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帰り道、天才と凡人
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「大学生には二種類いる! 就職を早く決める奴と、最後まで決まらない奴だ! 決まる奴は、早いうちから情報を集め、かつしっかりと行動している。だが、決まらない奴は情報を集めるだけ集めて、それで満足して何も行動しない。いいか、行動しろ! 動いた奴が勝つ!」
比較的面白いキャリアの講義。今まではちょっとした息抜き程度に聴いていたが、それも他人ごとではなくなってきた。もうそろそろ動かなくては。迫る就職。近づく苦難の始まり。爪を研ぎ、息をひそめ、一瞬の隙をついて自分を殺そうとする何かに、常に怯える生活の幕開け。来る未来を想像した優作は、ゴクリとつばを飲み込んだ。
ゴーン。
今日のすべての講義が終わった。優作は速やかに道具をリュックにしまい、素早く講義室の出口へと到達した。
ガチャッ。
「あ、来たね優作」
目の前にいたのはアンだった。さわやかな風が赤髪とダッフルコートをなびかせ、西に傾いた太陽の光が芝生によって乱反射している。
……あれ?
おかしい。自分は確かに講義室から外に出た。玄関からは出ていない。だが、これは明らかに屋外……。
「これがちょこっと空間をいじる魔術の本来の使い方だよ」
混乱する優作に、アンはいつもの調子で話し始めた。
「……まさか、俺が前に使ったっていう魔術が、これ、なのか?」
「そう。しっかり使うとこんな感じになる」
「は、はあ……」
優作のなんとも言えない感情を全く気にせず、アンは満足そうに笑っている。そう、アンはいつも笑っている。なんでいつも笑っていられるのか。
「さて優作、帰ったらどうする? 鍛練にする? 勉学にする?」
目をキラキラさせながら、スパルタ教育じみた言葉を発するアン。
「……毛布にくるまります」
朝はあんなにいい気分だったが、先ほどのキャリアの授業のせいで吹っ飛んでしまった。考えてみれば、この世界では魔法では食べていけない。役に立つかもしれないが、何かしらの職業につかないといけないことには変わりないのだから。そう思うとどっと疲れてきた。
「仕方ないねえ。まあ、今日は初日だし、疲れていても仕方ないよね。さあ、帰ろう」
差し伸べられた手を取り、絨毯に乗る優作。
「じゃあ、行くよ!」
アンの一声と共に、絨毯はぶわっと浮かび上がった。
ビュウウウウウウウウウウウ!
アンの絨毯は、相変わらず暴音を立てながら、パワフルに進んでいく。まるで、あらゆる障害物をはねのけて自由に進むアンそのもののように。
「……なあ、アン。魔法使いって、どういう職業なんだ?」
「へー、いっつも叫んでばっかりなのに、今は飛行中でも話せるんだね!」
「もう慣れたっぽい。それはそうと、どういう職業なんだ?」
「あー……。……正直、人によって変わるかな」
「そうなのか……」
「ロイラン出身者、特にロイラン一院卒業生なら、他の国のロイヤルウィザードとか、ギルドのアークウィザードとして仕官したりするかな。そこらへんなら、上手くいけば諸侯クラスの地位まで出世できるしね。あとは魔術の研究者になる人も多いよ。まあ、それは一院より二院の方が多いけどね。そういうエリートコースじゃなくても、だいたいロイラン出身者はどこでも魔法を使う人材として、薬師とか風の司とか、まあ、売り手市場だね」
「随分といい職業なんだな」
「だって、ロイランは魔法使いの輸出が一大産業だからね」
アンが、やや眉をひそめた。人材の輩出を“輸出”と表現するとは。故郷への不満は相当なものだのだろう。
「職種とかは分かったけど、具体的にどういう仕事をするんだ?」
「お! もしかして優作、魔法使いの仕事に興味を持ってきたのかな?」
アンの顔が急に明るくなった。こうなると暴風が吹き荒れるのは必至なので、どうにか事前に対策を打たないといけない。
