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急展開
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僕の隣に優希さんが座り、学園長が説明を再開する。
「話を戻すけど、あれだけ反対されたVMW部が全く活躍していない。これは非常にまずいんだよね。」
「やっぱり廃部ですか?」
「いや、僕の地位が。ここまで順調に学園長としての実績を残してきたのにVMW部のせいで信頼がガタ落ち、全部パァになってしまうだろ?」
「結局自分を守りたいだけかい。」
実際、学園長が就任してから柊星高校は主に部活動で大きく飛躍した。ある種の革命だろう。それだけ成功を収めているだけあって、一つの失敗が大きく目立ってしまう。その失敗の筆頭候補というのがVMW部の存在なのだ。
VMW自体、まだスポーツとして注目され始めてる状態。プロの類のものはなく、高校の部活で試験的に行われている状態だ。そもそもの知名度が欠落しているため、好き好んでVMW部に入部する生徒はいない。そのため人数が集まらず、大会はおろか練習すらままならない。
「特にVMW部はお金もたくさんかかってるしね。それだけ期待もしてたんだけど結果はコレだよ。」
「…事情は分かったんですけど、僕たちにどうしろっていうんですか?実績を残せと?」
「お、察しがいいね。大会で活躍して反対してきた教師どもをギャフンと言わせたいんだよ。」
学園長の言葉に返せるような言葉がなく、カリカリと頭を掻く。僕だって大会に出れるなら出たいし活躍もしたい。ただ、圧倒的に部員が足りない。どれだけ器材が揃っていても、VMWの生みの親というバックアップがいても、試合ができないのだ。
気になってチラリと横を見ると、優希さんが口いっぱいに茶菓子を詰め込んでいた。リスみたいで可愛いけど、一応君にも関係のある話なんだよ?
「まずは明後日から行われる公式大会で軽く優勝してきてよ。」
「明後日!?どう考えても無理ですよ。というか大会出場の申請もしてないし。」
「そこはボクがなんとかするよ。なんたってVMWを作った張本人だからね。それと、残念ながら君たちに拒否権はないよ。」
学園長は子供がイタズラを企てるときのように不敵に笑いながら机の引き出しを開け、資料を取り出しパラパラとめくる。…なんのつもりだ?
「まずは中山大志くん。柊星高校は学生のバイト禁止だけど、学校に無断でバイトしてるみたいだね。電車で二駅いったところの焼肉屋かぁ。遠いからバレないと思ったのかな?ボクの情報網をなめないほうがいいよ。学習面では…英語がダメダメみたいだね。テストでは珍回答の連続で赤点の常習犯じゃないか。
次の英単語を日本語訳にしなさい。
『cross 』
大志くんの答えは、『殺す』。高校のテストで出る答えじゃないでしょ。確かに発音してみると似てるけど。」
「ち、ちょっと待ってください。なんで知って…」
「続いて織田優希くん。君は…ひどいね。昨年の欠席が40回、遅刻が32回。どの科目も出席日数ギリギリでくぐり抜けてるね。学校よりもバイトを優先しているようだ。朝の郵便配達に昼はファミレス、夜は居酒屋で働いているのか。相当生活に余裕がないんだね…。成績はトップレベルだけど課題は出さない。教師の指導も聞き入れない。相当の問題児だ。」
「モガッフォ!?フガモホ!」
優希さんは何やら憤慨している様子だが、口の中に茶菓子が入っているためなんて言っているか分からない。って汚っ。口ん中汚なっ。
「教師っていうのは全員性格がクソだからね。校則違反をしている生徒がいてもすぐには罰を与えないんだ。いざって時の脅迫材料にするために懐であっためとくのさ。今のボクみたいにね。」
「…何が言いたいんですか?」
「成績不振、度々なる校則違反、そして素行の悪い君たちは停学にするしかないね。ただ、このことを知っているのはボクだけだ。ボクのいうことを聞いてくれるなら、この事は不問にしてあげよう。」
「…オレたちを脅そうっていうのか?」
ぺろりと指を舐めながら不満げに学園長を睨みつける優希さん。口周りに茶菓子の食べカスが無ければかなり様になっている。
「そういうことになるね。一度でも停学になると内申に大きく響くよ。大学進学は諦めるしかなくなるほどにね。」
つまり学園長は、VMWの大会で活躍しろ。できなければ停学といっているのだ。冗談じゃない。
VMWは曲がりなりにも部活動。他校では青春を捧げて打ち込む生徒も少なくない。そんな相手に部員数2人(うち1人は幽霊部員)で挑んでも、勝敗は目に見えて明らかだ。それは僕の隣にいる優希さんも分かっているようで
「…おい大志。野球部からバットを10本借りてこい。オレは家庭科室に行って包丁をとってくる。」
「…え、ボク殺されるの?」
とかなりご立腹。…まぁ優希さん的にはただただ面倒ごとを押しつけられるのが嫌なだけかも知れないけど。
「バットは10本もいらないよ。僕と優希さんの分、4本でいい。」
とはいえそれはいい作戦だ。学園長を亡き者とし、彼が手に持つあの資料を燃やして証拠を隠滅すれば僕たちが校則違反をしたという事実はなくなる。流石の頭の回転の速さ、優希さん…できる!
