秘密警察の要員と双子の能力者

夢守アリス

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新しいパートナー

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「継守氷濤は、強盗行為を15回も繰り返している犯罪者…継守業火は、放火行為を計87回もした犯罪者だ…その他にも色々と犯罪を犯している…火燈…ただ、あいつらは人を一度も殺していない…だから…あいつらを上に報告はしない…ただしだ、火燈…あいつらを野放しには出来ない…よって、お前の新たなパートナーとして検討することにした…悪いな茴こればっかりは俺にもちょっと厳しいんだ頑張ってくれ…」 組長の黒柳竜くろやなぎたつが申し訳なさそうに茴に言った。
「わかりました。」茴が書類を見ながら無表情に頷いた。
「よって、お前と継守兄弟には同居そして同じ学校へ通って貰うことになる。」「…わかりました…」茴はまた無表情に頷いた。
(はぁ!?おい正気か?!あいつらと同居?!ありえないよ!!て言うかめんどくさい!!)「茴…お前の気持ちも分からなくはないが…俺はしっかり正気だ。」黒柳が言った。
黒柳は茴の同期で唯一の友達なのだ。
だから茴の考えている事は大抵わかるのだ。
(ある意味めちゃくちゃ怖いよね…すごいけど…)茴はそう考えていた。
「勝手に僕の心の中を読まないでください組長。」茴が無表情に言った。
「悪いな…もう行って大丈夫だぞ火燈…あと犯人共にも伝えてやれ。」竜がそう言った。
「…黒き月桂樹…か…ごめんな茴」茴が部屋から出る間際、竜は茴に聞こえないようにそう呟いた。
(それにしても…茴に群がる虫がまた増えたな…さて…どうしたものか…)竜はそんなことを考えていた。
茴が双子を探そうと考えながら部屋を出ると、そこにはもう既に双子がいた。
「…どうしてここに居るんですか?」茴が双子に首を傾げながら聞くと、「茴を待ってた!!」と業火が言った。
「おい愚兄…説明しないと分からんだろうが…茴俺様達と組む事になったんだろ悪いな…本当は嫌だろ…」氷濤がシュンとしながら言った。
「嫌じゃ無いですよ1人で活動するのにも限界がありましたしちょうど助かるくらいです。」自然と茴の口からその言葉が口から飛び出したのだ。
不意に、茴はふわっと双子に向かって笑った。
「これからよろしくお願いしますね。」茴はそう言った。
しかしその表情はすぐに無表情に戻った
「秘密警察の施設の案内をするので付いてきてください。」
((やっぱ天使だわ))双子は心の中でそう思った。
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