「勘違いしないでくれ。俺は魔法使いを本業にするつもりはない。副業とか、仕事のサポートになら役立つと思うけど。第一、この世界で、どうやって魔法で食っていくんだよ」
「……あ。そこらへん考えてなかったわ」
おいおい大丈夫か? 魔術師さん。などという突っ込みを我慢し、改めて質問する。
「で、どういうことをするんだ?」
「いろいろあるよ。ロイヤルウィザードは王国や帝国、アークウィザードはギルド、傭兵隊、豪商、豪農なんかの顧問魔法使いだね。その中でも位が高め、主に幹部になってる魔法使いのことを言うかな。占いをしたり、調停したり、たまに戦争の指揮を執ったり、直接戦ったり、魔法で解決すること全部をいろいろやる人たちだね。もっとも、そんなお偉いさんは滅多に仕事をしなくて、部下に仕事を押し付けてるらしいけどね。あと需要があるのは風の司みたいな航海士とか、薬師みたいな医療従事者とか、あとは魔法道具の商人とか。ほんと挙げるときりがないよ」
「なるほど。なら、もしアンが故郷を抜け出さなかったら、どういう職業についていたんだ?」
「うーん……。そうだねぇ……。まあ、魔導王とかになってたのかな?」
「…………は?」
さっきまで割とついていける内容だったが、急に強そうな名前が出てきた。
「その、“魔導王”って、どういう……?」
「うーんとね、簡単に言うと、“臣下の位から離れた魔法使い”だね」
「ごめん、よくわかんない」
「そうか。こっちには臣下と君主とかいう考え方はないんだもんね。なら簡単に説明するよ。大きな帝国なんかに仕えるロイヤルとか、そういうところと関係の強いギルドのアークなんか、あとは将来が有望な魔法使いとかは、たまに領地を与えられるんだよね。で、魔術の腕で領地の開発とか経営を任せられるの」
「はー、つまり、そういう魔法使いのことを“魔導王”って言うんだな」
「いやいやいや、領地を与えられるだけじゃ位は『太守』、俗に魔導卿とか言われるね。諸侯の仲間入りは出来るけど、まだ臣下であることに変わりない。魔導王っていうのは、魔導卿の中でも特に実力のある人間が、力を持ちすぎて一国の主、つまり君主にまでなってしまったものなの」
「……ちょっと待て。つまりアンは、もうどっかの家来とかじゃなくて、ささっと国の王様とかになれていたってことか?」
「そういうことになるね。まあ、この世界での国は、私の世界で言う帝国クラスだから、国王と言ってもここでいう都道府県くらいの規模だけどね」
「……つまり、アンは、“天才の中の天才”で、“超絶エリート”ってことか?」
優作がぼそっと呟いた瞬間、アンの顔が少し暗くなった。
「そういう言われ方は嫌いだな……。別に官位に興味があるわけじゃないし、卒業時に領地が与えられることを勝手に決めて、手続きを進めてたのも一院のジジイ達だし……。まあ、気に入らない魔導王たちを完膚なきまで叩き潰してたのは半ば趣味だったけどね。……ただ、今は少し、官位が欲しくなったかな?」
「どうして?」
優作が問うと、アンの顔は再び明るくなった。
「だって、『大風師・ヴィヴィアン』って名乗るより、『大風王・ヴィヴィアン』って、優作に名乗れたほうがかっこいいじゃない?」
とてもさわやかな笑顔をしていた。明るくて、気持ちの良さそうな顔。同時に、優作には別の、そして正反対の感情が湧き上がった。
「……なんだよそれ」
アンはエリートなんだ。自分とは違う。何もなくて、必死に何かを掴もうという人間じゃない。アンは、はじめからすべて持っていた。そして、何もしなくても、筋道のある、エリート街道を突っ切れたんだ。それもただのエリート街道じゃない。王様にもなれるほどの道が、はっきりと用意されていた。それなのにアンは……。
「……どうして、どうして捨てるんだよ」
「ん? どうしたの優作?」
声が小さくてアンは聞き取ることができなかった。
「だから、どうしてアンは——」
バコン!
