【完結】神託ですので結婚しなさい。ハ？許すと思ってんのか。アンタを家族に迎えません。

信仰は自由

1回目の結婚は、3人一緒だった。

2回目、3回目としたのでもう結婚式を挙げる事はないだろう。
そう、妻達と話していた。

いわゆる、一夫多妻というものに当てはまる僕の結婚。
その中には、政治的なものや権力がらみがあるものの

相思相愛、納得して妻になってもらった。

それぞれを尊重し、信条や宗教と憧れを詰めた式を挙げた。


子どもの事や、商売。これからの勉強内容など相談して
みんなで仲良く暮らしていこうと努力している。


たまの喧嘩もあるけど、それを込みに5人との結婚生活は順調だった。


「また、新しい婚約者が出てくるかと思っていましたが」
「それは流石に」


そんな穏やかな生活に、フラグというものが立った。

突如として、グサリと高いところから降ってくるが如く。