「いや、だとしても2本でしょ…っは!?さては両刀か!?両手に持ったバットでボクをタコ殴りにする気だね!」
「さ、観念してくださいね学園長。あなたが消えれば、僕たちが校則違反をした問題児というレッテルも消えてなくなる。」
「代わりに殺人鬼ってレッテルを貼られるよ!くそぅこうなったら!」
「あ、くそ!」
自由を奪おうと飛びかかる僕をひょいとかわし、どこから取り出したのか、小麦粉を床に投げつける学園長。小麦粉は煙幕の役割を果たし、僕たちの視界が真っ白になる。
「教頭を全身粉まみれにして全校集会に出席させるっていうボクの遊びがパァになったじゃないか!」
「薄々気になってたけど教頭への扱いが酷すぎませんか!?」
その言葉を最後に、学園長の気配が消える。…逃げられたか。窓から逃げ出したのか、僕らが入ってきた扉から消えたのか。いずれにせよまだ遠くまでは逃げていないはずだ。すぐに追いかければ間に合うはず!
「…待て待て落ち着け。」
「っ!?なんで止めるんだ優希さん。学園長を逃すと絶対に僕らを停学にするに決まってる!そうなったら僕の未来が…夢見たキャンパスライフが…」
「お前の英語力じゃ受け入れてくれる大学は無いだろ。」
「何をっ。」
「ほう?なら大学を英語で言ってみろ。中学生でも知ってるような英単語だぜ?」
試すように優希さんが言うが、僕を舐めないでもらいたい。確か小学校が英語で…………まぁ、それは置いといて、中学校がjunior high school、高校がhigh school。大学はその上だから…
「super high school!」
「ぶー。」
「なっ!?じゃあ、ultra high school!」
「universityな。なんでその答えが出たのか容易に想像つくのがウケるな。」
「why American people!?」
大学も学問を学ぶ場所だろ!なんでschoolすら入っていないんだ!おかしいだろ英語!がっくりと項垂れる僕の肩を優希さんがぽんと叩く。
「あのガキのすばしっこさじゃ、無闇に追いかけても追いつけない。オレに作戦があるんだ。あのガキに大人の怖さってやつを教えてやるよ。」
「話を戻すけど、あれだけ反対されたVMW部が全く活躍していない。これは非常にまずいんだよね。」
「やっぱり廃部ですか?」
「いや、僕の地位が。ここまで順調に学園長としての実績を残してきたのにVMW部のせいで信頼がガタ落ち、全部パァになってしまうだろ?」
「結局自分を守りたいだけかい。」
実際、学園長が就任してから柊星高校は主に部活動で大きく飛躍した。ある種の革命だろう。それだけ成功を収めているだけあって、一つの失敗が大きく目立ってしまう。その失敗の筆頭候補というのがVMW部の存在なのだ。
VMW自体、まだスポーツとして注目され始めてる状態。プロの類のものはなく、高校の部活で試験的に行われている状態だ。そもそもの知名度が欠落しているため、好き好んでVMW部に入部する生徒はいない。そのため人数が集まらず、大会はおろか練習すらままならない。
「特にVMW部はお金もたくさんかかってるしね。それだけ期待もしてたんだけど結果はコレだよ。」
「…事情は分かったんですけど、僕たちにどうしろっていうんですか?実績を残せと?」
「お、察しがいいね。大会で活躍して反対してきた教師どもをギャフンと言わせたいんだよ。」
学園長の言葉に返せるような言葉がなく、カリカリと頭を掻く。僕だって大会に出れるなら出たいし活躍もしたい。ただ、圧倒的に部員が足りない。どれだけ器材が揃っていても、VMWの生みの親というバックアップがいても、試合ができないのだ。
気になってチラリと横を見ると、優希さんが口いっぱいに茶菓子を詰め込んでいた。リスみたいで可愛いけど、一応君にも関係のある話なんだよ?
「まずは明後日から行われる公式大会で軽く優勝してきてよ。」
「明後日!?どう考えても無理ですよ。というか大会出場の申請もしてないし。」
「そこはボクがなんとかするよ。なんたってVMWを作った張本人だからね。それと、残念ながら君たちに拒否権はないよ。」
学園長は子供がイタズラを企てるときのように不敵に笑いながら机の引き出しを開け、資料を取り出しパラパラとめくる。…なんのつもりだ?
