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9・クルスと仲間の一芝居
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「じゃあ、行ってきます」
「道中、みんな気を付けて。スーチェ、頼んだ」
「わかってる。父様も気を付けて」
「ああ」
屋敷の人々に見送られて六人は屋敷を離れた。
「なぁ、道はわかってるのか?」
「いや?一旦国境の町に寄って、そこからガートラント国に入り、直ぐに森に入るだけ」
「検問はどうやって抜けるんだ?」
「行けばわかるよ」
スーチェは詳しく語らず、やがて一軒の食堂に入る。
「いらっしゃ~い。おや、大荷物だね。旅行者かい?」
「ああ、すまない。六名なんだが」
「これから混んでくるんだが……仕方ないね。二階の部屋ならその荷物も置けるだろ。案内するよ。おーい、ロト」
「ありがとう。助かる」
「ロト、お客さん達二階に案内して」
「はーい、こっちだよ」
ロトと呼ばれた少年の後に付いて階段を上がると、意外な光景が広がっていた。
「えっ?」
スーチェ以外のメンバーが、目の前の光景に目を見張る。
「スーチェ、食べてから行くんだろ?」
「ああ、みんな早く食べよう。この後暫くは、まともな食事にありつけないから」
カイルがスーチェに問う。
「知り合いだったのか?」
「ああ、俺はロト。店主と女将も客の殆どもスーチェの部下さ」
「ここもまだ、ジーニャ辺境領なんでね。ロト、外にねずみが二匹、いや、一匹は熊かな?」
「わかった。入って来たら時間稼いどくよ。食べ物足らなかったら言って。直ぐに用意する」
「助かる」
ロトはそこまで話すと、階段を降りていった。
フランが、カーテンの隙間から外を覗いた後、向き直って首を横に振る。まだ、追手は店内に入って来る素振りは無い。
取り敢えず六人は静かに食事を始める。
徐々に階下が騒がしくなってくる。昼食をとる客達が増えて来たのだろう。
それから六人が食事を終え、スーチェの出立の合図を待つ間に、頂上にあった日は地上にかなり傾いていた。
六人は、荷物を纏める。
階下の喧騒に混じって、軽やかに階段を上がってくる音がする。
「スーチェ、二人が動いた」
「わかった。ロト、ありがとう。準備出来たら行くよ。後は頼んだ。みんなに無理しないように伝えといて」
「任せて。どうせがっつり度数の高い酒を飲ませりゃ、一日くらい足止め出来るだろう」
「ははは、頼もしいな」
ロトは部屋の隅に向かい床板を持ち上げた。下は倉庫に繋がっているらしい。六人はなるべく音を立てないように降りていく。そして、スーチェが倉庫の角の大きな樽を避けると、地下通路が現れた。
「暗いから足下に気を付けて」
スーチェの指示に従い、みんな並んで暗い地下道を進んで行った。
ロトは、目で女将に合図を送った。
女将は微かに頷く。
「いらっしゃ~い。お二人様?」
「いや、ちょっと尋ねる。ここに成人の男が六人、武器を抱えて入って来なかったか?」
「ああ、さっきの六人の旅の子達のことかしらね」
「まだいるのか?」
「ああ、さっき少し休みたいと言ってたから、二階で寝てもらっているよ?それより、人に物を尋ねておいて、タダで帰ろうなんて言わないだろうね」
「ああ、金を……」
「馬鹿言わないでおくれよ。うちは、食堂だよ。ロト、席用意して」
「はいよ。お客さんこっちこっち」
「ああ……」
「日替り定食がお得だよ」
「じゃあ、それを二つ」
「はいよ。主、オーダー日替り二つ」
「おー」
その時、数人のガラの悪そうな男達が店内に入ってきた。
「おーい、女将、今日は酒盛りだ。臨時収入が入ったぞ」
「えっ、クルス?そりゃあ大変だ。ロト、裏から高級酒持っといで」
「よっしゃー」
クルスと呼ばれた男は、中央の席に座っている二人の男達に近づいていく。
「おっ?二人共ここらじゃあ見ない顔だな。旅行者かい?」
「あ、ああ」
「俺の名はクルス。お前等名前は?」
「……俺は、リギル。こいつはアリ」
クリスの問いに、体格の大きい男が答える。
「ふーん、よっしゃ、今日の俺は気分が良い。お前等にも奢ってやる。おーい、女将、こいつらにも同じ酒を出してやってくれ」
「あ、いや、俺達は……」
「呑むよな?」
クルスはリギルの隣に腰掛け、背中からリギルの肩に手を回した。すると、反射的に大男の体は強張り、身動きが取れなくなった。手が震え、額には汗が滲む。
「……ああ、すまない。頂くよ」
「そう来なくちゃな。あっははは……」
クルスと一緒に店に来た男達が、三人を囲むように周囲のテーブルに座りだす。
「はいよー、高級酒お待たせー」
「よーし、みんな酒持ったかー?かんぱーい」
「「「「「「かんぱーい!!」」」」」」
酒盛りが始まった。
アリは、酒に弱い事を自覚していた。否、酒だけではない。押しに弱けりゃ、気も弱い。アリが唯一強いのは、弓を引く時だけだ。
アリは、異国の知らない大男達に囲まれ、酒を勧められると、いつものように断る事が出来なかった。
(バターン!!!!)
