レッド編

雷音@野生ガール

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毒の成分を

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毒の成分を  

人々に不幸を与えたいと言う不幸にする気持ちが強く抱くと憎らしく思うがここな、黙って研究を熱心に取り組み悪魔の兵器を作り出す為今宵も眠れず変な香りで密封された部屋に閉じ籠る。何年の月日も過ぎて行くが、外の景色はまだ見ていないがそんな幸福は要らないと苦しみに溢れている人達の絶望を見るのが楽しみである。
まだ何年もかノリアと会っていない気がして堪らないけど、今回は故郷にコンサートをするから久々に顔を見せようと途中で偶然出会ったハイトと言う旅人らしくて女装が好きらしい。丁度一年前は賑やかだったらしいが少し落ち着いているらしいのは、気のせいかと街に入る。
昔よく遊んだあのノリアが研究室に子守りぱなしでなかなか姿を見せてくれないらしく、最後に見せた時は幼児と遊んでから何かの拍子で会わなくなってしまった。
今日はずっと会えなかったノリアの出来事を調査する事に熱中しようと、取り組んだ。

まだ開発中であるが、今回の実験台は一体誰にしようかと思いながらある死体を目にした。
あの時自分を貶したこの腐った奴は詰まらなく、一瞬で死んでしまった。毒の成分を嗅がせてそれを約1時間で無理矢理したら死んでしまった訳だと言うけど、自分には害がなかった。理由は毒に慣れてしまったこの体になっていまいチャンスだと思いまた開発をする。今回で亡くなった子供の数は、約100人だろうと悪魔の様に微笑み白衣の姿を睨み付けるように死体が見るので足で潰してタンを吐き椅子に座り毒の研究を念入りに頑張る。
人を何回とも殺したら人と言うのは快感を知ってしまうのを前に何処かで聞いてやってみたら、思惑通りだった。これからも一生懸命に研究し街を毒まみれにしてやろうと願い指名手配犯になるのは待ち遠しい。
今回も眠れない夜が続く。

ーーーーハイトーーーー
ここも随分変わり果てているらしいと見てみたら確かにそうだった。最近個々では殺人が多発的に活動していると言うわけなのだから、危険と言うべきか。
一歩でも入り込んだら違う世界を味わう事は、知っているが今回はそう意味とは大分違う。恐ろしいと言うか怖いと言うか、男の自分は到底情けないけど一人でもわかっていて欲しいと思いながらその街へ入り込むと、不気味なほど気分が悪いと言うか吐きそうになる。
これが、変わり果てたあの街というのか。

何年もかけて作り上げたこの毒は、なんと申し上げようか『Zi』と呼ぼうか。Ziが出来たら早速人々を陥れようと今からこの満月が照っている夜に眠りを授けよう。永遠の眠りから覚めない絶望の毒薬を幸せとなる人々に明け渡すこれからの街の運命は自分がこの手で狂わせてみせる。
夜明けには人も生き物も全て亡くなっており大惨事になるといいとカーテンを開けて何年ぶりかの日中の太陽を眩しそうに眺め見る。ずっと日陰にいたから目は茶色から赤色へ変色していたけれど密室の部屋の中そう言うのは何とも感じないのは不思議だが気にする必要は無い。換気をしたいが毒の成分が外に漏れる危険性があるので危険となるがここは久々に外でお茶でもしようかと白衣から私服に着替えて早く玄関を閉めて出た。髪の色も紺色で正に吸血鬼みたいな肌色だがそれを隠すように顔が余り見えない帽子にして、適当に喫茶店へ入った。
そこには、昔の古い友人が女性と話していたが気にせずにカウンター席に座り酒を注文する。一人で飲んでいると古い友人が話しかけてきたので耳を傾けるとノリアと言う少年に会いに来たらしく今は休憩して後で会うらしいが、本人は目の前にいるけど敢えて言わないのが面白い仁義と言うのか。少しバレないように面白半分で一言言ってみたら以外と食いついて来たがお酒を飲み干しお金を払いそれはまた後でと言う事として去っていく。 
「今夜は楽しいパレードとなりますよ」
声は昔と変わっており少し格好いい声で話した時、嬉しさが込み上げたけど今は街を偵察してから家に帰ろうと回りをゆっくり歩きながら見渡す。昔と大分変わっていたり次の次世代の子達の笑みを浮かべ走り回って実に楽しそうだが苦しみ挙げく所を考えると最高に楽しいし気持ちがいい。
家に帰るとそんな面影を捨てて今夜のパーティに備えて準備をする。  

今宵の月は真っ赤に染まった満月であり男が一人広場で佇んでいるのを建物が覗きこむような風であるけれど、今はそれ所ではない。男が右手に持っている毒のカプセルは、今夜から朝までに毒を振り撒くと言うわけである。既に自分の家は、毒の成分が出ているからこの街で高い建物に入り朝日と死体を高みの見物しながら紅茶を戴くと言う寸法だ。ベンチに毒のカプセルを置いてからそのお城に向かって普通の人間よりも優れた体力で忍者の様に素早く向かう。
予約をしていた部屋でまだ残っている毒を飲んでみると、なんも違和感無いと言うかなんと言うか。
天井を見上げて暇なのでこの後は自分は、何処へ行こうかと思う。しかしオンプナルがバーにいたし、多分亡くなってはいない筈だから彼等が逃亡したら後に着いて行く事にする。久々に眠ろうとしたがやはり全く眠れないのでまた趣味とした毒の成分を作り出す。
気づいたら朝になっていたので事前に持っていた毒の入った紅茶を入れた容器をベランダにある白色の机に置いて椅子に座り朝日を見ながら、街中は毒まみれとなっているので換気をしたら直ぐにもがき苦しんで亡くなると言う仕組みだから朝起きてくる住民達を見ていたら次々ともがき苦しんでいて快楽しながら見ていた。
飲み干し準備をしてお城から抜け出して、オンプナル達が何処にいるのか見回すがいないのでやはりと彼等がいる所へ向かった。

