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【60】冒険者たちの灯火
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村の中央広場近くに、新しく建てられたばかりの酒場〈灯火亭〉があった。
扉を開けた瞬間、熱気がぶわりと頬を撫でる。
トーマたちは、その活気あふれる空間に足を踏み入れた。
煮え立つ大鍋の中ではシチューが泡を弾けさせ、焼きたてのパンの香ばしい匂いが鼻をくすぐる。
木製のジョッキが何度も打ち鳴らされ、笑い声と喧騒が重なってひとつの渦を作っていた。
まるでこの小さな村全体が、冒険者たちの息吹で脈動しているかのようだった。
「昼前なのに、すごい賑わいね」
セリヤが人波を見渡し、目を丸くする。
「本当、普段知っている街の酒場のようね」
スハァルも頷きながら、店内の様子を観察する。カウンターの奥では酒瓶を抱えた店主がせわしなく動き、従業員が皿を抱えて客席を駆け回っていた。ちなみに、姉のネアは午後以降の交代員であり、この後、来る予定だ。
「トーマ、ギルドの出張所はあっちだからね。それじゃーね、トーマ、スハァルさん、セリヤさん」
マリィが壁際のカウンターを指さし、冒険者ギルドの出張所のカウンターの奥へと入っていった。
「さてと……」
トーマたちは壁際の掲示板に向かう。
そこには、粗末な紙が何十枚も貼られていた。
パーティメンバー募集、お手伝い募集、求む荷物運び、魔物退治、採取、護衛、失せ物探し……さまざまな依頼がびっしりと並んでいる。
そのひとつひとつを眺めながら、少しだけ懐かしい気分に浸ってしまう。
――この感覚。
酒場のざわめきの中に漂う、冒険者たちの熱と欲望。
かつて、自分もその渦の中にいた日を、ふと思い出す。
様々な求人が張り出されており、隻腕のトーマでも出来そうな仕事もあるだろうと目で追っていると。
「おんや~……見覚えのある顔があると思ったら――やっぱり、とんまのトーマじゃねえか!」
不意に背後からかかった声に、トーマは振り向いた。
その顔を見た瞬間、自分の身体が一瞬冷たくなった気がした。
「……ロガン」
黒髪を後ろで束ね、無精髭を生やした男。
軽鎧の上に分厚いマントを羽織り、腰の剣鞘には無数の傷跡。
鋭い目が、昔とまるで変わらずこちらを値踏みするように光っている。
「なんだよ、まだ生きてたか。なんだ? なんでこんなところに居るんだ? まだ冒険者をやってるのか?」
ロガンはニヤリと口の端を上げ、指で自分の銀の認識票をくるくると回してみせる。まるで見せびらかすように。
光が反射し、いやに目に刺さった。
「冒険者は引退しているよ。この村は俺の故郷なんだ」
「へぇ、そうかい。まあ、その腕じゃ無理もねえな」
わざとらしく肩を竦めて笑うロガン。
酒場のざわめきが一瞬遠のき、彼の声だけがやけに鮮明に響いた。
「おいおい。ここで騒ぐのはご法度だぜ」
そこへ低く落ち着いた声が割り込んだ。
振り向くと、ジョッキを片手にした隻眼の男――レックスが立っていた。
レックス――かつて銀等級の冒険者だったが、隻眼になったことで冒険者を廃業して、ベルトラムの護衛(用心棒)家業に身をおいていた。
「……あんたは、レックスか」
「久しいな。えっと、トーマだったか。それにお嬢さん方も」
レックスは薄く笑いながら、ロガンの肩を軽く押す。
「でっ、ロガン。オマエは銀等級ならば、その等級に相応しい振る舞いってのがあるんだ。カタギに絡むな。上を目指すのであれば、その態度も磨いておく必要があるんだぞ」
「けっ、酒の臭いをプンプンさせているやつに説教されたくねーよ。あーあー白けちまったぜ。こんなやつがいる場所で酒を飲むと不味くならあ」
ロガンは舌打ちをひとつ残し、乱暴に扉を開けて外に出ていった。
残された空気が、少しだけざらついた。
セリヤがそっと息を呑む。
「あの人、知り合いだったの?」
「昔、一緒にパーティを組んでたことがある。それだけだ」
トーマの声は平静を装っていたが、指先がわずかに震えていた。
「ふーん……なるほどね」
スハァルが小さく呟いたが、それ以上は言葉を継がなかった。
「というか、レックス。あんたこそ、なんでここに? たしか、ベルトラムの護衛をやっていたよな?」
「ああ、ベルトラムの用心棒はクビになった。今はこの酒場の用心棒的なことをしている」
レックスは苦笑し、手にしていたジョッキを傾ける。泡が口元で弾けた。
「クビ?」
「そう。ダンジョン探索の許可が出てすぐに、ベルトラムがダンジョンに挑むって言うからな、俺にも同行しろって命じやがった。でもこの隻眼じゃ命がいくつあっても足りねえ。丁重に断ったら――はいクビ。雇い主の命令に逆らった報いさ」