「お、おい、大丈夫か?……駄目だ。もう酔っ払って、目を回してやがる」
「ああ、アリは酒に弱いんだ」
リギルは、窓際の長椅子にアリを寝かせた。
内心リギルは、焦っていた。先程クルスが肩に手を回した時、一瞬体が動かなくなった。物理的な力で抑えられたのではなく、威圧されたと言った方が正しい。リギルの職業は上級の兵士だ。それなりに戦闘の経験はしてきている。それでも、あれだけの威圧を感じたことは無い。
(今更、アリを背負って逃げるのは不可能だ。仕方ない、あの六人がまだこの店にいるのなら、もう少しここにいるとしよう)
空が白みはじめる前、クルスは店の外で、高級酒を片手に星を眺めていた。
既に店内の喧騒は止み、猛獣達は、瞼の裏で叶わぬ夢を見ている。
「クルス様、お疲れさまでした」
「主、ありがとな」
「ははは、何をおっしゃいますか。いつもの事でございましょう」
「だから、いつもありがとな」
「ジーニャ家の為、国の為、とは言いながらも私も楽しんでおりますので……それより、スーチェ様達はそろそろ着きましたかの?」
「どうだろう?なるべく敵とは会わずに目的地に着ければ良いが……」
「大丈夫で御座いましょう。スーチェ様達ならきっと、目的を達成してお帰りになられますよ」
遠くの空が白み始める。
「道中、みんな気を付けて。スーチェ、頼んだ」
「わかってる。父様も気を付けて」
「ああ」
屋敷の人々に見送られて六人は屋敷を離れた。
「なぁ、道はわかってるのか?」
「いや?一旦国境の町に寄って、そこからガートラント国に入り、直ぐに森に入るだけ」
「検問はどうやって抜けるんだ?」
「行けばわかるよ」
スーチェは詳しく語らず、やがて一軒の食堂に入る。
「いらっしゃ~い。おや、大荷物だね。旅行者かい?」
「ああ、すまない。六名なんだが」
「これから混んでくるんだが……仕方ないね。二階の部屋ならその荷物も置けるだろ。案内するよ。おーい、ロト」
「ありがとう。助かる」
「ロト、お客さん達二階に案内して」
「はーい、こっちだよ」
ロトと呼ばれた少年の後に付いて階段を上がると、意外な光景が広がっていた。
「えっ?」
スーチェ以外のメンバーが、目の前の光景に目を見張る。
「スーチェ、食べてから行くんだろ?」
「ああ、みんな早く食べよう。この後暫くは、まともな食事にありつけないから」
カイルがスーチェに問う。
「知り合いだったのか?」
「ああ、俺はロト。店主と女将も客の殆どもスーチェの部下さ」
「ここもまだ、ジーニャ辺境領なんでね。ロト、外にねずみが二匹、いや、一匹は熊かな?」
「わかった。入って来たら時間稼いどくよ。食べ物足らなかったら言って。直ぐに用意する」
「助かる」
ロトはそこまで話すと、階段を降りていった。
フランが、カーテンの隙間から外を覗いた後、向き直って首を横に振る。まだ、追手は店内に入って来る素振りは無い。
取り敢えず六人は静かに食事を始める。
徐々に階下が騒がしくなってくる。昼食をとる客達が増えて来たのだろう。
それから六人が食事を終え、スーチェの出立の合図を待つ間に、頂上にあった日は地上にかなり傾いていた。
六人は、荷物を纏める。
階下の喧騒に混じって、軽やかに階段を上がってくる音がする。
「スーチェ、二人が動いた」
「わかった。ロト、ありがとう。準備出来たら行くよ。後は頼んだ。みんなに無理しないように伝えといて」
「任せて。どうせがっつり度数の高い酒を飲ませりゃ、一日くらい足止め出来るだろう」
「ははは、頼もしいな」
ロトは部屋の隅に向かい床板を持ち上げた。下は倉庫に繋がっているらしい。六人はなるべく音を立てないように降りていく。そして、スーチェが倉庫の角の大きな樽を避けると、地下通路が現れた。
