夢じゃなかった!?

Rin’

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マジェストーラ国立魔法学院 編入

水の都セルリアン~小さき道先案内と共に2

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「ちっ、違いますよ!なんて言うか…。カツラはスポンと被って、ハ…寂し…コホン、諸事情により心身共に守る必要になった人体の一部的な感じで、ウィッグはおしゃれです。あとは変装アイテム的な役割です。」


泉への道を歩きながら他愛ない話(カツラとウィッグ)についてあれこれやり取りするエルシオンとアーヤ。



「っていうか、シオンさん、妖精さんに背中とか肩とかもひっつかれてません?」

(歩きながらいつの間にか髪の毛を持つ妖精さんが1、2、3匹?3体?以外にも背中や肩、腕とかキラキラの羽根が開いたまま止まってる。羽根休め?蝶々結びみたいな羽根がリボンに見えてくる。シオンさんの服が可愛いリボンだらけだ。)

「…増えてしまったね。でもそれは私だけじゃないようだ。」

立ち止まり、見える範囲で自身を確認したエルシオン。その後、アーヤを見て伝える。

「確かに。見える腕や肩にもいますね。ふふ…まるで小判鮫こばんザメみたい。さしずめ私とシオンさんはジンベイザメかクジラですね。」


「ああ…大きい海洋生物の?」

「おー、シオンさん知ってましたか。流石さすが。」


「生き物図鑑で見た記憶がある。」


「ああ、あの分厚い図鑑ですね。あっ!実はまだ自宅にあるんですよ。去年リフォームしたら、子供の頃からの捨てられない物の中にあって、今も二階にあるんですよ。」

「そうか…。」


「ふふっ、なんだか嬉しい。あの図鑑をシオンさんも知ってるなんて。」


「結構、大きい本だった気がする。」

「はい、こーのくらいでした。私も優也ユーヤもよく読んでましたよ。結構面白いんですよね。写真と説明があって。」

「まあ、子供ながら好みは別れるところだろうがね。」

「それはありますね。私は生き物図鑑ばかり読んで、優也ユーヤは途中から乗り物の本やおもちゃに興味を持ち始めました。」


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