夢じゃなかった!?

Rin’

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エスリアール王城 出会い

編入手続きは突然に2

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「良い質問です、デュカーレ君。実は、お二人をこちらにお呼びしたのには理由があります。

今回、使い魔契約をアーヤさんが何も知識、技術を学ばないうちに成してしまう事態を重く受け止めまして、イヤーフックも本日受け取りができる予定ですし、明日1日は準備期間として2日後から学院編入ができることになりました。

その手続きに署名を頂きたいと思いまして。」

「2日後…って、明後日あさって?!」

「なるほど。手続きの為だったのですか。」

「そうです。エスリアール国王陛下からの打診もあり、あとはこちらの編入誓約書に署名をするだけです。こちらの書類です。」

テーブルの上に二枚書類が並ぶ。なになに。
署名や捺印が必要な書類はしっかり目を通さないとね。






マジェストーラ国立魔法学院
    編入誓約書


私は、編入するにあたり以下の規則を遵守そんしゅします。

一つ
学院で学ぶ全ての知識・技術は私利私欲しりしよくの為にあらず。

一つ
私怨しえんで魔法の力を行使するべからず。

一つ
にえを必要とする禁術きんじゅつ禁忌きんき魔法の一切いっさいを禁ず。

一つ
学ぶ者同士互いに尊重し、研鑽けんさんすべし。

一つ
意見の対立は話し合い、又は決闘デュエルで解決すべし。

規則違反をした場合は、罰則として停学又は退学を受け入れることに依存ありません。
     

  署名_________




うん、規則は当たり前な内容だ。一番最後のが気になるぞ。話し合いで解決できない時はこぶしで語れってこと?!

いやいや、どこの熱血ドラマだ。決闘けっとう、デュエルといっても何かしらルールがあるよね。あって欲しいです。切実に…。


「あの、質問いいですか?」

「はい。」

「一番最後の規則にある決闘デュエルって、お互いが納得する為に実力でぶつかり合うんですか?」

「はい。決闘デュエルと言っても、きちんとルールはあります。」

あるんだ、良かった。ほっ…。

「互いに意見の相違は仕方のないことですし、話し合いで納得するのが望ましいのですが、やはり学院生の間でいざこざは起こるものです。

あえて決闘デュエルという模擬戦形式で正当に実力を発揮する場を設け、大衆の面前で相手を気絶や戦闘不能にするか参ったと言わせた方が勝ち。敗者は勝者の主張を受容するという規則があります。」

ほう、拳で語ると思っていたのはあながち間違いではなかったんだ。実力がものを言う世界だな。

自分の言い分を主張できるだけの強さも身に付けないといけないね。まあ、負けてしまってもその悔しさをバネに、更に自分磨きを頑張ってリベンジすればいいのか。

なんだか、いいな。一対一サシで勝負するのも、そういう機会を設ける校風も。
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