「暗いから足下に気を付けて」
スーチェの指示に従い、みんな並んで暗い地下道を進んで行った。
ロトは、目で女将に合図を送った。
女将は微かに頷く。
「いらっしゃ~い。お二人様?」
「いや、ちょっと尋ねる。ここに成人の男が六人、武器を抱えて入って来なかったか?」
「ああ、さっきの六人の旅の子達のことかしらね」
「まだいるのか?」
「ああ、さっき少し休みたいと言ってたから、二階で寝てもらっているよ?それより、人に物を尋ねておいて、タダで帰ろうなんて言わないだろうね」
「ああ、金を……」
「馬鹿言わないでおくれよ。うちは、食堂だよ。ロト、席用意して」
「はいよ。お客さんこっちこっち」
「ああ……」
「日替り定食がお得だよ」
「じゃあ、それを二つ」
「はいよ。主、オーダー日替り二つ」
「おー」
その時、数人のガラの悪そうな男達が店内に入ってきた。
「おーい、女将、今日は酒盛りだ。臨時収入が入ったぞ」
「えっ、クルス?そりゃあ大変だ。ロト、裏から高級酒持っといで」
「よっしゃー」
クルスと呼ばれた男は、中央の席に座っている二人の男達に近づいていく。
「おっ?二人共ここらじゃあ見ない顔だな。旅行者かい?」
「あ、ああ」
「俺の名はクルス。お前等名前は?」
「……俺は、リギル。こいつはアリ」
クリスの問いに、体格の大きい男が答える。
「ふーん、よっしゃ、今日の俺は気分が良い。お前等にも奢ってやる。おーい、女将、こいつらにも同じ酒を出してやってくれ」
「あ、いや、俺達は……」
「呑むよな?」
クルスはリギルの隣に腰掛け、背中からリギルの肩に手を回した。すると、反射的に大男の体は強張り、身動きが取れなくなった。手が震え、額には汗が滲む。
「……ああ、すまない。頂くよ」
「そう来なくちゃな。あっははは……」
クルスと一緒に店に来た男達が、三人を囲むように周囲のテーブルに座りだす。
「はいよー、高級酒お待たせー」
「よーし、みんな酒持ったかー?かんぱーい」
「「「「「「かんぱーい!!」」」」」」
酒盛りが始まった。
アリは、酒に弱い事を自覚していた。否、酒だけではない。押しに弱けりゃ、気も弱い。アリが唯一強いのは、弓を引く時だけだ。
アリは、異国の知らない大男達に囲まれ、酒を勧められると、いつものように断る事が出来なかった。
(バターン!!!!)
「お、おい、大丈夫か?……駄目だ。もう酔っ払って、目を回してやがる」
「ああ、アリは酒に弱いんだ」
リギルは、窓際の長椅子にアリを寝かせた。
内心リギルは、焦っていた。先程クルスが肩に手を回した時、一瞬体が動かなくなった。物理的な力で抑えられたのではなく、威圧されたと言った方が正しい。リギルの職業は上級の兵士だ。それなりに戦闘の経験はしてきている。それでも、あれだけの威圧を感じたことは無い。
(今更、アリを背負って逃げるのは不可能だ。仕方ない、あの六人がまだこの店にいるのなら、もう少しここにいるとしよう)
空が白みはじめる前、クルスは店の外で、高級酒を片手に星を眺めていた。
既に店内の喧騒は止み、猛獣達は、瞼の裏で叶わぬ夢を見ている。
「クルス様、お疲れさまでした」
「主、ありがとな」
「ははは、何をおっしゃいますか。いつもの事でございましょう」
「だから、いつもありがとな」
「ジーニャ家の為、国の為、とは言いながらも私も楽しんでおりますので……それより、スーチェ様達はそろそろ着きましたかの?」
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