「そうだったのか……」
「まあ、清々しているよ。それに運よく酒が飲める仕事にありついたしな。未練はない」
カウンターの奥から「それはツケですからね、レックスさん!」という声が飛んできて、彼は肩をすくめた。
「んで。ベルトラムのパーティは探索は失敗。生きて帰った奴は半分もいなかった。そういうこった」
「……そうか。やっぱり、あの洞窟は結構難しいんですか?」
「★4の難易度だからな。金等級がいてようやく形になる。ちょっと腕に覚えがある冒険者でも難しいからな」
「洞窟の内部、どこまで分かってるんですか?」
セリヤが尋ねると、レックスは片眉を上げた。
「おや、嬢ちゃん。潜るつもりか?」
「ええ、情報を集めておきたいんです。それと、剣士を募集してるパーティがあれば紹介してほしくて」
「そうか。生憎オレは洞窟に潜ってないし、仲介屋でもないからな。マップはギルドにでも貰うえばいい。あとは実際に潜った連中から話を聞くのもいいが、当然タダじゃないからな。あとオレから言えるのは、パーティを捜しているのなら、あのロガンのところだけは止めとけぐらいかな。そんじゃーな」
そう言い残し、レックスはカウンターの端っこの席へと戻っていった。
残った三人の間に、短い沈黙が流れる。
セリヤは周囲を見渡し、いくつかのパーティを観察した。
どの顔も荒っぽく、緊張感と期待に満ちている。だが、彼女の目に適う者はいなかった。
前所属していた銀翼というパーティのレベルの高さを改めて実感してしまう。
「とりあえず、ギルドに行って、洞窟探索の申請と求人の確認をしてきますね」
そう言って、セリヤは軽やかにカウンターへ向かい、さっそくマリィに話しかけていた。
残されたトーマは、再び掲示板に貼られた紙に視線を移すも、どこか心ここにあらずだった。
スハァルはそんな彼を横目で見やり、何か言いかけて――やめた。
ロガンという男の名を出した瞬間の、トーマのわずかな呼吸の乱れ。
それが彼の中にまだ癒えていない古傷を物語っていた。だから彼女は、何も言わず、ただ静かに彼の背を見つめ続けたのだった。
扉を開けた瞬間、熱気がぶわりと頬を撫でる。
トーマたちは、その活気あふれる空間に足を踏み入れた。
煮え立つ大鍋の中ではシチューが泡を弾けさせ、焼きたてのパンの香ばしい匂いが鼻をくすぐる。
木製のジョッキが何度も打ち鳴らされ、笑い声と喧騒が重なってひとつの渦を作っていた。
まるでこの小さな村全体が、冒険者たちの息吹で脈動しているかのようだった。
「昼前なのに、すごい賑わいね」
セリヤが人波を見渡し、目を丸くする。
「本当、普段知っている街の酒場のようね」
スハァルも頷きながら、店内の様子を観察する。カウンターの奥では酒瓶を抱えた店主がせわしなく動き、従業員が皿を抱えて客席を駆け回っていた。ちなみに、姉のネアは午後以降の交代員であり、この後、来る予定だ。
「トーマ、ギルドの出張所はあっちだからね。それじゃーね、トーマ、スハァルさん、セリヤさん」
マリィが壁際のカウンターを指さし、冒険者ギルドの出張所のカウンターの奥へと入っていった。
「さてと……」
トーマたちは壁際の掲示板に向かう。
そこには、粗末な紙が何十枚も貼られていた。
パーティメンバー募集、お手伝い募集、求む荷物運び、魔物退治、採取、護衛、失せ物探し……さまざまな依頼がびっしりと並んでいる。
そのひとつひとつを眺めながら、少しだけ懐かしい気分に浸ってしまう。
――この感覚。
酒場のざわめきの中に漂う、冒険者たちの熱と欲望。
かつて、自分もその渦の中にいた日を、ふと思い出す。
様々な求人が張り出されており、隻腕のトーマでも出来そうな仕事もあるだろうと目で追っていると。
「おんや~……見覚えのある顔があると思ったら――やっぱり、とんまのトーマじゃねえか!」
不意に背後からかかった声に、トーマは振り向いた。
その顔を見た瞬間、自分の身体が一瞬冷たくなった気がした。
「……ロガン」
黒髪を後ろで束ね、無精髭を生やした男。
軽鎧の上に分厚いマントを羽織り、腰の剣鞘には無数の傷跡。
鋭い目が、昔とまるで変わらずこちらを値踏みするように光っている。
「なんだよ、まだ生きてたか。なんだ? なんでこんなところに居るんだ? まだ冒険者をやってるのか?」
ロガンはニヤリと口の端を上げ、指で自分の銀の認識票をくるくると回してみせる。まるで見せびらかすように。
光が反射し、いやに目に刺さった。
「冒険者は引退しているよ。この村は俺の故郷なんだ」
「へぇ、そうかい。まあ、その腕じゃ無理もねえな」
わざとらしく肩を竦めて笑うロガン。
酒場のざわめきが一瞬遠のき、彼の声だけがやけに鮮明に響いた。
「おいおい。ここで騒ぐのはご法度だぜ」
