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3・寧々の右目2
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*
「つまり、依頼であの薬を追ってただけなのよ」
「この前から言ってた仕事ってのはこれだったわけね。……それで、あの薬は一体なんなの?」
家に戻ってから、寧々はこれまでの経緯を由真に説明した。もう隠しておく意味もないからだ。純夏の依頼でアズールという薬を追っていたこと。そしてそれに近付くうちに、偶然ある人物に行きついてしまったこと。由真も流石にそこまではすんなりと理解してくれた。
「表面上は幻覚剤に近いドラッグとして、プラス能力が強くなる作用があるって言って売られてるみたい。でも実際は、種に取り憑いてその中身を吸い上げて、ある人が支配しやすくするためのものだった。出回った頃からそんなに日が経ってなかったから根を張ってただけで済んでたけど、もう少し後だったら――アズールに吸い上げられて中の種が死んでしまっていたでしょうね」
「……引き剥がしてどうにかなる時期だっただけマシってことね」
「そうね」
けれどここで手を打たなければ、どうにもならないほど侵蝕されてしまう人たちも出てくるだろう。けれど叩くにはあまりに危険な相手だ。寧々がココアを一口啜るようにして飲むと、由真が躊躇いがちに口を開いた。
「青い桜の話を――この前或果から聞いた」
「……そう」
「お母さんが大切にしてたものだって。でも――」
「一つだけ言っておくと、おそらく或果は無関係よ。これまでアズールを調べてきて、或果の能力を感じたことはなかった。けれど……月島の人間は絡んでいる。ていうか主犯ね、おそらく」
もう目星はついている。由真はマグカップを両手で包みながらテーブルの上に視線を落とした。
「月島家は空間支配能力が生まれやすい家系。或果は――母親の能力の方が遺伝したんでしょうね。そして、月島家はその能力でこの国の裏側を握ってきた。けれど能力の有効範囲が狭いという欠点をずっと抱えてきた。……アズールはそれを解決する手段になりうる、かもしれない」
「――私がやるよ、寧々」
由真はテーブルの上で拳を握り締めた。この国を裏で牛耳ってきた月島家の娘がアルカイドで働いているのは単なる偶然ではない。たとえ妾腹であっても、繋がりを作りたかったのだ。それはいつか対立することがわかっていたから。けれど月島家が裏で暗躍するだけならそのまま不干渉を貫いてもよかったのだ。強大な力に立ち向かうためには、まだ自分たちの戦力では不十分だわかっているから。
「強行突破でもするつもり?」
「いや、そこまでは考えてなかったけど」
「おそらく今回の主犯は或果のお兄さん。でも――或果の母親も無関係ではないわ」
「でも、或果のお母さんってもう十年以上前に――」
寧々は頷いた。けれどアズールを右眼で見たときに見えたあの光景を前に、死んでいるから関係ないのだとは言えなかった。
「その、青い桜を作ったのが或果の母親でしょうね。とても強い具現化能力――或果のものと良く似た力を有していたと思われるわ。そしてこの世に一本しかない木だから、支配系能力との相性が良かった……というのが私の予想」
流石に或果の母親がこのために青い桜を作り出したとは思えなかったし、思いたくはなかった。実際、一つしかないものというのは人の印象に強く残るので、支配系の能力との相性はいい。妥当な推測だと寧々は思っていたが、同時に一つの疑念があった。
右目で見たときに見えたあの女性が或果の母親だとしたら――事故だというその死の理由は限りなく疑わしくなる。この形として使うことを想定していなかったとしても、青い桜を生み出した時点で用済みだとして殺された可能性も――そこまで考えたところで、由真がマグカップをテーブルに置いた音が響き、寧々は我に返った。
「……何にしても、このまま何もしないってわけにもいかない」
「一応依頼でもあるしね。でも……或果の家族を攻撃することに躊躇いがあるなら、私がやってもいい」
「自分には躊躇いがないみたいな言い方するね」
「人殺しだもの、私」
寧々は嫣然と笑みを浮かべる。いざというときがあれば自分の大切な人さえも手にかける覚悟は決めていた。そしてその覚悟に従って自らの手を汚した。――それは由真とハルだけが知る事実で、寧々が由真と出会う少し前の話だ。