その時、絨毯が急停止した。
「ぐはっ!」
「あ! ごめん優作! 話に夢中で、ほんとはもっと緩やかに止まるつもりだったんだけど、このままだと通り過ぎちゃうから、急いでブレーキをかけたんだよね! 大丈夫?」
「……まあ、大丈夫だよ」
アンがアンであることに変わりはない。だが、今の話を聞いた後、果たしていつものように接することができるだろうか? 優作はなんとも言えない感情を抱えながら、急停止した絨毯の上で伸びていた。
比較的面白いキャリアの講義。今まではちょっとした息抜き程度に聴いていたが、それも他人ごとではなくなってきた。もうそろそろ動かなくては。迫る就職。近づく苦難の始まり。爪を研ぎ、息をひそめ、一瞬の隙をついて自分を殺そうとする何かに、常に怯える生活の幕開け。来る未来を想像した優作は、ゴクリとつばを飲み込んだ。
ゴーン。
今日のすべての講義が終わった。優作は速やかに道具をリュックにしまい、素早く講義室の出口へと到達した。
ガチャッ。
「あ、来たね優作」
目の前にいたのはアンだった。さわやかな風が赤髪とダッフルコートをなびかせ、西に傾いた太陽の光が芝生によって乱反射している。
……あれ?
おかしい。自分は確かに講義室から外に出た。玄関からは出ていない。だが、これは明らかに屋外……。
「これがちょこっと空間をいじる魔術の本来の使い方だよ」
混乱する優作に、アンはいつもの調子で話し始めた。
「……まさか、俺が前に使ったっていう魔術が、これ、なのか?」
「そう。しっかり使うとこんな感じになる」
「は、はあ……」
優作のなんとも言えない感情を全く気にせず、アンは満足そうに笑っている。そう、アンはいつも笑っている。なんでいつも笑っていられるのか。
「さて優作、帰ったらどうする? 鍛練にする? 勉学にする?」
目をキラキラさせながら、スパルタ教育じみた言葉を発するアン。
「……毛布にくるまります」
朝はあんなにいい気分だったが、先ほどのキャリアの授業のせいで吹っ飛んでしまった。考えてみれば、この世界では魔法では食べていけない。役に立つかもしれないが、何かしらの職業につかないといけないことには変わりないのだから。そう思うとどっと疲れてきた。
「仕方ないねえ。まあ、今日は初日だし、疲れていても仕方ないよね。さあ、帰ろう」
差し伸べられた手を取り、絨毯に乗る優作。
「じゃあ、行くよ!」
アンの一声と共に、絨毯はぶわっと浮かび上がった。
ビュウウウウウウウウウウウ!
アンの絨毯は、相変わらず暴音を立てながら、パワフルに進んでいく。まるで、あらゆる障害物をはねのけて自由に進むアンそのもののように。
「……なあ、アン。魔法使いって、どういう職業なんだ?」
「へー、いっつも叫んでばっかりなのに、今は飛行中でも話せるんだね!」
「もう慣れたっぽい。それはそうと、どういう職業なんだ?」
「あー……。……正直、人によって変わるかな」
「そうなのか……」
「ロイラン出身者、特にロイラン一院卒業生なら、他の国のロイヤルウィザードとか、ギルドのアークウィザードとして仕官したりするかな。そこらへんなら、上手くいけば諸侯クラスの地位まで出世できるしね。あとは魔術の研究者になる人も多いよ。まあ、それは一院より二院の方が多いけどね。そういうエリートコースじゃなくても、だいたいロイラン出身者はどこでも魔法を使う人材として、薬師とか風の司とか、まあ、売り手市場だね」
「随分といい職業なんだな」
「だって、ロイランは魔法使いの輸出が一大産業だからね」
アンが、やや眉をひそめた。人材の輩出を“輸出”と表現するとは。故郷への不満は相当なものだのだろう。
「職種とかは分かったけど、具体的にどういう仕事をするんだ?」
「お! もしかして優作、魔法使いの仕事に興味を持ってきたのかな?」
アンの顔が急に明るくなった。こうなると暴風が吹き荒れるのは必至なので、どうにか事前に対策を打たないといけない。
「勘違いしないでくれ。俺は魔法使いを本業にするつもりはない。副業とか、仕事のサポートになら役立つと思うけど。第一、この世界で、どうやって魔法で食っていくんだよ」
