【完結】死合わせの国〜永遠にしあわせを〜

BBやっこ

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国の始まり

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「なぜ?死んでいれば問題ない!」

問題は、死への抵抗だった。


「死んでいるだけで、腹が減っても病気になっても!」
「死ぬ事はない?」

「そうだ!分かっているだろう?死んでいてもう一度、死ぬ事はない。」
「しかしだな。」

議会でも、決定しない。
理解していても、なぜこんなに拒否するのだろうか?疑問しかない。

「それが分かっていて、何故受け入れられない?
人は誰でも死ぬ。しかし、死霊魔法で死は遠いものではなくなりというのに。」

なかなか、受け入れられないのは歴史が証明している。
死霊魔法を忌避する文化が、教義が二の足を踏ませるのか?

「私が、それを変えてみせる。」

そして、統治者として認められた私が
死霊魔法による領民の統治を始めた。

「新しい歴史の始まりだ。」



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