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エスリアール国 出会い
トラウマの自己紹介4
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「ところで、綾子の真名を明かさないようにするとして、これからの呼び名をどうしようか。」
そうなのだ。佐藤綾子が真名として、今後この異世界で自分の名前をどうしたらいいか頭を悩ませているとエルシオンが名だけ変えたらどうかと提案してきた。
「佐藤はそのまに。綾子を変えて……そうだ!」
??
「こんなのは、どう??」
『アーヤ』
響ききも可愛いし、子をとっただけの綾だと、真名にかなり近いままで心配だ。アーヤならそう簡単にわからないんじゃないかな。」
自信あり気に私の異世界ネームを考えて、納得し、誇らしげなシオンさん。そんな様子が嬉しくて、恥ずかしいのもあるけど、妙にストンと『アーヤ』も自分だと思えた。
「アーヤ…。ありがとうございます。気に入りました。」
「佐藤 アーヤ…。アーヤ佐藤の方がいいんですか?」
シオンと相談して佐藤綾子は、この世界で
アーヤ・サトーと名乗ることにした。
真名を知られても、絶対悪いことはしないと約束したせいか安心感があって、異世界ネームを相談したからか、親近感も沸いた。
何だか優也と違って、頼れる存在に感じてしまう。綾子は自分に亡くっなった兄がいたと知ってから、兄弟で兄がいる友人が羨ましかった。知らない異世界で、初めて会ったのが、シオンで良かったと思う。綾子の中で信頼度メーターはシオンに対して急上昇していった。
つい、ぽろっと無意識に呟いていた。
「お兄さんってこんな感じなのかな。」
!!!エルシオンはその呟きを聞き逃しはしなかった。
「綾子もう一度言って。」
?アーヤじゃないんですか?シオンさん。
「え、何か…言ってましたか?」まさか、口に出してた!?
「今、お兄さんってこんな感じかなって…言った。」
!!やっぱり!恥ずかしー。
「わ、忘れて下さい。嫌だ、恥ずかしい。」顔を隠してしまう綾子を見て、なおも食いつくエルシオン。
「忘れるなんてできない。綾子が嫌でなければ、二人だけの時だけでも兄と呼んで。私も普段はアーヤと呼ぶけど二人だけなら綾子と呼びたい。…だめ?」
「う……。だめ…じゃ…ないです。」ノーと言えない日本人がここにもいた。
キラキラの満面の笑みでシオンさんは言った。
「ありがとう。嬉しい…。せっかくだから、練習で呼んでみて。お願い……。」
無茶振りキター!
「…………。」
兄呼びリクエスト入りましたが、こんな美形さんを兄呼びするなんて、ハードル高過ぎっ!無理!うるうるした目で見ないでー!
…いつまでもシオンさんの足の上にいるわけにもいかないのでこの状態からまず、降ろしてもらおう。そうしたら落ち着いて何か兄呼び回避策をたてられるかも。
「あの…。まず、そろそろ降ろして下さい。近すぎて落ち着きません。」
「……………。」
今度はシオンさんが、沈黙。
「…嫌だ。」
「呼んでくれなきゃ…離さない。」ぎゅっ。
状況悪化ー!emergency!!help!
ぐっ、どこの駄々子だ。覚悟を決めるしかないのか…。えーい!綾子、おまえはやればできる子っ!ベストを尽くせ!
「そ、そろそろ降ろして、…シオン兄さ…ん。」
言った!言ったぞ私!偉い。頑張った!
しかし、腕は離れるどころか、更にぎゅ~とされてしまった。く、苦しい。ギブギブ、息、息が~っ!
コンコンコン。
苦しんでいると、ドアをノックする音が聞こえシオンさん改め、シオン兄さんは腕の力を緩め、息を整えていた私を見て名残惜しそうにしながら降ろして横に座らせてから立ち上がり、ドアに向かっって行った。
ふー、誰だかわからないけど、助かったー!
