夢じゃなかった!?

Rin’

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エスリアール王城 出会い

先触れ魔法じゃなかった!?2

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「誰か先触れ送って来たのかな?もしかして、ラナ先生?」

「……………………………。」

「あれ?何も言わない?」
録音メッセージ失敗かな。

そのまま部屋の窓辺に入ってきたかわいいアニマルに近ずく。

「おーい、もしもーし?何か伝えにきたんじゃないの?だーれー?」

話しかても意味はないかもしれないけど、一応触らないようにしながら様子見してみる。

『ァ……ア…ヤ。』

「うん?何か言ってる?小さくて聞こえない。」

『ァーヤ!!』
あれ?この声ってルヴィ君?!
久し振り~。録音かもしれないが話しかける。

「ルヴィくん?久しぶり~。」

『アーヤ!!』

そうそう、少し不機嫌なツンデレ風味のこんな感じで呼ぶのはルヴィくんだ。うんうんと頷く。

『バカ!なんて格好をしているんだ!?早く服を着ろ!』


「へ?」

へ?私の格好?下着にキャミソールのみだけど。自分の格好を見る。今何て言った?服を着ろですと?まさかっ?!そんな!嘘だと言って!

クルッと背中を向けて気づいた。

この小鳥はリアルタイム通信?!
いーやーーー。ルヴィくんに見られてた!?

待て、待て私。悲鳴とかそんなキャピキャラじゃないし自分の歳を考えて。

「はぁ……。ちょっと待ってて。」

最初の思考とは裏腹に落ち着いた感じで話す私。だって、冷静になれば、オバサン枠に足を踏み入れている歳の、色気のないシンプルな下着姿だし、別に騒ぐ程のプロポーションでもないじゃない。

服はどれでもいいや。近いので。

「着替えたよ。」


『わ…か』

「え?聞こえない。ルヴィくんなんだよね?」

『悪かった!着替えをのぞくつもりはなかった。最近、腹黒担任アイツが不気味だからちょっとそっちの様子が気になったんだ。』

「別にわざとじゃないことぐらいわかってるから。怒ってないよ。少し、びっくりはしたけど。」

『いいか、アーヤ。これは先触__さきぶ__#れ魔法の使い魔じゃない。先見さきみ魔法の使い魔だ。』

「先触れ魔法事態、一回しか見たことないし、ぱっと見どちらかなんてわからないよ。

わかってたらあんな格好で出迎えないもん。」


『先見魔法は、使い魔の目を通して遠方の情景を見ることができる。送り主から語りかければ使い魔を通して会話もできる。』

「そうなの?窓辺に飛んできた小鳥が魔法だとは気づいたけど先触れか、先見かは判断が難しい。」

『使い方によってはどこで、誰がこれからは盗み見るかわからないんだからアーヤが用心しないとダメだからな。窓を解放したままで着替えなんて今後、絶対、ダメだ。階の高さなんか関係ないからな。』

「何かごめんね。心配してきてくれたのに、見苦しいものを見せてしまって。」

『べ、別に見苦しくな…「いいの、自分でも貧相なのはわかってるから。」』

『わかってない。』

「ちゃんとわかってますー。はい、その話はおしまい!」

『なっ。もう、いい。』
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