「まずは中山大志くん。柊星高校は学生のバイト禁止だけど、学校に無断でバイトしてるみたいだね。電車で二駅いったところの焼肉屋かぁ。遠いからバレないと思ったのかな?ボクの情報網をなめないほうがいいよ。学習面では…英語がダメダメみたいだね。テストでは珍回答の連続で赤点の常習犯じゃないか。
次の英単語を日本語訳にしなさい。
『cross 』
大志くんの答えは、『殺す』。高校のテストで出る答えじゃないでしょ。確かに発音してみると似てるけど。」
「ち、ちょっと待ってください。なんで知って…」
「続いて織田優希くん。君は…ひどいね。昨年の欠席が40回、遅刻が32回。どの科目も出席日数ギリギリでくぐり抜けてるね。学校よりもバイトを優先しているようだ。朝の郵便配達に昼はファミレス、夜は居酒屋で働いているのか。相当生活に余裕がないんだね…。成績はトップレベルだけど課題は出さない。教師の指導も聞き入れない。相当の問題児だ。」
「モガッフォ!?フガモホ!」
優希さんは何やら憤慨している様子だが、口の中に茶菓子が入っているためなんて言っているか分からない。って汚っ。口ん中汚なっ。
「教師っていうのは全員性格がクソだからね。校則違反をしている生徒がいてもすぐには罰を与えないんだ。いざって時の脅迫材料にするために懐であっためとくのさ。今のボクみたいにね。」
「…何が言いたいんですか?」
「成績不振、度々なる校則違反、そして素行の悪い君たちは停学にするしかないね。ただ、このことを知っているのはボクだけだ。ボクのいうことを聞いてくれるなら、この事は不問にしてあげよう。」
「…オレたちを脅そうっていうのか?」
ぺろりと指を舐めながら不満げに学園長を睨みつける優希さん。口周りに茶菓子の食べカスが無ければかなり様になっている。
「そういうことになるね。一度でも停学になると内申に大きく響くよ。大学進学は諦めるしかなくなるほどにね。」
つまり学園長は、VMWの大会で活躍しろ。できなければ停学といっているのだ。冗談じゃない。
VMWは曲がりなりにも部活動。他校では青春を捧げて打ち込む生徒も少なくない。そんな相手に部員数2人(うち1人は幽霊部員)で挑んでも、勝敗は目に見えて明らかだ。それは僕の隣にいる優希さんも分かっているようで
「…おい大志。野球部からバットを10本借りてこい。オレは家庭科室に行って包丁をとってくる。」
「…え、ボク殺されるの?」
とかなりご立腹。…まぁ優希さん的にはただただ面倒ごとを押しつけられるのが嫌なだけかも知れないけど。
「バットは10本もいらないよ。僕と優希さんの分、4本でいい。」
とはいえそれはいい作戦だ。学園長を亡き者とし、彼が手に持つあの資料を燃やして証拠を隠滅すれば僕たちが校則違反をしたという事実はなくなる。流石の頭の回転の速さ、優希さん…できる!
「いや、だとしても2本でしょ…っは!?さては両刀か!?両手に持ったバットでボクをタコ殴りにする気だね!」
「さ、観念してくださいね学園長。あなたが消えれば、僕たちが校則違反をした問題児というレッテルも消えてなくなる。」
「代わりに殺人鬼ってレッテルを貼られるよ!くそぅこうなったら!」
「あ、くそ!」
自由を奪おうと飛びかかる僕をひょいとかわし、どこから取り出したのか、小麦粉を床に投げつける学園長。小麦粉は煙幕の役割を果たし、僕たちの視界が真っ白になる。
「教頭を全身粉まみれにして全校集会に出席させるっていうボクの遊びがパァになったじゃないか!」
「薄々気になってたけど教頭への扱いが酷すぎませんか!?」
その言葉を最後に、学園長の気配が消える。…逃げられたか。窓から逃げ出したのか、僕らが入ってきた扉から消えたのか。いずれにせよまだ遠くまでは逃げていないはずだ。すぐに追いかければ間に合うはず!
「…待て待て落ち着け。」
「っ!?なんで止めるんだ優希さん。学園長を逃すと絶対に僕らを停学にするに決まってる!そうなったら僕の未来が…夢見たキャンパスライフが…」
「お前の英語力じゃ受け入れてくれる大学は無いだろ。」
「何をっ。」
「ほう?なら大学を英語で言ってみろ。中学生でも知ってるような英単語だぜ?」
試すように優希さんが言うが、僕を舐めないでもらいたい。確か小学校が英語で…………まぁ、それは置いといて、中学校がjunior high school、高校がhigh school。大学はその上だから…
「super high school!」
「ぶー。」
「なっ!?じゃあ、ultra high school!」
「universityな。なんでその答えが出たのか容易に想像つくのがウケるな。」
「why American people!?」
大学も学問を学ぶ場所だろ!なんでschoolすら入っていないんだ!おかしいだろ英語!がっくりと項垂れる僕の肩を優希さんがぽんと叩く。
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