「……あ。そこらへん考えてなかったわ」
おいおい大丈夫か? 魔術師さん。などという突っ込みを我慢し、改めて質問する。
「で、どういうことをするんだ?」
「いろいろあるよ。ロイヤルウィザードは王国や帝国、アークウィザードはギルド、傭兵隊、豪商、豪農なんかの顧問魔法使いだね。その中でも位が高め、主に幹部になってる魔法使いのことを言うかな。占いをしたり、調停したり、たまに戦争の指揮を執ったり、直接戦ったり、魔法で解決すること全部をいろいろやる人たちだね。もっとも、そんなお偉いさんは滅多に仕事をしなくて、部下に仕事を押し付けてるらしいけどね。あと需要があるのは風の司みたいな航海士とか、薬師みたいな医療従事者とか、あとは魔法道具の商人とか。ほんと挙げるときりがないよ」
「なるほど。なら、もしアンが故郷を抜け出さなかったら、どういう職業についていたんだ?」
「うーん……。そうだねぇ……。まあ、魔導王とかになってたのかな?」
「…………は?」
さっきまで割とついていける内容だったが、急に強そうな名前が出てきた。
「その、“魔導王”って、どういう……?」
「うーんとね、簡単に言うと、“臣下の位から離れた魔法使い”だね」
「ごめん、よくわかんない」
「そうか。こっちには臣下と君主とかいう考え方はないんだもんね。なら簡単に説明するよ。大きな帝国なんかに仕えるロイヤルとか、そういうところと関係の強いギルドのアークなんか、あとは将来が有望な魔法使いとかは、たまに領地を与えられるんだよね。で、魔術の腕で領地の開発とか経営を任せられるの」
「はー、つまり、そういう魔法使いのことを“魔導王”って言うんだな」
「いやいやいや、領地を与えられるだけじゃ位は『太守』、俗に魔導卿とか言われるね。諸侯の仲間入りは出来るけど、まだ臣下であることに変わりない。魔導王っていうのは、魔導卿の中でも特に実力のある人間が、力を持ちすぎて一国の主、つまり君主にまでなってしまったものなの」
「……ちょっと待て。つまりアンは、もうどっかの家来とかじゃなくて、ささっと国の王様とかになれていたってことか?」
「そういうことになるね。まあ、この世界での国は、私の世界で言う帝国クラスだから、国王と言ってもここでいう都道府県くらいの規模だけどね」
「……つまり、アンは、“天才の中の天才”で、“超絶エリート”ってことか?」
優作がぼそっと呟いた瞬間、アンの顔が少し暗くなった。
「そういう言われ方は嫌いだな……。別に官位に興味があるわけじゃないし、卒業時に領地が与えられることを勝手に決めて、手続きを進めてたのも一院のジジイ達だし……。まあ、気に入らない魔導王たちを完膚なきまで叩き潰してたのは半ば趣味だったけどね。……ただ、今は少し、官位が欲しくなったかな?」
「どうして?」
優作が問うと、アンの顔は再び明るくなった。
「だって、『大風師・ヴィヴィアン』って名乗るより、『大風王・ヴィヴィアン』って、優作に名乗れたほうがかっこいいじゃない?」
とてもさわやかな笑顔をしていた。明るくて、気持ちの良さそうな顔。同時に、優作には別の、そして正反対の感情が湧き上がった。
「……なんだよそれ」
アンはエリートなんだ。自分とは違う。何もなくて、必死に何かを掴もうという人間じゃない。アンは、はじめからすべて持っていた。そして、何もしなくても、筋道のある、エリート街道を突っ切れたんだ。それもただのエリート街道じゃない。王様にもなれるほどの道が、はっきりと用意されていた。それなのにアンは……。
「……どうして、どうして捨てるんだよ」
「ん? どうしたの優作?」
声が小さくてアンは聞き取ることができなかった。
「だから、どうしてアンは——」
バコン!
その時、絨毯が急停止した。
「ぐはっ!」
「あ! ごめん優作! 話に夢中で、ほんとはもっと緩やかに止まるつもりだったんだけど、このままだと通り過ぎちゃうから、急いでブレーキをかけたんだよね! 大丈夫?」
「……まあ、大丈夫だよ」
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