夢じゃなかった!?

Rin’

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エスリアール王城 出会い

ランチは天空の庭スカイガーデンで7

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「はい。しっかり学び、楽しい学院生活を送りましょう。」

「学生なんて、社会人になってからブランクがありすぎてお若い皆さんについていけるか心配もありますが、もう一度学生になれるいい機会と思って、頑張ります。」

「アーヤさんも十分にお若いと思いますがね。」

「いえいえ、そんなことは。童顔なだけです。」

「サリアンさんは魔族ということは、寿命がエルフ族同様にヒトより長いのですよね?今おいくつぐらいなんですか?」

「成人してからヒトより緩やかに加齢していきます。わかりやすくヒトの年齢でいうなら…だいたい34~5歳位でしょうか?」

「ラナ先生の姿なら、確かにそんな感じですね。サリアンさんの姿だと…妙齢というかわからないです。以外と私と近かったんですね。私は33歳です。何だか親近感湧きます。」

「学院には、何歳から留学していたかお聞きしてもいいですか?」

「はい。これもヒト年齢でいうなら12~25位ですかね。」

「なるほど。エスカレーター式で全寮制完備な予感?」

「エスカレーター?」

「ああ、エスカレーター式というのは何て言えばいいかな…。ええと、学院という一ヵ所でクラスが幼少の年齢から大人になるまで学年又は実力で分けられていて、それぞれが徐々に進学して最上級生にまでなれるシステム?仕組み?みたいな感じですかね。

お金持ち全寮制、幼稚舎から大学まで付属って伝われば解りやすいのにもどかしい。」

「説明下手で、わかりづらくてすみません。」

「いえ、多分意味合いは伝わりましたよ。アーヤさんが言いたかったのは、幼少から成人まで一連の学業が同じ学院内で身に付くというような意味合いですよね?」

「そうです!すごい。伝わったんですね。サリアンさんの理解力がすごいです。」

「異界の知識や表現には興味があります。」

「私もこちらの異世界での知識や魔法を学ぶのが楽しみです。」



ピロリロリン♪

あっメール?音が違う?


「今の音は?」

「私のスマホ…連絡機器です。先触れ魔法みたいな言葉を直接交わしたり、文字で交わす手段です。」

「よろしいのですか?お出にならなくて。」

「直接話す電話じゃなくて、メールなので急ぎではないと思いますが…っすみません、
サリアンさんの前ですが、やっぱり読ませて貰ってもいいですか?」

「ええ、どうぞ。」

「失礼します。」


誰かな?



えっ!!


かかか…神様?!

アドレス知らないっていうか、何でメール?

『久しぶり綾子さん。元気にしていますか?突然のメール驚かせてすみません。

異世界での生活は慣れてきましたか?

本来なら個人的な干渉はしてはいけないのですが、ひとつだけ謝罪させてください。

綾子さんが希望していた程々ほどほどの魔法についてですが、魔力設定を担当した新人が間違って程々とは程遠ほどとおい高魔力、全属性にしてしまいました。

魂と結合する魔力は一度設定すると二度と修正が効かないので、約束と違う結果になってしまいました。

さぞ、判定検査では驚かせてしまったことでしょう。

手続き上のこちらのミスで、このような結果となりまして本当に申し訳ありませんでした。

お詫びといっては何ですが、誠に勝手ながら異世界好きな綾子さん向けに、そちらの生き物に好かれやすい体質にさせて頂きました。


尚このメールに返信は不要です。

どうか、異世界で幸あらんことをお祈りしておます。

       雷夜の神 』


「……………。何故今このタイミングで?」

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