そこへ低く落ち着いた声が割り込んだ。
振り向くと、ジョッキを片手にした隻眼の男――レックスが立っていた。
レックス――かつて銀等級の冒険者だったが、隻眼になったことで冒険者を廃業して、ベルトラムの護衛(用心棒)家業に身をおいていた。
「……あんたは、レックスか」
「久しいな。えっと、トーマだったか。それにお嬢さん方も」
レックスは薄く笑いながら、ロガンの肩を軽く押す。
「でっ、ロガン。オマエは銀等級ならば、その等級に相応しい振る舞いってのがあるんだ。カタギに絡むな。上を目指すのであれば、その態度も磨いておく必要があるんだぞ」
「けっ、酒の臭いをプンプンさせているやつに説教されたくねーよ。あーあー白けちまったぜ。こんなやつがいる場所で酒を飲むと不味くならあ」
ロガンは舌打ちをひとつ残し、乱暴に扉を開けて外に出ていった。
残された空気が、少しだけざらついた。
セリヤがそっと息を呑む。
「あの人、知り合いだったの?」
「昔、一緒にパーティを組んでたことがある。それだけだ」
トーマの声は平静を装っていたが、指先がわずかに震えていた。
「ふーん……なるほどね」
スハァルが小さく呟いたが、それ以上は言葉を継がなかった。
「というか、レックス。あんたこそ、なんでここに? たしか、ベルトラムの護衛をやっていたよな?」
「ああ、ベルトラムの用心棒はクビになった。今はこの酒場の用心棒的なことをしている」
レックスは苦笑し、手にしていたジョッキを傾ける。泡が口元で弾けた。
「クビ?」
「そう。ダンジョン探索の許可が出てすぐに、ベルトラムがダンジョンに挑むって言うからな、俺にも同行しろって命じやがった。でもこの隻眼じゃ命がいくつあっても足りねえ。丁重に断ったら――はいクビ。雇い主の命令に逆らった報いさ」
「そうだったのか……」
「まあ、清々しているよ。それに運よく酒が飲める仕事にありついたしな。未練はない」
カウンターの奥から「それはツケですからね、レックスさん!」という声が飛んできて、彼は肩をすくめた。
「んで。ベルトラムのパーティは探索は失敗。生きて帰った奴は半分もいなかった。そういうこった」
「……そうか。やっぱり、あの洞窟は結構難しいんですか?」
「★4の難易度だからな。金等級がいてようやく形になる。ちょっと腕に覚えがある冒険者でも難しいからな」
「洞窟の内部、どこまで分かってるんですか?」
セリヤが尋ねると、レックスは片眉を上げた。
「おや、嬢ちゃん。潜るつもりか?」
「ええ、情報を集めておきたいんです。それと、剣士を募集してるパーティがあれば紹介してほしくて」
「そうか。生憎オレは洞窟に潜ってないし、仲介屋でもないからな。マップはギルドにでも貰うえばいい。あとは実際に潜った連中から話を聞くのもいいが、当然タダじゃないからな。あとオレから言えるのは、パーティを捜しているのなら、あのロガンのところだけは止めとけぐらいかな。そんじゃーな」
そう言い残し、レックスはカウンターの端っこの席へと戻っていった。
残った三人の間に、短い沈黙が流れる。
セリヤは周囲を見渡し、いくつかのパーティを観察した。
どの顔も荒っぽく、緊張感と期待に満ちている。だが、彼女の目に適う者はいなかった。
前所属していた銀翼というパーティのレベルの高さを改めて実感してしまう。
「とりあえず、ギルドに行って、洞窟探索の申請と求人の確認をしてきますね」
そう言って、セリヤは軽やかにカウンターへ向かい、さっそくマリィに話しかけていた。
残されたトーマは、再び掲示板に貼られた紙に視線を移すも、どこか心ここにあらずだった。
スハァルはそんな彼を横目で見やり、何か言いかけて――やめた。
ロガンという男の名を出した瞬間の、トーマのわずかな呼吸の乱れ。
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俺はアラサーのシステムエンジニアだったはずだが、取引先のシステムがウイルスに感染、復旧作業した後に睡魔に襲われ、自前のシュラフで仮眠したところまで覚えているが、どうも過労死して、辺境騎士の3男のアルフレッド6歳児に転生? 前世では早くに両親を亡くし、最愛の妹を残して過労死した社畜ブラックどっぷりの幸薄な人生だった男が、今度こそ家族と幸せに暮らしたいと願い、日々、努力する日常。
※最後になりますが、作者のスキル不足により、不快な思いをなされる方がおられましたら、申し訳なく思っております。何卒、お許しくださいますようお願い申し上げます。
この作品は、空想の産物であり、現実世界とは一切無関係です。
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