ーーーーオンプナルーーーー
今夜は何かが起こると言うことはともしかしての事なので街外れの村に泊まる事にした。
街にはとても美味しい海鮮料理を出してくれて実に美味だったのが良かったし、露天風呂も最高。
夜になり睡眠をとった。
珍しく早起きして、私服に着替えて用意して外に出ると、ハイトが街の方角を見て険しい顔をしていたのでどうしたのか聞いてみたらなんと、街には毒が撒かれているらしいから此処にも被害が来るかもしれないので遠くの街に移り混もうと街を出る用意してから向かう。既に村の人達はハイトの指示で逃げているらしいので、自分等も逃げることにした。
残念だが皆は助けれない事には深く罪悪感を抱く。

世界で有名と言われている音楽の都にオンプナルとハイトは、観光とある人を探していた。
人々が盛んとされている所は本当に楽しそうで幸せそうなのがとても喜ばしくて自分もにこやかになってしまいそうであるけど、早く探さないと彼が自分を追いかけてこの人々と同じく毒で殺してしまうのだろうとかなりの急ぎで小走りで回りを見ず真っ直ぐに見つめている。
ある人がいる情報は聞いているのでそちらに向かうとある人は確かにいたと言うか、ベランダで遠くを見つめていた。物音をせずに隣で話しかけたらかなり驚いていたらしくつい笑ってしまった。
ハイトは、今回起こることや起こった事を全て話したら力を貸してくれると話してくれた。ここからが、物語の本当の終わりトゥルーエンドである。
始まろうかと。

音楽の都は、夜も賑やかである。
ノリアは、情報が得意でありながら運動神経も早いから夕日が落ちた頃にはもう既に来ていたけど、つい楽しくて盛り上がってしまった。あの頃の若い時の自分に戻ったようで楽しかったが絶望から抜け出したよう。本当にこの毒の成分をバラまいても良いのかと言う疑問が湧き出てきた。あの人はバラまくと正義とか言っていたからあの人のやり方でやろう。
正義と言う物を自分がやり主役の英雄になろうと今宵も赤い満月だろうと舞台になっている黄色い月を見ながら思う。
真夜中になり辺りは少しずつ減っていくけど遠慮無く毒のカプセルを握り開けようとしたら、何処からか誰かの声が聞こえたので向いてみたら、オンプナルとハイトと赤髪の少年がいた。
何しに来たのか分からないけど直ぐに開封するように、手をやり彼等の方を見つめていた。彼等は止めに来たのかと思っていが今回の事を隅々話してくれて自分がやっている事が違うことを。
あの人のやっている事は人を不幸にしており、バットエンドに染まらせる為であるらしい。でも、街を滅ぼしてしまったのはもう意味がないと思ったがそこは赤髪の少年が何とかして蘇生したらしく大丈夫と言う事である。だからこれはもう止めようと目を閉じ思ったらよくよく考えてみたら確かにそうだと感じて止めようとしたが急に視界が暗くなった。魂を取られたようにその場で倒れそうになるのをオンプナルが止めようとしたが、赤髪の少年が行かせないように片手で防ぐと、ノリアは人が変わった様な悪魔の笑みを出しながら毒のカプセルを開けた。
ノリアいや、この人はノリアでは無い誰かだそれは赤髪の少年は、知っているのだろうとただ目を背けない。

赤い月満月が不穏を出してきて今宵は、吸血鬼が現れそうだが現状的には吸血鬼ではなくノリアに何者かが取り憑かれたと言うべきか。
大抵の事は分かっていると推測出来るし復讐か何かを仕向けた絶望主義者とかではないかと思ったが、今はそんな事よりどうやってノリアの中の人を抜こうかと迷うし、いつの間にか毒の成分はもうただ漏れている。
早く止めなければこの街は滅びてノリアは、間違いなく死刑と成りうるのでここは冷静に判断すべしである。
なので、出ていかせる方法は彼等に手伝ってもらうとする。オンプナルは、絶対音感で今まで一つも間違った事の無い天才であるからにして、得意な楽器で引かせて貰い、ハイトには笛を弾くのが得意とか前に言ってたのでこの二人の力で音楽が鳴る。明るくて楽しいここの街に似合う音楽をテンポよく弾いていると、ノリアから抜けた魂は何処かに飛んで言ったのだった。あの魂は明るいメロディは苦手なそうでと本で書いてあったから助かった。そして、朝が迎えた。

ノリアは、何故あんな行為を受けたのかは大抵分かるがまぁ基本的には『愛』が欲しくて行った事だろう。両親が元々いない彼には寂しかったのだろうけど、今回の事で心深く反省してオンプナルと共に音楽をする事となった。ハイトは、もう少し旅を続ける事にしたらしく昼にはもう街には居なかった。
そして次の物語へと歩み進む。。。

終わり
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