「なるべく傷つけるのも殺すのも避けろって言ったのは寧々でしょ……悠子の協力が得られなくなるって」
「努力義務よ」
「傷つけないようにやる方法なら私の方が慣れてる。それに――」
由真はそこでハッとしたように言葉を切った。由真はマグカップに残ったココアを飲み干してから立ち上がる。
「とりあえず今日は寝るよ。ちょっと疲れた。寧々も今日は早く寝なよ? その……右目のこともあるし」
「大丈夫よ。ちゃんとホットアイマスクして寝るから」
自分の方がよほど能力を使っていたのに、由真はいつも人の心配をする。寧々は由真が自室に戻るために居間を出ていくのを見送ってから、ゆっくりと溜息を吐いた。
「それに――『殺した数は自分の方が多い』かな、あれは」
由真の過去に何があったのか、寧々は知らない。けれど出会ったばかりの頃に由真に言われたのだ。その真相は未だに聞けていない。でも――寧々は目を閉じる。
「理由なく人を殺すような人じゃないでしょ、由真は……」
呟いた言葉は誰にも聞かれることなく消えていく。冷蔵庫のモーターが立てる音がいやに大きく響いて、寧々は再び溜息を吐いた。
*
「……っ!」
布団に潜り込んだ由真は、体を縮こまらせながら右手で口を塞いだ。アズールに触れたときの厭な感覚がまだ残っている。薬を使ったわけでもないのに自分の中に入り込んできた、冷たくて重いもの。アズールを全て引き剥がして壊したあとも、澱んだものが体の中にあるようだ。
それはアズール――否、或果の母親が作り出したという青い桜にまつわる感情だ。最初に感じたのは深い悲しみだった。大切な人ともう一緒にいられないと嘆く感情。それが強くなりすぎて、やがて悲しみは憎悪に変化する。身勝手な理由で穏やかな日々を奪った者に対する怒り。理不尽な運命に対する嘆き。大切なものを穢されてしまったことに対する憎しみ。言葉を奪うほどの強い感情に、由真の力が引きずられていく。
或果の母親は事故で死んだと聞いていた。けれどそれは違うとはっきりと断言することができる。或果の母親は殺されたのだ。最初は一人残されることになる娘を想い、けれど事切れる寸前に自らに降りかかった理不尽を呪った。自分を殺した人間だけでなく、自分の運命にも向けられた憎しみ。事故でそんな感情を抱くことはない。そのことを或果が知ってしまったら――そう考えるだけで、心臓に爪を立てられているように痛む。そして由真の中で処理しきれない感情は、彼のところにも容易に届いてしまう。
「……っ、駄目……!」
抑えきれずに溢れた雫が頬を伝って流れ落ちた瞬間、右手が由真の意思に反して動き始める。首筋に触れた手に力が込められた。呻き声を出すことすらできないほど強い力で絞めあげられ、目の当たりに熱を感じる。由真の爪先がシーツを掻いてもなお、力は緩められることはなかった。
「……ぁ、く……だ、いじょうぶ、だから……っ」
喉を圧迫されながらもどうにか言葉を紡ぐと、急に右手の力が抜けた。由真は左手で右手の甲をそっと撫でる。
「大丈夫だよ……80UMa」
その名を口にした途端に、体の中で渦巻いていたものがすうっと引いていく。形は違っても、やっていることはあの頃と変わっていない。けれどもう聞くことはできない声が由真の耳の中で木霊する。誰とも関わらないように息を潜めて、見つからない場所に隠れていても、すぐに彼は由真を見つけた。そして「大丈夫」だといつも笑って言っていた。けれど彼にだけその言葉を言わせていたわけではない。彼の能力は負の感情で強くなる。けれど彼自身がその負の感情に引きずられすぎてしまうことも多かった。その度に誰もいない場所に逃げ込んでしまう彼を一番に見つけるのはいつも由真だった。大丈夫だと言うと、その言葉に根拠なんて全くなくても、彼は安心したように笑っていた。
苦痛に満ちた日々だった。けれどそこにも光はあった。――それらは全て奪われてしまったけれど、それでも変わらないものも確かにある。
「大丈夫……だから」
根拠なんて全くなかった。互いにそれは理解していて、それなのに互いの言葉を信じていた。強い眠気に襲われて目を閉じた由真の額に、見えない指が優しく触れているような感覚がある。少しずつ狭まっていく視界に映るのは、今はもう見ることができない彼の姿。朧気に見える口元が、ごめんねの形に動く。由真はそれに応えようとして、けれど意識が睡魔の波に流されて、結局何も返事をすることなく眠りに落ちていった。
