバレるからな。」
「え?でも…」
「でも、楓矢はまだ嫌なのだろ?」
中庭にはいくつかベンチスペースがあって、木陰になってたりするので周囲から目を逸らしたい時はここはもってこい…そんな場所で刀貴はそっと頬に手を伸ばしてくる。
一気に、艶かしい記憶がフラッシュバックする…
「だから言わない。後、女子にも渡さない。」
熱い……顔面、火を噴いてるんじゃ無いだろうか?山手家で上から俺を見下ろしてきた、あの時と同じ雰囲気で今、刀貴は触れてくる。
「ここ……学校…」
それだけ言うのがやっとだった。
「知ってるよ。楓矢が嫌がる事をするつもりは無い。君が我慢できるならね?」
優しい視線に捉えられると、身体の芯が溶けてきそうだ…
「我慢…しなきゃ…」
「本当だったら、楓矢には我慢なんてものさせたく無いんだがな…」
ここは学校…ここは学校…ここは学校……
呪文の様に自分に自制をかける言葉を頭の中で繰り返す。そうでもしなきゃ、ところ構わずキスを仕掛けてくる様な刀貴に対抗できない…気を抜けば、自分から刀貴の首に腕を回しそうになるってのに…
「ん……」
深くなるキスについ漏れた自分の声で我に帰った……!
「あっぶな………」
「痛った……」
思わず、刀貴を突き飛ばしちゃったさ…
「ごめ、平気か?」
見事にベンチから転げ落ちた刀貴はズレた眼鏡を直しつつ起き上がる。
「酷いな、楓矢…」
こんな時でさえ、刀貴はニコニコしてて嬉しそうだ。
「悪い…学校なのに、歯止めが効かなそうで、焦った…」
正直、ここが公共の場じゃ無かったら喜んでその先も受け入れてたと思う。つい最近までこんなエロ事には素人だったはずなのに…
「ヤバいよな……」
「何が?」
刀貴は転んだことなんか無かったかの様にジュースの空箱を拾ってる。
「だから……」
さっきのキスだけでもヤバかった……直に触られてなくても身体が反応してるし、何しろ嫌だなんて思わなかったし…
「こんな所でさ、そんな雰囲気になるの…嫌じゃねぇって思ってるのが、もうヤバい………」
ゆうらは嫌だって言ってたじゃん?あんな姿見せたく無いって…もう色々刀貴には見せちゃってるし、刀貴だけに見られるのは、まだ照れくさい所もあるけど同じ男だしお互い様だ。でも、どこでも見境無いのはダメだろ?
「俺は嬉しいけどね?楓矢が俺だけに心を開いてくれているのがよく分かる。」
「え…?おま…!」
なんで、そんな小っ恥ずかしい事を学校で言うんだよ?必死に熱った顔を無かったかの様に冷まそうとしてるのに…!
再燃しただろ!!
「楓矢、俺はね。両方欲しいんだよ。ここまで待ったんだ。身体だけじゃなくて、心も欲しい。だから楓矢がそう思ってくれているのなら大いに歓迎だな。」
ニコニコと嬉しそうだな、おい……
「…もう、帰りたい……」
こんな真っ赤な顔して午後の授業受けるの?俺…蒼梧に一発で何かあったのバレるだろ……
「なんだ。続きがしたいなら付き合うぞ?」
「違うっつーの!刀貴、お前は~~~」
ベンチの側にしゃがんでた刀貴の膝を遠慮なしにグリグリ踏みつける。悔しい事にこいつかなり体幹が強い。ちょっとぶつかったり押したりしてもよろける事さえしない。さっきベンチから落ちたのだってわざとだろ?今だってクスクス笑いながら平然と受けてるしな…
「楽しそうだな、おい…!」
「うん。あぁ、そうだな…楽しい。楽しいって言うんだろうな…楓矢になら踏みつけられても、蹴落とされても、なんなら斬りかかられても楽しいだろうな…」
「……最後、随分と不穏だぞ?俺はお前に斬りかからない!」
切ってきたのはお前だし…言葉に出さなくてもそこは重々、嫌って言うほど知ってる刀貴だ。こんな時はなんとも言えない悲しそうな、切なさそうな目で見てくる…
「あぁ!もう、そんな顔すんなよな!」
お前だけが悪いんじゃ無かっただろ!!
グィッと刀貴をこっちに引っ張って、力任せにハグをする。男の身体じゃ女の子より硬いかもしれねぇけど、それは知らん!
