夢じゃなかった!?

Rin’

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エスリアール王城 出会い

腹ごなしは歌で1

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空に浮かぶ小島の水飛沫みずしぶきと虹を横目に滝音と風を切って上昇していく。


スティールの力強い羽ばたきを間近で感じた。



流れていくファンタジーな絶景に言葉もない。



・・・・・ほぉぁーーー。


すごい場所に行ってきたな。空に浮かぶレストラン。天空の庭スカイガーデン。



美味しかった食事、特にお肉とデザート美味しかった!景色も綺麗、サリアンさんの正体は魔族、しかも皇子様だった。

夢を叶える為に家を出て、実際に叶えてしまうなんて並大抵の努力ではなかったはすだ。本当にすごい。


さっきの神様からの突然メールには驚きを隠せなかった。仕方ないことは理解しても納得するには少し時間がいるかな。

支払いの話で、私のセレブ発言から異世界言語の話になって、まさか店名が変わることになろうとは。

何だかエリオットさんがお店の店名をやけに気に入ってくれて喜んでくれたから最終的にはまぁ、いっかぁと思ってしまった。

メールが届いた時の時間が12時20分。
今は半過ぎ位かな?ブルーローズにちょくで戻ったらまだ早いか。サリアンさんに聞いてみようかな。

「あの、サリアンさん?ブルーローズにこのまま戻ったらきっとまだ時間早いですよね?どこかで時間つぶしますか?」

「ええ、まだ調べてるでしょうね。スティールだと移動には然程さほど時間はかからないので、大体あと一時間は余裕がありますかね。」

「もし、良かったらですが、寄り道してエスリアール国内の人気のない森とかに行くことってできますか?」

「はい。すぐに寄れますよ。ラナンキュラスからもう少しでエスリアールですから。」


「大丈夫でしたか。良かったです。それならお願いしたいんですが、どこかエスリアール国内で、腹ごなしに森で歌ってもいいですか?

マジェストーラに行く前にどうにかエスリアール城外の外出先で聖獣様に歌っておきたいなと思ってたんです。」

「それなら、ラナンキュラスとエスリアールの国境寄りにある森のエスリアール側でも行きましょう。

あの辺は居住区でもありませんし、城からもかなり離れているのでスティールが降りても特に目立つことはないと思われます。」

「じゃあ、よろしくお願いします。」

「ここからなら、森まで3分位で着きますよ。」

「早っ!!」

「クス、スティールですから。」


「翼を持つ大型幻獣の中で、最も速く飛翔ひしょうするのがこの翼竜です。

ちなみに翼を持たない生き物で最も速く空を飛翔するのは伝説上、聖獣ブルードラゴンです。

そして、空を最も速くかけることができるのは聖獣麒麟きりんです。」

「へぇ~。そうなんですね。」

「アーヤさんの歌声を聴くのが楽しみです。」

「いや~、どうなりますかね。あまり期待されると緊張します。お…えっと、シオンさんと神託の泉で歌って以来、城内ではあの中庭で結界を展開して貰って一回、歌った位なのでまた、しっかり発声練習からしないと。」
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