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エスリアール王城 出会い
腹ごなしは歌で2
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いきなり本番は無理なので、最初は少し時間ください。
発声練習と違う歌を一曲歌ってから麒麟様用の歌にします。」
「時間のことはあまり気にしなくて大丈夫ですよ。ブルーローズに多少遅れても怒られはしないでしょう。ああ、でも…
もし、城に門限迄に帰らなかったらデュカーレ君に一緒に怒られましょうね。」
「えっ?!」
「さあ、森に着きましたよ。降りましょう。」
嫌だ!お兄ちゃんに怒られたくない。お兄ちゃんの説教は怖いのだ!
口調は丁寧で静かだけど、怒ってるのがヒシヒシわかるし、微笑みながらだから更に怖い。
絶対に門限迄にお城に帰らなきゃ。
ズシーン・・・
「ここも緑が深くて広い森。」
スティールはここに待機させておきます。少し離れた場所に移動しましょう。」
「わかりました。」
「では、降りましょう。掴まってください。」
「は、はい。」
また、近い~。わ、わわ。
サリアンに掴まった綾子だが、スティールの鞍から降りるには足場が悪くサリアンに横抱きにされて降りた。
「スティール、しばらくここで待っていてください。」
「待っててね。」
ステイ、待てね~。ふふ、竜に待てか(笑)
グウワルゥ~
「では、アーヤさん足元に気をつけてとりあえず向こうに行ってみましょう。」
「はい。」
サリアンさんの横を歩きながら考える。
発声練習して大地讃頌の前に何を歌おうか。う~ん。わざと讃美歌とか試してみる?でも歌詞スマホで見ながらじゃないといきなりは無理だし。
できれば歌詞をきちんと覚え直ししてからがいい。アメージンググレイスとかいいなぁ。英語でマスターしたい。
う~ん、今回は何にしよう。
森の中を歩きながら考える。できればポジティブに前向きになれるイメージの歌がいいなぁ。リズムいい系か、のびのび系か。
よし、リズムいい系でいこう。となりの○○○のさんぽにしようかな。
楽しい感じになれそうだし、森の中でちょうどいいかも。
「少し開けた場所に出ましたね。この辺はどうですか?」
「いいですね。ここにしましょう。」
「あの、サリアンさんは落ち着きそうな場所でどうぞ休んでいてください。座るには…服が汚れちゃいますか。木に寄り掛かっててもいいですし。」
「そうですね。では、私の好きな所で聴かせてて頂いてよろしいですか?」
「はい。」
「せっかくなので、アーヤさんの邪魔にならないようにしますからなるべく近く、この辺りに座ります。」
「えっ?!座ったら汚れちゃいませんか?」
「大丈夫です。クリーン魔法で汚れは取れますから。」
「へぇー、便利でいいですね。」
うっ、私の斜め横で超美形が本当に地べたに座ってる…。
座るポーズも何でただ座るだけなのに、様になるんだろう?モデルさんみたいな?気品が漂うのは何故?羨ましい。
発声練習と違う歌を一曲歌ってから麒麟様用の歌にします。」
「時間のことはあまり気にしなくて大丈夫ですよ。ブルーローズに多少遅れても怒られはしないでしょう。ああ、でも…
もし、城に門限迄に帰らなかったらデュカーレ君に一緒に怒られましょうね。」
「えっ?!」
「さあ、森に着きましたよ。降りましょう。」
嫌だ!お兄ちゃんに怒られたくない。お兄ちゃんの説教は怖いのだ!
口調は丁寧で静かだけど、怒ってるのがヒシヒシわかるし、微笑みながらだから更に怖い。
絶対に門限迄にお城に帰らなきゃ。
ズシーン・・・
「ここも緑が深くて広い森。」
スティールはここに待機させておきます。少し離れた場所に移動しましょう。」
「わかりました。」
「では、降りましょう。掴まってください。」
「は、はい。」
また、近い~。わ、わわ。
サリアンに掴まった綾子だが、スティールの鞍から降りるには足場が悪くサリアンに横抱きにされて降りた。
「スティール、しばらくここで待っていてください。」
「待っててね。」
ステイ、待てね~。ふふ、竜に待てか(笑)
グウワルゥ~
「では、アーヤさん足元に気をつけてとりあえず向こうに行ってみましょう。」
「はい。」
サリアンさんの横を歩きながら考える。
発声練習して大地讃頌の前に何を歌おうか。う~ん。わざと讃美歌とか試してみる?でも歌詞スマホで見ながらじゃないといきなりは無理だし。
できれば歌詞をきちんと覚え直ししてからがいい。アメージンググレイスとかいいなぁ。英語でマスターしたい。
う~ん、今回は何にしよう。
森の中を歩きながら考える。できればポジティブに前向きになれるイメージの歌がいいなぁ。リズムいい系か、のびのび系か。
よし、リズムいい系でいこう。となりの○○○のさんぽにしようかな。
楽しい感じになれそうだし、森の中でちょうどいいかも。
「少し開けた場所に出ましたね。この辺はどうですか?」
「いいですね。ここにしましょう。」
「あの、サリアンさんは落ち着きそうな場所でどうぞ休んでいてください。座るには…服が汚れちゃいますか。木に寄り掛かっててもいいですし。」
「そうですね。では、私の好きな所で聴かせてて頂いてよろしいですか?」
「はい。」
「せっかくなので、アーヤさんの邪魔にならないようにしますからなるべく近く、この辺りに座ります。」
「えっ?!座ったら汚れちゃいませんか?」
「大丈夫です。クリーン魔法で汚れは取れますから。」
「へぇー、便利でいいですね。」
うっ、私の斜め横で超美形が本当に地べたに座ってる…。
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