「お前…良く、平気そうにしてるよな?」
「ん?話した方が良かった?」
「ちょ、ちが!」
昼を食べ終わってからそれぞれ諸用でクラスを出て行ったから、刀貴と一緒に購買でジュースを買って中庭で落ち着こうとしてた、んだけど…
「俺は隠すつもりは無い。いずれ、周りにはバレるからな。」
「え?でも…」
「でも、楓矢はまだ嫌なのだろ?」
中庭にはいくつかベンチスペースがあって、木陰になってたりするので周囲から目を逸らしたい時はここはもってこい…そんな場所で刀貴はそっと頬に手を伸ばしてくる。
一気に、艶かしい記憶がフラッシュバックする…
「だから言わない。後、女子にも渡さない。」
熱い……顔面、火を噴いてるんじゃ無いだろうか?山手家で上から俺を見下ろしてきた、あの時と同じ雰囲気で今、刀貴は触れてくる。
「ここ……学校…」
それだけ言うのがやっとだった。
「知ってるよ。楓矢が嫌がる事をするつもりは無い。君が我慢できるならね?」
優しい視線に捉えられると、身体の芯が溶けてきそうだ…
「我慢…しなきゃ…」
「本当だったら、楓矢には我慢なんてものさせたく無いんだがな…」
ここは学校…ここは学校…ここは学校……
呪文の様に自分に自制をかける言葉を頭の中で繰り返す。そうでもしなきゃ、ところ構わずキスを仕掛けてくる様な刀貴に対抗できない…気を抜けば、自分から刀貴の首に腕を回しそうになるってのに…
「ん……」
深くなるキスについ漏れた自分の声で我に帰った……!
「あっぶな………」
「痛った……」
思わず、刀貴を突き飛ばしちゃったさ…
「ごめ、平気か?」
見事にベンチから転げ落ちた刀貴はズレた眼鏡を直しつつ起き上がる。
「酷いな、楓矢…」
こんな時でさえ、刀貴はニコニコしてて嬉しそうだ。
「悪い…学校なのに、歯止めが効かなそうで、焦った…」
正直、ここが公共の場じゃ無かったら喜んでその先も受け入れてたと思う。つい最近までこんなエロ事には素人だったはずなのに…
「ヤバいよな……」
「何が?」
刀貴は転んだことなんか無かったかの様にジュースの空箱を拾ってる。
「だから……」
さっきのキスだけでもヤバかった……直に触られてなくても身体が反応してるし、何しろ嫌だなんて思わなかったし…
「こんな所でさ、そんな雰囲気になるの…嫌じゃねぇって思ってるのが、もうヤバい………」
ゆうらは嫌だって言ってたじゃん?あんな姿見せたく無いって…もう色々刀貴には見せちゃってるし、刀貴だけに見られるのは、まだ照れくさい所もあるけど同じ男だしお互い様だ。でも、どこでも見境無いのはダメだろ?
「俺は嬉しいけどね?楓矢が俺だけに心を開いてくれているのがよく分かる。」
「え…?おま…!」
なんで、そんな小っ恥ずかしい事を学校で言うんだよ?必死に熱った顔を無かったかの様に冷まそうとしてるのに…!
再燃しただろ!!
「楓矢、俺はね。両方欲しいんだよ。ここまで待ったんだ。身体だけじゃなくて、心も欲しい。だから楓矢がそう思ってくれているのなら大いに歓迎だな。」
ニコニコと嬉しそうだな、おい……
「…もう、帰りたい……」
こんな真っ赤な顔して午後の授業受けるの?俺…蒼梧に一発で何かあったのバレるだろ……
「なんだ。続きがしたいなら付き合うぞ?」
「違うっつーの!刀貴、お前は~~~」
ベンチの側にしゃがんでた刀貴の膝を遠慮なしにグリグリ踏みつける。悔しい事にこいつかなり体幹が強い。ちょっとぶつかったり押したりしてもよろける事さえしない。さっきベンチから落ちたのだってわざとだろ?今だってクスクス笑いながら平然と受けてるしな…
「楽しそうだな、おい…!」
「うん。あぁ、そうだな…楽しい。楽しいって言うんだろうな…楓矢になら踏みつけられても、蹴落とされても、なんなら斬りかかられても楽しいだろうな…」
「……最後、随分と不穏だぞ?俺はお前に斬りかからない!」
切ってきたのはお前だし…言葉に出さなくてもそこは重々、嫌って言うほど知ってる刀貴だ。こんな時はなんとも言えない悲しそうな、切なさそうな目で見てくる…
「あぁ!もう、そんな顔すんなよな!」
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