心の中で綾子はノック救世主に感謝し、拝んだのだった。
そうなのだ。佐藤綾子が真名として、今後この異世界で自分の名前をどうしたらいいか頭を悩ませているとエルシオンが名だけ変えたらどうかと提案してきた。
「佐藤はそのまに。綾子を変えて……そうだ!」
??
「こんなのは、どう??」
『アーヤ』
響ききも可愛いし、子をとっただけの綾だと、真名にかなり近いままで心配だ。アーヤならそう簡単にわからないんじゃないかな。」
自信あり気に私の異世界ネームを考えて、納得し、誇らしげなシオンさん。そんな様子が嬉しくて、恥ずかしいのもあるけど、妙にストンと『アーヤ』も自分だと思えた。
「アーヤ…。ありがとうございます。気に入りました。」
「佐藤 アーヤ…。アーヤ佐藤の方がいいんですか?」
シオンと相談して佐藤綾子は、この世界で
アーヤ・サトーと名乗ることにした。
真名を知られても、絶対悪いことはしないと約束したせいか安心感があって、異世界ネームを相談したからか、親近感も沸いた。
何だか優也と違って、頼れる存在に感じてしまう。綾子は自分に亡くっなった兄がいたと知ってから、兄弟で兄がいる友人が羨ましかった。知らない異世界で、初めて会ったのが、シオンで良かったと思う。綾子の中で信頼度メーターはシオンに対して急上昇していった。
つい、ぽろっと無意識に呟いていた。
「お兄さんってこんな感じなのかな。」
!!!エルシオンはその呟きを聞き逃しはしなかった。
「綾子もう一度言って。」
?アーヤじゃないんですか?シオンさん。
「え、何か…言ってましたか?」まさか、口に出してた!?
「今、お兄さんってこんな感じかなって…言った。」
!!やっぱり!恥ずかしー。
「わ、忘れて下さい。嫌だ、恥ずかしい。」顔を隠してしまう綾子を見て、なおも食いつくエルシオン。
「忘れるなんてできない。綾子が嫌でなければ、二人だけの時だけでも兄と呼んで。私も普段はアーヤと呼ぶけど二人だけなら綾子と呼びたい。…だめ?」
「う……。だめ…じゃ…ないです。」ノーと言えない日本人がここにもいた。
キラキラの満面の笑みでシオンさんは言った。
「ありがとう。嬉しい…。せっかくだから、練習で呼んでみて。お願い……。」
無茶振りキター!
「…………。」
兄呼びリクエスト入りましたが、こんな美形さんを兄呼びするなんて、ハードル高過ぎっ!無理!うるうるした目で見ないでー!
…いつまでもシオンさんの足の上にいるわけにもいかないのでこの状態からまず、降ろしてもらおう。そうしたら落ち着いて何か兄呼び回避策をたてられるかも。
「あの…。まず、そろそろ降ろして下さい。近すぎて落ち着きません。」
「……………。」
今度はシオンさんが、沈黙。
「…嫌だ。」
「呼んでくれなきゃ…離さない。」ぎゅっ。
状況悪化ー!emergency!!help!
ぐっ、どこの駄々子だ。覚悟を決めるしかないのか…。えーい!綾子、おまえはやればできる子っ!ベストを尽くせ!
「そ、そろそろ降ろして、…シオン兄さ…ん。」
言った!言ったぞ私!偉い。頑張った!
しかし、腕は離れるどころか、更にぎゅ~とされてしまった。く、苦しい。ギブギブ、息、息が~っ!
コンコンコン。
苦しんでいると、ドアをノックする音が聞こえシオンさん改め、シオン兄さんは腕の力を緩め、息を整えていた私を見て名残惜しそうにしながら降ろして横に座らせてから立ち上がり、ドアに向かっって行った。
ふー、誰だかわからないけど、助かったー!
心の中で綾子はノック救世主に感謝し、拝んだのだった。
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