夢じゃなかった!?

Rin’

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エスリアール王城 出会い

再会は突然に4

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「このSクラスの廊下をこちらに沿って歩くと、反時計回りに、Aクラス、B、Cと続いて元のSクラスに繋がります。一周してみましょう。」

ほー、本当に廊下がカーブしてる。面白い。真っ直ぐじゃない廊下だ。
 
コツコツ カツカツ テクテク スタスタ

クラスの入り口にはきちんと何クラスって表札がある。これなら似た造りの建物でも間違わないよね。S、A、B、C隣のクラスまで距離がある。
…やっとSクラスだ。

「選択授業を受ける教室はこの廊下と繋がっています。次に食堂に向かいましょう。飲食できる建物は3つ。最初に学院長室から上ってきたこの階段から降りて行くと、順に近いのはカフェ、食堂、屋外のテラスです。」

学院内にカフェがあるなんてラノベのよくあるお金持ち学校みたいですごい。食堂にテラスかぁ。

食堂…、メニューが気になるぞ。ご飯、ライスとかあるんだよね!楽しみだなどんなメニューがあるのかそこ重要!

「ここがカフェ、パールです。ここの珈琲、紅茶は学院生にも講師にも人気なんですよ。もちろんスイーツも。」

ああ、珈琲のいい香り~焙煎の芳しさがたまらない。深呼吸しちゃう。


「サトー様、珈琲はお好きですか?」


「はい、珈琲、紅茶、ココア大抵の嗜好品の飲み物は好きですね。あと、名前、様はいらないですよ。」

さすがにこの歳で年下に様付けさせるのはね。

「え…その、よろしいのですか?そのような気安いお呼び方をしても。」

「本人が言っているのだから別にいいだろう。僕も今更アーヤ以外は呼びづらい。初めが肝心だぞ、パレット副委員長。」 

「!?」

「うん、そうそう。歳が離れてる分是非とも呼び方から仲良くなりたい。嫌じゃなかったら、私はガルシアちゃんかパレットちゃんと呼びたいかな。どうですか?」

「私はどちらでも良いのですが、迷客のサトー様も我らマジェストーラの人と同じ歳の数え方ですよね?歳が離れているようには見受けないのですが。私と同じ18位ではないのですか?」

「いえいえ!私こちらに来てから何故か微妙に若返っているのかわかりませんが、33歳ですから。」


「「え!?」」


ん?ハモった。ルヴィくんか。

「あれ?ルヴィくんに私、言ってなかったっけ?知らなかった?」

「ああ、エルフと元々感覚が違うが、成人したばかり位の認識だけだった。」

「まあ、私の歳の話は置いといて、せっかくだからもう、ガルシアちゃんと呼ばせてください。いいですか?」

「はい、あまりその様に呼ばれたことがないので嬉しいです。サ…ア、アーヤさん。」

「ありがとう、ガルシアちゃん。」

嬉しくて思わず握手してしまった。照れてるガルシアちゃんかわいい。
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