「つまり、依頼であの薬を追ってただけなのよ」
「この前から言ってた仕事ってのはこれだったわけね。……それで、あの薬は一体なんなの?」
家に戻ってから、寧々はこれまでの経緯を由真に説明した。もう隠しておく意味もないからだ。純夏の依頼でアズールという薬を追っていたこと。そしてそれに近付くうちに、偶然ある人物に行きついてしまったこと。由真も流石にそこまではすんなりと理解してくれた。
「表面上は幻覚剤に近いドラッグとして、プラス能力が強くなる作用があるって言って売られてるみたい。でも実際は、種に取り憑いてその中身を吸い上げて、ある人が支配しやすくするためのものだった。出回った頃からそんなに日が経ってなかったから根を張ってただけで済んでたけど、もう少し後だったら――アズールに吸い上げられて中の種が死んでしまっていたでしょうね」
「……引き剥がしてどうにかなる時期だっただけマシってことね」
「そうね」
けれどここで手を打たなければ、どうにもならないほど侵蝕されてしまう人たちも出てくるだろう。けれど叩くにはあまりに危険な相手だ。寧々がココアを一口啜るようにして飲むと、由真が躊躇いがちに口を開いた。
「青い桜の話を――この前或果から聞いた」
「……そう」
「お母さんが大切にしてたものだって。でも――」
「一つだけ言っておくと、おそらく或果は無関係よ。これまでアズールを調べてきて、或果の能力を感じたことはなかった。けれど……月島の人間は絡んでいる。ていうか主犯ね、おそらく」
もう目星はついている。由真はマグカップを両手で包みながらテーブルの上に視線を落とした。
「月島家は空間支配能力が生まれやすい家系。或果は――母親の能力の方が遺伝したんでしょうね。そして、月島家はその能力でこの国の裏側を握ってきた。けれど能力の有効範囲が狭いという欠点をずっと抱えてきた。……アズールはそれを解決する手段になりうる、かもしれない」
「――私がやるよ、寧々」
由真はテーブルの上で拳を握り締めた。この国を裏で牛耳ってきた月島家の娘がアルカイドで働いているのは単なる偶然ではない。たとえ妾腹であっても、繋がりを作りたかったのだ。それはいつか対立することがわかっていたから。けれど月島家が裏で暗躍するだけならそのまま不干渉を貫いてもよかったのだ。強大な力に立ち向かうためには、まだ自分たちの戦力では不十分だわかっているから。
「強行突破でもするつもり?」
「いや、そこまでは考えてなかったけど」
「おそらく今回の主犯は或果のお兄さん。でも――或果の母親も無関係ではないわ」
「でも、或果のお母さんってもう十年以上前に――」
寧々は頷いた。けれどアズールを右眼で見たときに見えたあの光景を前に、死んでいるから関係ないのだとは言えなかった。
「その、青い桜を作ったのが或果の母親でしょうね。とても強い具現化能力――或果のものと良く似た力を有していたと思われるわ。そしてこの世に一本しかない木だから、支配系能力との相性が良かった……というのが私の予想」
流石に或果の母親がこのために青い桜を作り出したとは思えなかったし、思いたくはなかった。実際、一つしかないものというのは人の印象に強く残るので、支配系の能力との相性はいい。妥当な推測だと寧々は思っていたが、同時に一つの疑念があった。
右目で見たときに見えたあの女性が或果の母親だとしたら――事故だというその死の理由は限りなく疑わしくなる。この形として使うことを想定していなかったとしても、青い桜を生み出した時点で用済みだとして殺された可能性も――そこまで考えたところで、由真がマグカップをテーブルに置いた音が響き、寧々は我に返った。
「……何にしても、このまま何もしないってわけにもいかない」
「一応依頼でもあるしね。でも……或果の家族を攻撃することに躊躇いがあるなら、私がやってもいい」
「自分には躊躇いがないみたいな言い方するね」
「人殺しだもの、私」
寧々は嫣然と笑みを浮かべる。いざというときがあれば自分の大切な人さえも手にかける覚悟は決めていた。そしてその覚悟に従って自らの手を汚した。――それは由真とハルだけが知る事実で、寧々が由真と出会う少し前の話だ。
「なるべく傷つけるのも殺すのも避けろって言ったのは寧々でしょ……悠子の協力が得られなくなるって」
「努力義務よ」
「傷つけないようにやる方法なら私の方が慣れてる。それに――」
由真はそこでハッとしたように言葉を切った。由真はマグカップに残ったココアを飲み干してから立ち上がる。
「とりあえず今日は寝るよ。ちょっと疲れた。寧々も今日は早く寝なよ? その……右目のこともあるし」
「大丈夫よ。ちゃんとホットアイマスクして寝るから」
自分の方がよほど能力を使っていたのに、由真はいつも人の心配をする。寧々は由真が自室に戻るために居間を出ていくのを見送ってから、ゆっくりと溜息を吐いた。
「それに――『殺した数は自分の方が多い』かな、あれは」
由真の過去に何があったのか、寧々は知らない。けれど出会ったばかりの頃に由真に言われたのだ。その真相は未だに聞けていない。でも――寧々は目を閉じる。
「理由なく人を殺すような人じゃないでしょ、由真は……」
呟いた言葉は誰にも聞かれることなく消えていく。冷蔵庫のモーターが立てる音がいやに大きく響いて、寧々は再び溜息を吐いた。
*
「……っ!」
布団に潜り込んだ由真は、体を縮こまらせながら右手で口を塞いだ。アズールに触れたときの厭な感覚がまだ残っている。薬を使ったわけでもないのに自分の中に入り込んできた、冷たくて重いもの。アズールを全て引き剥がして壊したあとも、澱んだものが体の中にあるようだ。
それはアズール――否、或果の母親が作り出したという青い桜にまつわる感情だ。最初に感じたのは深い悲しみだった。大切な人ともう一緒にいられないと嘆く感情。それが強くなりすぎて、やがて悲しみは憎悪に変化する。身勝手な理由で穏やかな日々を奪った者に対する怒り。理不尽な運命に対する嘆き。大切なものを穢されてしまったことに対する憎しみ。言葉を奪うほどの強い感情に、由真の力が引きずられていく。
或果の母親は事故で死んだと聞いていた。けれどそれは違うとはっきりと断言することができる。或果の母親は殺されたのだ。最初は一人残されることになる娘を想い、けれど事切れる寸前に自らに降りかかった理不尽を呪った。自分を殺した人間だけでなく、自分の運命にも向けられた憎しみ。事故でそんな感情を抱くことはない。そのことを或果が知ってしまったら――そう考えるだけで、心臓に爪を立てられているように痛む。そして由真の中で処理しきれない感情は、彼のところにも容易に届いてしまう。
「……っ、駄目……!」
抑えきれずに溢れた雫が頬を伝って流れ落ちた瞬間、右手が由真の意思に反して動き始める。首筋に触れた手に力が込められた。呻き声を出すことすらできないほど強い力で絞めあげられ、目の当たりに熱を感じる。由真の爪先がシーツを掻いてもなお、力は緩められることはなかった。
「……ぁ、く……だ、いじょうぶ、だから……っ」
喉を圧迫されながらもどうにか言葉を紡ぐと、急に右手の力が抜けた。由真は左手で右手の甲をそっと撫でる。
「大丈夫だよ……80UMa」
その名を口にした途端に、体の中で渦巻いていたものがすうっと引いていく。形は違っても、やっていることはあの頃と変わっていない。けれどもう聞くことはできない声が由真の耳の中で木霊する。誰とも関わらないように息を潜めて、見つからない場所に隠れていても、すぐに彼は由真を見つけた。そして「大丈夫」だといつも笑って言っていた。けれど彼にだけその言葉を言わせていたわけではない。彼の能力は負の感情で強くなる。けれど彼自身がその負の感情に引きずられすぎてしまうことも多かった。その度に誰もいない場所に逃げ込んでしまう彼を一番に見つけるのはいつも由真だった。大丈夫だと言うと、その言葉に根拠なんて全くなくても、彼は安心したように笑っていた。
苦痛に満ちた日々だった。けれどそこにも光はあった。――それらは全て奪われてしまったけれど、それでも変わらないものも確かにある。
「大丈夫……だから」
根拠なんて全くなかった。互いにそれは理解していて、それなのに互いの言葉を信じていた。強い眠気に襲われて目を閉じた由真の額に、見えない指が優しく触れているような感覚がある。少しずつ狭まっていく視界に映るのは、今はもう見ることができない彼の姿。朧気に見える口元が、ごめんねの形に動く。由真はそれに応えようとして、けれど意識が睡魔の波に流されて、結局何も返事をすることなく眠りに落ちていった。
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